ごったニメーションblog

以前から、こうして「わさドラ」を楽しんでほしいとか、「わさドラ」を頭ごなしに批判するのはいかがなものか、などというようなことはずっと言ってきたのだが、それに対して否定派から返ってくる反応というのは、たいてい「それはおしつけだ、強要だ」とか「嫌なら見なきゃいい」というものである。私は別に、おしつけているわけでもないし、本当に嫌なら嫌で見なくてもいい。だが、そんなふうに思われているとなると、正直、あんまりここで「わさドラのすすめ」たるものを語るのはいかがなものかなどと最近思うことがある。結局のところ、見るか見ないか、認めるか認めないかは誰が決めるわけでもなく、自分自身で決めることなのだし・・・

とはいっても、日記やブログというものは、そもそもその人自身の思いや考えを書く場であり、当然ブログによってはテーマは同じであっても、内容は180度違うことだってある。私がこのように書いている意見や感想も、あくまで私の個人的なものにすぎない。だから、このブログを読んだ人すべてが、自分の考えと一致しているというわけではない。むしろ、自分とは正反対の人が多いのではなかろうか。

それでも、こうしてブログを書くというのは、やはり何かを訴えたいという思いがあるからだと思う。すべての人にこの声が届くとは思えない。が、その中の一人でも、自分のブログを読んで、考えを改めてくれたり、これをきっかけにしてくれて、何か行動を起こしてくれたり、などというようなことがあると、私自身とても嬉しく感じる。私はそのために、こうしてブログを書いているのかもしれない。

今後も自分の思いや考えを書いていくというスタンスは変えるつもりはない。このブログを読んでいる方も、そういうブログであるということを踏まえた上で読んでほしい。


さて、前置きが長くなったが、きょうの「わさドラ」は、「おかしなおかしなかさ」（単行本第19巻）と「まあまあ棒」（単行本第23巻）。「おかしな～」の方は、原作はもともと、小学校低学年向けに作られたものなので、そのままではさすがに面白みに欠けるので、アニメでは「あいあい傘」「マラソン傘」というオリジナルの傘も登場。総合的に評価すると、やっぱり今一つかなあという感は否めないが、ただ大いにウケたところも随所あった。「あいあい傘」で、女の子に囲まれているのび太を見たしずかちゃんのあの目つき・・・軽蔑の目かそれとも嫉妬の目か。とにかく、しずかちゃんのその微妙な感情をよく表していたので大いに笑った。「台風傘」の方も、「1号から18号まであります。」というドラのセリフにちょびウケ。とにかく、ドラえもんの傘に大いに振り回されたストナー（『エウレカセブン』より）であった・・・。


「まあまあ棒」は、今回のアニメでは、ジャイアンを空き地に連れて行くドラえもん・のび太の一連の行動に比重が置かれていた。ジャイアンの歌を聴きたいという口実に持ってきたところは、なかなかよかった。ジャイアンの怒りの表情も原作以上に上手く表していた。そして爆発シーンのあと、スネ夫がもうスネ夫なのかわからないほどの黒コゲになっていたところ、そしてドラえもんの名セリフ「あのすさまじいエネルギーを何とか平和に利用できないものだろうか・・・？」という原作にあったところがしっかり出てきたのもよかった。大山ドラでは確か無かったような気がする。


来週は1時間スペシャル。「スター・ウォーズ」最新作公開に合わせたのか、「天井うらの宇宙戦争」が登場。予告を見た限り、アカンベーダーはさすがに、ダースベイダーそっくりとまではいかなかったようだが（著作権の問題もあるしね）、それを補ってどんなふうに見せてくれるんでしょうか。ストーリー終わったら、本物「スター・ウォーズ」の予告編なんか出ちゃったりして（笑）。そして「のろいのカメラ」、あの怒り狂ったドラえもんが見られるかどうか楽しみ。「一生に一度は100点を」、ジャイアンのパパ出るか？とにかく来週が楽しみ。来週は録画時間をお間違えないように。


P.S.スネ夫が主役、しずかちゃんがヒロインで出演しているアニメを発見。

　神世紀伝マーズ VOL.1


っていうか、この二人、よく共演しているんだよなあ・・・。


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