きららん♪の本と色彩の玉手箱

望月鶴川先生の花押講座に行ってきました。

今回は、「草名新体」という、草書体とグラフィック的な意匠を組み合わせた書体で

作っていただきました。






一見、一筆書きの絵のようですが、これは、本名から「紀」の字の草書体を使って、

さらに花をイメージさせる形（花びら）と組み合わせてあるのです。

作りたかったのは、お花のようなふわっとした形で、自由で軽やかなイメージ。

想像していたような、そしてそれ以上に素敵な花押ができました。




イメージは「お花」なので、黒に限らずカラーで書いても楽しいかもと思い、

講座の帰りに伊東屋に寄って、日本画用の水彩カラー筆ペンを買ってきました。

それを使って書いたのが、下の写真です。










使った筆ペンは、あかしや水彩毛筆[日本の伝統色]の、「茜色」と「群青色」です。

群青色は露草のイメージで、茜色はとくに限定せず、赤い花のイメージで

書いてみました。

色によって、ずい分印象が変わりますよね。

この他に、「桃色」と「空色」も買ってみました。

こちらは優しい色合いで、また違った雰囲気になりました。




「書」といえば、最近面白い本を読みました。

『文字が変われば、ココロも変わる。　幸せがやってくる、筆跡セラピー』

字の書き方を変えることによって、人間関係や仕事やお金の問題を改善する方法と

「書」についての鑑賞の仕方、書き方などが紹介されていて、とても面白かったです。

著者は書道家の成澤翠玲さんで、光美☆mitsumiさんのブログで紹介されていました。




今度の金曜日から日曜にかけて、銀座で花押の展覧会が開かれます。

３日しか期間がないのがもったいないくらいの、作品が見られそうです。

もちろん、私も見に行きますよ～。



第一回　鶴川流花押展

5月18日（金）～20日（日）

「銀座アートスペース」

東京都中央区銀座６－３－２　ギャラリーセンタービル４Ｆ

ＪＲ有楽町駅から徒歩2分

銀座数寄屋橋交差点から徒歩１分、泰明小学校に面したビル4階