カテゴリ:アート
森川真紀子さんの人形展を観た。
モチーフはありきたりながら、 とても丁寧に、こだわって創ってあり、 人形への愛情が溢れていて好感が持てた。 「うさぎの嫁入り」の物語を作り、 一族のために家紋までこしらえている。 その家紋が丸に鶴亀、餅三つというめでたさ。 それぞれのうさぎには役割があり、表情や所作が可愛らしい。 着物と帯の組み合わせも心憎いばかりだった。 少しずつ月が膨らんで、秋が色濃くなっていく。 もうすぐ十五夜。 月明かりだけになった森に白い行列が続く。 うさぎの嫁入り。一族上げての華燭の典。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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