大きなクロスの古時計
大きな、と言うほど 大きくもなく、 古時計、と言うほど 古くもないのですが。↑やんちゃな頃の ちゅぅちゃんの、左奥にある、この時計。いまの部屋に引っ越してきたとき、購入した 時計です。だから、この時計も、ちゅぅちゃんと同じ、16歳。それが、動かなくなってしまいました。電池を入れ替えても、ダメ。もう16年、毎日 見ていましたから(この時計で時刻を確認する頻度が、いちばん高いのです)正直なところ、もう飽きちゃった感も なくはありません。当時とは 好みも変わってきているし、いまの自分に しっくりくる時計を、新しく買おうかな。一瞬、そういう考えも、浮かんだんですけど。この時計、当時 母と仲良くしてくださっていた Y子さんがお祝いとしてくださったお金で 購入した、時計なんですよね。Y子さんとは いまでは お付き合いがなくなってしまったけれどなんとなく、心残りが、ありまして。修理できるものなら してもらおう、と、近所の時計屋さんへ持ち込みました。相談した結果、統計屋さんが 窓口となって、メーカーさんへ修理を依頼してくださることになり、お願いしてきました。その修理代、12,500円!うわぁ、新しいのが 買えるわーと、ふたたび 思ったものの、16年も一緒に生活してきた時計ですもの、やはり、処分するのには 抵抗が あります。修理に要する日数も、3週間ほどかかる、と 言われましたが、お願いすることにしました。結局、それから、1ヶ月。元気になって、戻ってきました~☆時計屋さんが おっしゃるには、「中味を全部取り替えましたから、新品同様です。あと8年や10年、また使えますよ」 とのこと。この時計屋さん、とっても親切なんです。新しい電池を入れて 返してくださったり、ちょっと重い荷物になるから、家まで運びましょうか?なんて言ってくださったり。(かなり ご年配の方ですし、徒歩5分くらいだから、自分で抱えて 持ち帰りましたけど。)いままで、腕時計の電池交換などばかり お願いしていて、このお店で 新しい時計を 購入したことはありません。いつも 申し訳ないなーとは 思うのだけれども、こういう、町の時計屋さん、いつまでも やっていてほしいです。修理に出している間の1ヶ月、リビングに 時計がないのは、やはり不便で。セッションルームの時計を、リビングに持ってきたり、お客さまが いらっしゃるときには また 戻したり・・と、少しばかり 忙しかったものですから、このクロスの時計が 帰ってきてくれて、嬉しいです。時計屋さんは「あと8年、10年・・」と おっしゃっていたけれど、私は、また16年、働いてくれるのでは?というな気がしています。それこそ、私が天国に昇るとき、スイッチを切ってあるはずの音楽が、お別れの挨拶でひとりでに 鳴ったりしちゃうかも!?残念ながら、私は、それを聴くことは できないんですけど、ね。大切にするので、いつまでも 元気で 動いていてほしいです。ありがとうございます。