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以前書いたものを移しました ☆ミスティック・リバー☆(2004) 監督クリント・イーストウッド 主演ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン ほかに、モーフィアスのローレンス・フィシュバーンなど。 ストーリー 子供のとき遊んでいるときに、一人の少年(デイブ)が誘拐された。 言葉巧みに車に乗せられ、それをなすすべもなく見送る残った二人の少年、ジミーとショーン。 デイブは、四日後に無事に救出された。 そして25年後、この3人が殺人事件を通して再び深くかかわりを持つことになる。 ある夜、デイブ(ティム・ロビンス)は手に傷を負って血だらけで帰宅する。驚く妻に、「もしかしたら、男を殺したかもしれない」と。 翌朝心配しながら新聞を見る妻、しかしそこには男の死体が発見という記事は載っていなかった。 そんな時、警察に血だらけの車があると通報が入る。 その事件を担当するのが、ショーン(ケビン・ベーコン)と相棒のホワイティ(ローレンス・フィッシュバーン)。 そして、その被害者がジミーの先妻との娘ケイティ。 ジミー(ショーン・ペン)の娘に対するあふれるばかりの愛情は、犯人をなんとしても探し出すと決意させる。 謎解きと、子供時代の忌まわしい事件から来る人生模様。 謎解きの結末は、見てのお楽しみ。 私としては、犯人の動機が・・・・ 違う理由を考えたもので、ちょっとね。 その謎解きから浮かび上がる、ジミーの人生。 また不審な行動を取っているデイブの心の闇。 あくまで、冷静に事件を見ようとする刑事のショーン。 そして、ジミーとデイブのそれぞれの妻たち。 この二人の妻も良かったね。 ああ。でもショーンの妻は、家出中で無言電話をしてくるんだけど、これは事件とは関係ないと思うんだけど・・? ショーン・ペンの演技は、確かに、愛情、憎しみ、苦悩、どれを取っても良かったと思う。 わかりやすいしね。 しかし、難しい役のティム・ロビンスは、もどかしさもあいまってかなり良かったのではないかな。 「あの子供のときの事件で、助け出されたデイブは別人になった」というくだりが、彼の心の傷を物語っているね。 もどかしいと言うのは、もやもやした彼の行動とか苦悩のせい。 しかし、そのもどかしさが、余計に彼の傷口の深さを教えてくれる。 ケビン・スペイシーは、あくまで刑事役に徹していてかっこよかったけどね。 ここでも問われる「銃社会」。 そして「暴力」 「悪を暴力で制する」恐ろしさ。 最後のほうでジミーとその妻の会話はアメリカを象徴しているのかもしれない・・・(考えすぎか?) 私としては、なんだか、納得できないんだけど。 女の(妻の)守りの本能というのは、恐ろしいものなんだね。 エンディングは、もう犯人もわかってさてどうするのかなと思っていたんだけど。 この先彼らはどう生活していくのかな・・・って考えちゃった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.27 23:35:45
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