♪信濃の国は十州に。
このところ、「勉強しよう」という欲がかなり薄れてしまっている。 それではいけないと思い、何か目標となる試験に向けて勉強することでその欲を取り戻そうとすることにした。 ただ、いきなり「簿記2級(学生時代に取ってはいるが)」や「TOEIC」となると、病み上がりにステーキセットを食べるようでちょっとばかり重い。 ということで、簡単かつなじみがあり落ちても笑っていられる試験(=仕事がらみの資格試験を受けて落ちたら多分立ち直れないと思われるのでパス)ということで選んだのが、いわゆる「ご当地検定」である。 これは、ある土地の文化、歴史、名産等に関する知識を試す試験である。 北は北海道から南は沖縄まで全国にあるご当地検定から今回自分が選んだのは「信州検定」である。 長野に3年間住んでいたことがあるのでそれなりになじみはある。仕事や遊びであちこち行ったことがあるので、よっぽどマニアな問題が出ない限りそれなりに勝負になると思ったのだ。 受かればネタになるし、仕事にはあまり役に立つことはないと思われるが、落ちたとしてもそれほどのショックはないだろう。 我ながらネガティブな選択である(苦笑) ということで、上記リンクの公式サイトで購入できる「信州検定参考問題集」を買ってしまった。1,000円+送料(140円)の出費である。 まずはざっと目を通した感想を。 産業系の問題については、「飯田市が水引の生産量日本一」なんていうのはちょっとマイナーかも知れないけど、果物・野菜は有名なものが多いから常識で対応できそうな雰囲気。 美術・建築系の問題は行ったことがあるかよほど興味を持っていないと辛いものがあるかもしれない。 長野県の歴史で、松本サリン事件に触れているのはある意味すごいと思ったね。 あと、参考問題それぞれに関連するコラムがあるのだが、「長野県にある全日制の高校は何校か?(正解は106校)」という問題のコラムでは、長野県の高校再編計画に対する意見が下記のように書かれている。 「生徒の数が減ってきたから学校の数を減らそうという考え方が、県立高校として本当に正しい選択なのか。その議論はきちんとされてきたのか。地域との関係性はどうなのか。問題の多い計画である。」 いや、理屈っぽい県民性の上に、教育県としての伝統がある長野県らしいと言えばそれまでだけど、そこまでハッキリ言ってしまいますか。 何にせよ、受験される方は、とりあえず「信濃の国」の歌詞は暗記しておくが吉かと。 受験料が3,150円というのは少し考えてしまうが、所詮遊びと割り切ってブログのネタだけのために受けてみよう。 でも、参考問題集購入者に対する受験料割引があってもいいと思うのだが。 ウェブ上で受験可能なので自宅でも受験できるのだが、今までの資格試験の受験経験上、やっぱりどこか試験会場に行かないと受けた気がしないかも。 いっそのことマンガ喫茶にでも行こうか(笑)