カテゴリ:鉄道
梅雨の箱根はあじさいの季節、箱根の山を登る登山鉄道沿線はあじさい名所としられ、あじさい電車が運行しています。今は箱根湯元付近は見頃、大平台あたりでは、咲き始めたばかりのようで花はまだ小さいものが多いようです。
あじさい電車は季節限定で夜間も運転しています、夜間は予約制なのでご注意を。 急勾配の箱根を登るこの電車は3ヶ所のスイッチバックがあり電車の進行方向が変わるのですが、そのつど運転士と車掌がトコトコ電車から降りて、入れ替わります。見ていると忙しいそう。 水を撒いて走ったり、ブレーキが4種類もあったりと、登山鉄道ならではの特色を持つ変わった電車です。 早川を渡る鉄橋「出山の鉄橋」は長さ60.65メートル、水面からの高さは43メートルもある鉄橋、開業が1919年なので当時はかなりの大規模な工事だったでしょうね。この鉄橋はその歴史的価値を残すために土木遺産として登録されているほどです。
強羅の駅に着くと、変わった車両がありました。保線用に使う車両のようですが、客車と同じカラーリングで、イノシシのイラストが! 保線車両にしては珍しいです。 強羅駅は山小屋をイメージしたような駅舎で箱根の自然溶け込むかのようで趣のある建物になっていました。 箱根登山鉄道の車両は1000形と2000形が走っており、1000形はベルニナ号、2000形はサン・モリッツ号と呼ばれています。これは建設当時スイスのベルニナ鉄道(現・レー・ティッシュ鉄道)を基にしたからで、両社は姉妹鉄道として提携を結んでいます。
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