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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
☆しゃべれども しゃべれども☆(2007)
平山秀幸監督 国分太一 香里奈 森永悠希 松重豊 八千草薫 伊東四朗 ストーリー 今昔亭三つ葉(国分太一)は、二つ目の落語家。普段から着物をまとい、落語は古典だけと決めている。同期の噺家たちは時代遅れだと笑うが、変える気はない。しかし、高座にあがっても客はまばらで、真打には程遠い。師匠の真似ばかりで、自分の落語を見つけられずにいる。師匠が講師を務めるカルチャースクールの話し方教室に同行した三つ葉は、生徒の中に無愛想だが美人、まるで黒猫のような容姿の女性、十河五月(香里奈)を見つけ・・・。 ~~~~~~~~~ 古典落語を愛する三つ葉が開く話し方教室に集まる生徒は、美人だけど無愛想な十河五月、元プロ野球選手で解説者だけど解説ベタの湯河原太一、大阪から転校してきて大阪弁のためにクラスになじめない口達者な小学生の村林優という全くバラバラな面々。 三つ葉の師匠が伊東四朗。 三つ葉の母親が八千草薫。 派手さはないけど、おもしろかった。 そして落語って面白いと興味がわく。 この監督、「やじきた道中 てれすこ」を撮った監督ですね この映画で演じられる落語は「まんじゅうこわい」と「火焔太鼓」 「まんじゅうこわい」は聞いたことがありますが「火焔太鼓」はよく知らなかったのです。 落語を知っているともっと面白いかもしれないですね^^) しかし、私は始めて知りました。 落語というのは、演じる人によって違いがあるんですね。 大筋のストーリーは同じでも細かいところはその人の語りにまかされるものなんですね。 だからそれぞれの落語家で面白みが違うというわけなんですよね。 最近、伊東四朗さんが何かの映画賞を受賞しました(詳しい賞の名前忘れてしまいました) この映画での演技も評価されていたと思います。 落語家じゃない方が落語家を演じるということで、相当プレッシャーだったことでしょう。 しかし、師匠ってこういう感じなんだなあとよくわかりましたよ。 うん、さすがですね、伊東四朗さん^^) 主役の国分君は、最近は「オーラの泉」でちょくちょく顔を見ますがそういうときの顔と全く違う役だったように思います。 私はなんだかもっとよわっちい役なのかと思っていたんですが、結構悩みながらも強気なところのある若手落語家でした。 小学生のエピソードが面白く、こまちゃっくれたこの子が楽しかったですよ~。 そして、ちょっと三つ葉と十河五月の恋模様も入ってきてね^^) 元野球選手と小学生のかかわりもよかったんですけど、この湯河原が落語を演じるのを見たかったような気もしましたけどね。 この湯河原がどうしてこの落語家の話し方教室に参加するのか、もう少し何か欲しかったかな。 十河の参加はまあ行きがかり上わかるし、小学生もわかるんだけどね。 元アナウンサーの話し方教室とかなら、もっと役にたつんじゃないかと思ったりもしたので(笑) 東京の下町の風景やあさがお市とかほうずき市とか、よかったですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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