カテゴリ:美術館・博物館の話
サントリー美術館 11月3日(火祝)まで
「美(うるわ)しの和紙 天平の昔から未来へ」 「うるわしのわし」ってタイトル、もしかしてダジャレなのだろうか? セレブの街・東京ミッドタウンにあるくせに・・・。 和紙で出来たものならなんでもある特別展でした。 お経、絵巻、書簡、和歌集、屏風、浮世絵、造花、人形、着物、折り紙、行灯、襖、菓子器、団扇・・・。 和紙尽くし。 一番華やかだったのは、紙でできた花や飾りものです。 東大寺、薬師寺の修二会で仏前に供える造花とか、石清水八幡宮の儀式で使う動植物ジオラマセットとか、とても鮮やか!文字通り会場に華を添えてます。 和紙に天然の染料で色をつけて、牡丹や椿や山吹や菊など、そっくりに造ってあるのですが、花びら一つ一つ、どれだけ手間かかっているんだろうと思わせます。 毎年造り替えているとすれば、この作業に一年費やしている職業の方がおられるはず。 ・・・ そういう仕事楽しそう!! 私その仕事しますっ! 菊造りますっ! (^▽^)/ それから、何度見ても素敵だなと感じ入るのは、豪華な経巻ですねぇ。 紺色の紙に金と銀の文字を交互に書いたお経とか、紙に金箔を散らし蓮の花を描いてあるお経とか、900年くらい経っても輝きを失っていません。 見返しに描かれた素朴な仏画も可愛らしいし・・・。 最後に、いろんな和紙を触って確かめるコーナーがありました。 これに絵を描いたらどうなるのかな~とか、想像もふくらみます。 しかしきっと高いんだろうな~。 HPはこちらです。 和服で行くと300円引にしてもらえるそうですよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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