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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:子供
タイの病院は金儲け主義だとよく聞きますが、それを実感させられた出来事がありました。
昨日、臨月間近の妻を連れてバンコク市内の私立総合病院に検診に行きました。 胎児もよく動いているし、すべて順調で何の問題もありません。 医者の検診は10分ほどで終り、毎日飲んでいるカルシウム等の栄養剤はまだありますかと聞かれたので、あと6日分残っていますと妻が答え、来週の土曜日に検診の予約をしました。 そして、経理で支払いを済ませ薬局へ行くと「これを毎食後と就寝前の一日4回飲んでください。」と一週間分の消炎剤を渡されたのです。 妻は怪訝な顔をして「私はどこも炎症を起こしていませんけど、どうして消炎剤を飲まなければいけないのですか。何かの間違いではないですか。」と女性薬剤師に尋ねました。 彼女はもう一度医者の書いた処方箋を確認すると「間違いありませんけど。。おしっこする時に痛みとかがあるのではないのですか」と答えます。 「いいえ、痛みなんかありません。それなら、先生に連絡を取って確認してください。」と食い下がる妻。 薬剤師はもう一度デスクに戻り電話をかけると、「先生は、手術室に入られたので連絡が取れません。でも、この薬は胎児へ悪影響を与えることは絶対にありませんから大丈夫です。安心してください。」 「そんなこと聞いていません。どうして必要のない薬を飲まなければならないのですか。」と抗議すると、薬剤師は困った顔をして「処方するのは先生で、薬剤師の責任ではありません。また後で連絡を取ってみてください。」と繰り返すのみ。 実はこの先生の診療時間は夕方5時から7時までで、現在6時過ぎ。 私と妻の他にも、検診に来た妊婦さんが待っていたから連絡が取れないなんて信じられません。 いつも処方される栄養剤が残っていて出す薬がないから、売上を上げるために必要のない消炎剤を処方されたのだと思っています。 診察室に戻って先生に直接聞いてみようかとも思ったけど、赤ちゃんを取り上げてくれる予定の先生と波風を起こしたくないから、黙って帰りました。 でも、この薬は飲みません。 夜になって、ちょうど看護婦の勉強をしている義弟のガールフレンドが遊びに来たので、彼女に薬を見てもらったそうです。 彼女のよると、これは弱い薬だけど必要ないのなら飲まないほうがいいと言っていたそうです。 病院もビジネスだから利益を上げなければいけないのはわかるけど、こういうことがあると医者と病院への信頼が揺らいでしまいます。 人気プログランキングに参加中です。 いつも読んでくださってどうもありがとうございます。 よろしかったらクリックをお願いいたします。 人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。 あなとのプログワールドが広がります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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