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カテゴリ:マイプライベートジャーニー
さて、お名残惜しいのですが、ノロッコ号は塘路駅に到着。今思えば、このノロッコにもっと乗っていればきょうの失敗はなかったのかもしれません。 いえいえ、「誤った」というと語弊があります。 ノロッコを下車した私は塘路からさらに先、摩周湖のほうへ行く在来線の時刻表を見て、その時間が約2時間半後であることを確認し、さきほどノロッコレディが「~~~などのきれいな景色が望めます。お時間のある方は是非散策されてみてはいかがでしょうか...」というアナウンスに『時間?あるある!散策?オッケー!』とルンルン気分で言われたとおりに駅舎を背にして左方向にズンズン歩き出したのでした。 ズンズン....ズンズン...ズンズン... ズンズン...ズンズン...ズンズン...
テクテク...テクテク...テクテク... テクテク...テクテク...テクテク....
ズンズン...ズンズン...ズンズン... もひとつおまけにズンズン...ズンズン...
言われた通りに歩けばそのうち標識でも出てきて、きれいな所に出るのだろうと、あまり深く考えずにいたのですが、歩いても歩いても歩いても...ただただ道が続くだけ。 ...ちょっと不安になってきたところで、標識が見えてきました。 なんだか、空模様も私の心中を察してか同じようなどんよりした色に...。 『ノロッコレディーよ。さっき君は言わなかったかい?お時間があったら散策されてはいかがですか、と。徒歩では無理ですよなんて言ったかい?え?そこんとこ、どうなの?それに2冊読んだガイドブックにも、ビューポイントにすぐに着けるようなことは書いてなかったかい?』なんて恨んでみても仕方がないので、ひたすら歩きましたが、くやしいので道端のコスモスの写真を撮りました。ボケてました...。 塘路駅に着くと、併設の喫茶店で地元産の飲むヨーグルトやアイスクリームなどを楽しんでいる人たちでいっぱいでした。 釧路に戻ると、1時をまわっていました。 持参した本はホテルの部屋。まぁ、いいや、と手ぶらでサテン『豆地蔵』に入り、おぜんざいを注文しました。 『まだ2時だ。敗者復活には十分な時間がある。街歩きなんて明日でいいさ』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.26 14:23:41
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