上海から帰って来ちゃった

「我家大改造・４」

火曜日に、タンスとソファがやってきたんだけど、


ソファのカバーが破れていて


破れてることに気づいた工事の人たちは、作業を中断して

やりっぱなしのソファー組み立てずに放棄して帰っていった。



設置も組み立てもされなかったソファは、

ソファの上にソファを積み上げ、クッションやら背あてやらも、積み上げられて、

こんなカンジで放置されていた。




これらを適当に並べ、とりあえず座ったワタシたち・・・



　　　＋＋＋



大家は、「木曜日に彼らが来るから」

って、いつものように勝手に日にちを決めちゃうんだけど、


「午前中は授業だから、午後にして」とだけ、伝えた。



金曜日に「精読」のテストらから、


木曜なんて、大家とダベってる場合なんかじゃーないんだってば～！



って、念を送っても、もちろん届かない。




それが、今日の昼をすぎても、大家からサッパリ連絡がなかった。


大体、来るのか来ないのか、はっきりしないわけで、

来ないなら、ワタシは外で勉強して帰りたい・・・・



ので、メールを送る。

「今日来るの？」



すると、電話があった。


「彼らは３時に来るから。」



って、そのときワタシは、

外で昼食を食べようと、オーダーした直後の１時４５分。



勉強しようと思ったのに！

これじゃー　食べてとんぼ帰りじゃーん



　　　＋＋＋



あせって食べる。

とにかく食べて、少しだけ勉強して、

タクシー・・・・・・って

こういうとき、タクシーってなかなか捕まらない。


しかたがないので、地下鉄に飛び乗る。



急いで帰ろうと、道を急いでたら電話が。




「今どこにいるの？」



大家、３時前に到着だ。　早いよ～



そんなにさ、大家みたいにサッサと動けないよ。

暇じゃないんだからさ～・・



と思いつつ、自宅に戻ると　すでにソファ職人(?)も来ていた。



で、完成したソファはこんなカンジ





やれやれだ～　




・・・・と

思っていたら・・・・



大家がおもむろに、カバンから１冊の本を取り出した。




この本をあげる。

中国語を勉強するなら、中国の歴史を勉強すべきだ。

君が中国語を勉強していることを嬉しく思っているので、

これから、中国のいろいろなことを教えてあげよう。




あ・・・・・　ありがとお・・・



その本は、「資治通鑑」司馬光 著（中国古典文学文庫）




もちろん編集されて、簡単にはなっているようだけど、


厚さ３ｃｍ

１００以上の話が入っている・・・・・・




これを、いつ読めと？




大家は続ける。


ＧＷ明けに、中国の歴史のＤＶＤもあげるね。

それから、この本が読み終わったら、また別の本をあげる。




あ・・・・・・・・・・・・・ありがとお・・・・



確かに、読破したら力がつくだろう。


読破すれば。

読破したとしたら。

読破できたら。




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