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Dec 15, 2023
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テーマ:鉄道(21852)
カテゴリ:鉄道旅の記録


前日の東武N100系電車「スペーシアX」に続いて、2023(令和5)年注目の栃木県の新路線、宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線(ライトライン)に乗車。



宇都宮芳賀ライトレール線は、宇都宮駅東口電停~芳賀・高根沢工業団地電停間14.6kmを運行する路面電車路線。路線および同線で運行されているHU300形電車の愛称は「ライトライン」。宇都宮市が雷が落ちることが多い街であり、「雷都」と呼ばれることから名付けられた。HU300形電車の車体色の黄色は雷の稲光をイメージしたものである。

日本国内での路面電車路線の新規開業は、都市単位では1948(昭和23)年の富山県高岡市(万葉線(当時は富山地方鉄道伏木線))以来75年ぶり、路線単位では2015(平成27)年の札幌市交通局都心線以来8年ぶり。

ライトラインの建設構想が持ち上がったのは2001(平成13)年のこと。昭和30年代以来自動車の渋滞が深刻化していた宇都宮駅から清原工業団地・ゆいの杜地区を結ぶルートを運行する路面電車路線として計画された。2013(平成25)年には当初案から芳賀町までの延伸が追加され、現在のルートの原型となった。構想から22年、2023(令和5)年8月26日、宇都宮駅東口電停~芳賀・高根沢工業団地電停間が開業した。将来はJR東日本東北本線・東北新幹線の線路を越えて、宇都宮駅西口、東武宇都宮駅を経由して、駒生町にある東北自動車道の大谷スマートインターチェンジ付近までの延伸も計画されている。

ライトラインの動力となる電気は、宇都宮市内でゴミ処理施設でのバイオマス発電や一般家庭での太陽光発電によって生み出され、宇都宮市と民間が出資した第三セクター電力小売り会社である宇都宮ライトパワーにより供給されている。地元の再生可能エネルギーから生み出された電気で走る、まさに「環境に優しい乗り物」と言える。

そんなライトラインに、宇都宮駅東口電停から乗る。

宇都宮駅東口電停を発車した電車はゆっくりと進行方向左側へカーブして、ライトキューブ宇都宮と宇都宮脳脊髄センター・シンフォニー病院の間を通って鬼怒通りの併用軌道へ。ここから宇都宮大学陽東キャンパス電停まで、ライトラインは鬼怒通りを走る。鬼怒通り沿いには宇都宮名物の餃子が売りの中華料理店も点在している。

宇都宮駅東口電停から2つ目の駅東公園前電停は、路面電車に多く見られる「○○駅前」という電停を除いては珍しい「駅」という漢字が使われている電停。「駅」という漢字が使われている駅はここ「駅東公園前」電停のほかに、豊橋鉄道東田本線の「駅前大通」電停、JR西日本福塩線の「駅家」駅、一畑電車北松江線の「湖遊館新駅」駅の合わせて4箇所しかない。



宇都宮大学陽東キャンパス電停~平石電停間で鬼怒通りと別れて高架線の専用軌道へ。平石電停はライトラインの車庫があり、2面4線の配線である。新4号国道をくぐり抜け、平石中央小学校前電停~飛山城跡電停間で鬼怒川橋梁を渡る。








清陵高校前電停からは清原工業団地に入り、再び併用軌道となる。清原工業団地内の清陵高校前電停~ゆいの杜西電停間は道路の中心ではなく端を走るサイドリザベーション区間となり、交差点部分を除いて道路と並行する専用軌道のようにも見える。

清原工業団地内にあるグリーンスタジアム前電停は特異な配線を持つ。芳賀・高根沢工業団地方面行きと宇都宮駅東口方面行きそれぞれの乗り場が宇都宮市道1440号線との交差点を挟んで互い違いに配置されている、2面3線×2という配線となっている。これは将来の快速電車の運行に備えた待避もしくは緩急接続と、近接する栃木県グリーンスタジアムでのイベント開催時における折り返し電車の運行を想定したものである。





高架線で野高谷町交差点を進行方向右側に曲がり、県道69号宇都宮茂木線芳賀市貝バイパスに入ると、ゆいの杜西電停に到着。ここからゆいの杜地区に入り、県道69号宇都宮茂木線芳賀市貝バイパスの中心を走る。ゆいの杜地区にはゆいの杜西電停、ゆいの杜中央電停、ゆいの杜東電停の3つの電停がある。ゆいの杜地区は清原工業団地と芳賀工業団地に挟まれた住宅地で、1997(平成9)年から2013(平成25)年にかけて都市再生機構によって開発された。当初は2011(平成23)年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響もあり、あまり売れなかったようだが、ライトラインの開業が現実味を帯びてきた2013(平成25)年頃から人口増加が著しいという。





ライトラインは県道69号宇都宮茂木線芳賀市貝バイパス上のゆいの杜東電停~芳賀台電停間で宇都宮市から芳賀町へ。路面電車が走る市町村の中で「町」はここ芳賀町と、とさでん交通伊野線が走る高知県いの町の2町だけである。



ライトライン最長の電停名を持つ芳賀町工業団地管理センター前電停の近く、芳賀市貝バイパスとかしの森公園通りが交差する管理センター前交差点を挟んで南東側には、ライトラインと路線バスとの乗換地点、およびパーク&ライド用の駐車場として芳賀工業団地トランジットセンターも併せて整備された。ここから芳賀町役場方面や真岡鐵道真岡線市塙駅や茂木駅方面に向かうジェイアールバス関東が運行するJRバスなどに乗り換えられる。

管理センター前交差点を進行方向左側へカーブしてかしの森公園通り入る。芳賀町工業団地管理センター前電停~かしの森公園電停間では60パーミルもの上り勾配が待ち構えている。



電車は坂を上り終えるとまもなくかしの森公園前電停に到着。進行方向右側に本田技研工業・本田技術研究所の栃木研究所が現れ、広大な同研究所に沿って走ると終点、芳賀・高根沢工業団地電停に到着。電停から続く歩道橋を下りるとすぐに研究所の北門がある。





「スペーシアX」で栃木県に来たのだから、同じ栃木県を走る注目の新路線であるライトラインにもぜひとも乗りたかった。終点までひと通り乗って、駅前の大通りから専用軌道の橋梁、郊外の工業団地と住宅地、立体交差に急勾配と、様々な景色や線形を楽しめる路面電車だった。



Following the travel by Tobu N100 Series "SPACIA X" on the previous day, I travelled on Utsunomiya Light Rail Utsunomiya Haga Light Rail Line (also nicknamed "LIGHTLINE"), which opened on August 26th, 2023, which opened as a new tramway for the first time in 75 years in Japan.

Utsunomiya Haga Light Rail Line spreads between Utsunomiya Station East Stop and Haga Takanezawa Industrial Park Stop. Its nickname, "LIGHTLINE", comes after that of Utsunomiya City, "雷都", which means "The City has many claps of thunder" in Japanese. The body of the carriage on LIGHTLINE, HU300 Series, is coloured black and yellow, which comes after lightning.

The first plan of LIGHTLINE appeared in 2001 as a new transportation to solve traffic jams and car exhausts from Utsunomiya Station toward Kiyohara Industrial Park and Yuinomori residential area. In 2013, the plan for the extension to Haga Takanezawa Industrial Park was added. In the near future, LIGHTLINE will be extended to Ōhtani Smart Interchange (only for ETC-equipped vehicles) on Tohoku expressway via Utsunomiya Station West and Tobu-utsunomiya Station.

The electric power for LIGHTLINE is generated by biomass combustion at waste incineration plants or solar panels on the roofs of houses in Utsunomiya City.

I started to travel from Utsunomiya Station East. Going out of a space between Light Cube Utsunomiya and Neurosurgery and Spine Surgery Centre Symphony Clinic, LIGHTLINE runs on a street running section on Kinu Street.

From Utsunomiya University Yoto Campus Stop, the tram went into the reserved track section. Hiraishi Stop equips quadruple track with two platforms. The tram depot stands near Hiraishi Stop. Passing under the bypass of Route 4, LIGHTLINE crosses Kinu River between Hiraishi-chuo Elementary School Stop and Tobiyama Castle Site Stop.

From Seiryo High School Stop, LIGHTLINE runs on a roadside track in Kiyohara Industrial Park until before a cross-section at Nogoyamachi crossing between Green Stadium Stop and Yuinomoro West Stop.

Green Stadium Stop has an odd layout, each staggered double-track platform across a street. This layout was introduced to prepare for shuttle trams when in trouble or an event at Green Stadium.

Going over a cross-section and turning right, LIGHTLINE came to Yuinomori residential area, where three stops, Yuinomori West, Central, and East, stand. LIGHTLINE runs in the middle of Prefectural Road 69 Haga Ichikai Bypass.

Yuinomori is located between two Industrial Parks, Haga Takanezawa and Kiyohara. Since 2013, the number of residents in Yuinomori gradually increased because of LIGHTLINE.

Between Yuinomori East Stop and Hagadai Stop, LIGHTLINE went into Haga Town. Haga Industrial Park Management Centre Stop functions as a traffic junction collaborated with a bus terminal and a park and ride lot near the stop.

Turning left at Management Centre crossing, LIGHTLINE went into Kashinomori Park Street, having a steep upbound slope before arriving Kashinomori Park Stop. Running along the Honda Motor Tochigi Laboratory, LIGHTLINE reaches Haga Takanezawa Industrial Park terminal near the north gate of the laboratory.

I felt LIGHTLINE has a variety of scenes and track layouts. I enjoyed my first travel on LIGHTLINE so much.





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最終更新日  Jan 21, 2024 01:01:57 PM
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