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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
この作品も昨年12月に公開されています。
こちらでも上映が始まりましたので、見てきました。 ジュディ・デンチがよかったですよ~。 コミカルなところも多く、舞台でのミュージカルシーンもあり、また反戦映画でもありますね。 まだDVDの予約は始まっていないんですが、サントラはお先に出ているのですね。 サントラ ☆ヘンダーソン夫人の贈り物☆(2005) スティーヴン・フリアーズ監督 ジュディ・デンチ・・・・・・・・・・・・・・・ローラ・ヘンダーソン ボブ・ホプキンス・・・・・・・・・・・・・・・ヴィヴィアン・ヴァンダム ウィル・ヤング・・・・・・・・・・・・・・・・バーティ クリストファー・ゲスト・・・・・・・・・・・・クロマー卿/トミー ケリー・ライリー・・・・・・・・・・・・・・・モーリーン ストーリー 1937年、富豪の夫に先立たれ莫大な遺産を受け継ぐことになった未亡人のローラ・ヘンダーソン。遺産の使い道としてソーホーの中心にあったウィンドミル(風車)劇場を買い取ることを思いつく。そして、支配人として雇ったヴィヴィアン・ヴァンダムと二人三脚で、劇場経営に乗り出した。それは、当時の上流階級の女性としてはあまりにも型破りな行動だった。当初はヴァンダムが提案したノンストップ公演が受けて上々の滑り出しをしたものの、次第に客足は落ち込み、経営は苦しくなっていく。そこで夫人は、女性の裸をステージで見せることを提案する。常識的には不可能なこのアイデアだったが、夫人は幼なじみだった役所の担当官を丸め込み、女性が動かないことを条件に許可を取り付けるのだった。前代未聞の“ヌードレビュー”はセンセーションを巻き起こし興行は盛況を博す。そんな中、街には戦争の足音が迫ってくる…。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ このジュディ・デンチと支配人のボブ・ホプキンスの掛け合いが楽しいのです。 夫人に劇場のことに口出しさせないと約束させたものの、彼女はあの手この手で劇場に入り込もうとするその行動力^^) 中国人に化けて顔を白塗りにしてカツラをかぶって入り込もうとしたり、熊のぬいぐるみで現れたり(笑) かわいいのですよね~~。 それに対する支配人も、本当に大変な人だ!といいながら、彼女を信頼し彼女の行動力も認めているわけです。 この二人の微妙な関係が、いいのですね~。 支配人は彼女を仕事仲間であり同志と思っているのですけど、夫人の方はその思いは友情以上のものが混じっているようで、そこも女性らしいかと^^) この二人のほかに、夫人が気楽に「トミー」と呼びかけることができるクロマー卿。 堅物のお役人なんだけど夫人の「本当に心配性なんだから」といわれたりしながらも、彼女のよき理解者であろうとしています。 理解者というよりも彼女に押し切られる形ですけど(笑) また、このレヴューのトップスターのモーリーン。 ケリー・ライリーが演じているのですが、ケリーは「スパニッシュ・アパートメント」に出ていました。たぶん、イギリス娘の役なんだと思うのですが、あんまりこのときの印象ってないんですよね。 今回のこのモーリーンでは、なかなか美人だしスタイルもよいと思いました。 この話は実話なのだそうですね。 戦争が激しくなる中、劇場を維持し続けた夫人の思いが胸に迫ります。 政府から、劇場の前に人が集まりすぎて危険だと劇場の閉鎖を言われたときに、彼女が取り囲む人々の前で語る話には涙が流れました。 彼女もひとりの母親ですから・・・ 若い人々が戦地に赴くことを、つらく感じていたでしょう。 ~~~~~~~~~~~ ジュディ・デンチ、この映画のときに70歳だったそうで、ちょうどヘンダーソン夫人の年齢にほぼかぶるのです。 かわいい年のとり方だと思いますねえ。 好奇心と恋する気持ちを忘れない、かわいらしさ^^) 「007」のM役が最近の彼女の顔ですけど、私は「ラヴェンダーの咲く庭」の彼女も思い出していました。 「ラヴェンダーの咲く庭」の彼女は、実はあまりにも少女の気持ちを持った老女でやや引き加減で見ていました。 今回のヘンダーソン夫人は、少女っぽさもあるのですがそこには人生の重みもしっかり感じさせるのです。 ジュディ・デンチが軽やかにそして楽しんで演じた役ではないかと思います。 衣装も素敵でね~♪ 衣装といえばステージの踊り子たち。 彼女たちをオーデションしたときに、監督が選んだ点はやっぱり当時の踊り子たちを再現できる女性ということだったのですね。 今のダンサーの筋肉質の体ではなく、当時の女性のぽっちゃりした体形、足も太くてね(笑) そういうことを要求して体を鍛えることをやめさせたようですが、この映画の彼女たちとても女性らしい体つきで、素敵でしたよ♪ 絵画として見せるヌードは、美しいですよ^^) ボブ・ホスキンスは、どこかで見た顔と思っていたんですが、ちょっと古いですが「スーパーマリオ」のマリオだったんですね。 最近では「ステイ」や「ダニー・ザ・ドッグ」「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~」に出ていますね。 監督は「堕天使のパスポート」「クィーン」 今回この「クィーン」がアカデミー賞に6部門でノミネートされていますよね。 そちらのほうも気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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