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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:2009洋画
久しぶりにレンタルショップに行ったのだ。
もしかすると2年ぶりぐらいかも・・・ 「ダークナイト」が全部借りられていて内心「よしよし!GOOD!」と思ったのよ(笑) 映画館で見てなかったら、ぜひレンタルでもいいから見てほしいヒース・レジャー♪なわけですよ~。 それで、私はというと前からリストアップしてあったDVDを見つけたので借りてきた。 「迷子の警察音楽隊」と「ナルコ」だよ。 どちらも面白かったわ~。 というわけで、まずはこちらから ☆迷子の警察音楽隊☆(2007) エラン・コリリン監督 サッソン・ガーベイ ロニ・エルカベッツ サーレフ・バクリ ストーリー 文化交流のためにイスラエルに招かれてやってきたエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊。なぜか空港に出迎えはなく、自力で目的地にたどり着こうとするうちに、彼らは一文字間違えてホテルすらない辺境の町に迷い込んでしまう。そこで食堂の美しい女主人に助けられ、地元の人の家で一泊させてもらうことに。でも相手は言葉も宗教も違い、しかも彼らアラブ人と長年対立してきたユダヤ民族。空気は気まずく話は全くかみ合わない。しかし、一人が「サマー・タイム」を口ずさんだ時、その場の空気が変わってゆく。国を超えて愛されきた音楽の数々、それらが彼等の心を解きほぐし・・・愛や友情に、家族について語り合う、忘れられない一夜がはじまる。 ~~~~~~~~~~~ 見知らぬ土地で迷子になって不安でいっぱい(まあ彼らは仲間がいるけど) 親切な人に出会って一晩泊めてもらうけど、その気まずさがじわじわと・・・ なんだか私まで一緒に迷子になったような気持ちになるのよね(笑) 出だし、バスが動き始めるとそこに取り残された音楽隊の面々が見えてくる。 がらんとした空港。 うわ~~、何か悲惨な事になりそうだと心細くなる。 自力で頑張るという隊長の頑固さが、この先を予感させるしね。 なんとか行き先のバスに乗り、降り立つとそこは荒涼とした砂漠の真っただ中。 何もない。 ボーゼンとする隊員たちが、荷物を引きずりながら小さな町に向かう。 このシーンも面白悲しなのだ(>_< ) 自分のことのように不安になる出だしでしょ^^;) しかし、その街での一晩はほのぼのさせてくれるよ。 親切にも食堂の女主人が彼らを分散させて泊まらせてくれる。 お互いに通じない言葉を片言の英語におき替えて、ボツボツと会話が進む。 皆まじめな隊員たちで、陽気なやつは一人もいないのよ。 迷子になった不安と、外国での家庭に泊めてもらう緊張などが伝わってくる。 迎える側も狭い家に見知らぬ外国人がにこりともせずに座っているんじゃ、居心地も悪かろう。 ぎくしゃくとした雰囲気が伝わってくる。 でも、「サマー・タイム」で男たちが声を合わせて歌うことで、ほんの少しだけど(ホントにほんの少しなんだけど)和むんだよね~。 音楽って世界共通なんだなあ~~。 一方、女主人の家に泊まったのは頑固な隊長と一番若いカーレドという隊員。 女主人に誘われ小さな町に繰り出すことになる隊長。 女主人の人恋しさが、感じられる。 気丈にがんばっているんだけど、孤独なんだよね~。 カーレドは食堂にいた若者のデートにつきあうことになる。 デート未経験の彼の為に、手ほどきするローラースケート場でのシーンは良かった^^) 思わずニヤニヤしちゃう、かわいいし~。 その夜の女主人の寂しさは癒されるのだけど・・・まあ隊長は残念だったかな?? 彼らが去る翌朝、女主人はバイバイと手を振る。 隊長は控えめに小さく手を振って、隊員にも手を振るように促す。 ちょっと控え目な隊員たちの挨拶もまた、彼ららしくて面白い。 カーレドだけは、元気良く手を振っていたけどね(笑) この町の人々は、この警察隊が去っても変わらない生活を送っているだろうねえ。 また警察隊の面々も変わらないだろうなあ。 特別に何かすごいことが起きるわけでもなくむしろ淡々としているんだけど、なんだか面白いそんな映画だった。 警察音楽隊の音楽が、伝統的なエジプト音楽だというのが又面白いね。 日本の警察音楽隊がソーラン節なんかをやるようなもんだね~~(やるのかな?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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