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テーマ:タイ(3308)
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タイ海軍は、自ら開発した国産初の水上飛行機(乗員2名)を、国王が入院されているシリラード病院の前のチャオプラヤ河に着水させた後、国王に贈呈することを計画しています。 現在2機の試作機(NAX01,NAX03)が完成していて、今年中にあと2機が完成する予定とのこと。 また、5月19日には初任務として交通省の要請で海上航路の調査に従事する予定で、水上飛行機は海上パトロールや救難活動にも適しているとされています。 ところで、国王はかねてより独立独行主義を提唱されていて、海軍に対してもパトロールボートやその他の装備を輸入に頼ることなく自力で開発するよう推奨されていました。 この水上飛行機を開発したプロジェクトの責任者ソムマイ副将軍は「私は様々な問題が起こるたびに、国王のことを思ってとても勇気づけられてきました。だから、これらの完成した素晴らしい水上飛行機をぜひ国王にプレゼントさせていただきたい」と述べています。 また2008年当時、順調に開発中だったこの水上飛行機のテストパイロットの志願者が一人もいなかったそうです。 そこで、当時57歳だったソムマイ副将軍自身が自費50万バーツ(約132万円)を投じて養成コースを受けて、初飛行を自らの操縦によって成功させました。 なお現在は、他に3人のパイロットが任務についているそうです。 ソムマイ副将軍はさらに「もし研究開発のための適切な予算さえあれば、外国から莫大な費用をかけて艦艇や飛行機を輸入する必要はなくなります。どうかタイ人には高品質な製品を作ることが出来ないなどと思わないで戴きたい」と述べています。 その心意気やよし、です。 いつか水上飛行機がタイの誇りと共に、チャオプラヤ河の水面に滑るように着水するのを見物に行きたいものです。 この日記を楽しんでいただけたら、ぜひ下の3つのアイコンに応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く一票とコメントが、毎日の更新の励みです。^^ どうぞよろしくお願いします。 クリックされたら、他のたくさんの人気ブログとも出会えますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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