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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:~2006年 映画・SF、ファンタジー
☆ファイナル・カット☆(2004)(94分)
オマー・ナイーム監督 ロビン・ウィリアムズ・・・・・・・・・・・アラン・ハックマン ミラ・ソルヴィノ・・・・・・・・・・・・・ディライラ ジム・カヴィーゼル・・・・・・・・・・・・フレッチャー ジュヌビエーヴ・ビークナー・・・・・・・・イザベル ストーリー 近未来では脳に埋め込んだチップに個人の生涯を記録し、死後編集された映像を追悼会で流すのが流行していた。編集者のアラン(ロビン・ウィリアムズ)は大物弁護士の依頼を受けるが、かつての同僚にチップを譲れと脅される・・・。 ~~~~~~~~ チップを埋め込み自分の人生を記録する。 そんな事をしたいと思うかな? まず、その設定に違和感を覚えるんだけど。 自分が死んじゃったら、自分じゃ見ることできないし。 残された人が見るのって嫌じゃない? しかし、とにかくこの近未来ではそういう事が流行している。 別に政府に強制されるとかというのではないので、「流行」なんだと思う。 そして、そのために膨大な記録を編集する編集者という仕事が出来上がったのだ。 アランは、売れっ子編集者。 不要な部分はカットし、故人がいい人だったとそういう記録に編集する。 どんな悪人でもだ。 彼はいうんだけど「この仕事は死んだ人間の罪を食い、魂を清める仕事でもある」と。 もちろんチップを埋めることに反対する人々もいるし、若者達は顔にタトゥーを入れている者がいる。 最初はそれは、近未来の若者の流行だと思ったのだけど、そのタトゥーには意味があったのだよね。 タトゥーをすると、チップに記憶を残さないらしい。 大物弁護士のチップに関する、元同僚・フレッチャーとの争いがメインではないみたいだ。 もちろん、部屋をあらされたり追いかけられたりするんだけどね。 でも、映画の冒頭に見せるアランの少年の頃の記憶。 彼はそれを追い求めることになるんだけど、その方が見終わって印象に残ると思う。 記録は記録、記憶とは違う。 記憶ってあいまいで、主観が入ったり間違っていたりするものだ。 その記憶を追い求める、私達は何かきっかけでもあれば別だが、自分の記憶が正しいと思っているものね。 また思い出せないことが数々あって、もやもやしたまんまとか・・ね。 ~~~~~~~~~~~~ ロビン・ウィリアムズ、やっぱりうまい役者でしょう。 コミカルな役から、サスペンスの犯人の役まで様々な役をこなす事ができる。 今回は編集者って葬儀屋さんのような仕事なんで、落ち着いていて感情を面に出さない。 でも、自分の少年時代の記憶にはすごいこだわっているっていう感じね。 そこそこ面白いかな~という感じだけど、この近未来を味わってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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