杉並湯の煙突が...
先週末は逗子のサロンで施術をしてました。60代のお客様で、最近銭湯のすごさにすっかりはまっていらっしゃる方が出てきました。近所の銭湯に一回行ってみたら、入浴後の体調が家風呂のそれとは違うということで、その後、週に一度のペースで通っていたら、1キロやせていた、と嬉しそうに話してくれました。杉並湯でもそうですが、比較的ご高齢の方々は体が敏感なので、銭湯に入浴すると体の反応をすぐに感じ取られます。若い方々も、これはぜひ美容のために活用しない手はないですよね。ところで、先月はちょっと淋しいような安心したような出来事が杉並湯でありました。34年間、正式には31年間フル稼働してきた煙突を撤去しました。この煙突は重油を燃料としてお湯を沸かすためのもので、3年前にガスに換えてからは形だけのものとなっていました。せっかくの銭湯のシンボルだし、とそのままにしてましたが、昨年の大震災で、東京都内の数件の銭湯の煙突が倒壊したということもあり、安全面に関して不安に感じてました。そこで、撤去しようということに決め、煙突屋さんにお願いしてみると、何と、一年待ちという状態。どこの銭湯も撤去作業を依頼し始めたのです。そして、今年ようやっと杉並湯の煙突は撤去されたのです。煙突がなくなるのは、なんか悲しいような、でも、これで今度また地震やなにか自然災害が起きた時の不安要素がなくなったという安心感と、複雑な気分...ですが、これからもより安全で良いものになるよう前へ進んでいきます!