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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
東京で働く、河野咲子は、突然連絡を受ける 徳島で暮らす母・龍子が入院したと。 大慌てで駆けつけた娘・咲子だが、無事そうな顔を見て一安心。 が、、、、医師から聞かされた母の病状は、 肝臓ガンの末期だった。。。。 母の住む家で見つけた、複数の手紙と写真。そして、ブローチ。 それは、初めて感じた『父』の存在だった。 一度も話してくれなかった、父のこと。 そんなとき 母・龍子は、眉山の見える病室で娘・咲子に話し始める。。。。。 30年前、神田の売れっ子芸者だった龍子。 でも男に恵まれず逃げられてばかり。 そのうえ、、、残るのは借金だけという状態だった。 自暴自棄となり、ふと気がつくと船に乗っていた龍子。 足を外に出そうと、、、、、その時、声をかけてくれた男がいた。 それこそ、咲子の父・篠崎孝次郎との出会いだった。 翌朝、孝次郎を訪ねた龍子。 孝次郎が徳島に帰る前に、2人で東京見物をすることに。。。 、、、、と、、、考えてみれば 主人公は龍子なワケであって。。。 本当の愛を感じた2人。 孝次郎に誘われ、徳島へと行った龍子 でも、そこで見たのは、孝次郎の幸せ。 そこには龍子の居場所はなく、愛する人の幸せだけを 心のよりどころにし、立ち去る。。。 そして、30年後。 残り少ない命の中。 別れた祭りと同じ場所で、2人は。。。。。 と、、、書くのが、本当だったかもしれませんね。 最終的な結末が、何ともいいがたい感じですが。 その直前の。『運命の再会』は、本当に感動でした。 娘がプロデュースしようと思ったのに、 でも、、奇跡は、2人を出会わせる。 30年の変化は、まったく関係ないように。。。 切ない恋、そして愛。 そして、、、、、別れ。 かなり良い感じのドラマですね。 始めに『死』を連想させながら、 『出会い』が『生』を呼び起こし、 運命の出会いは、結果的に『咲子』という『愛のカタチ』となった。 ドラマの起伏がしっかりしている上、 盛り上げる所で、キッチリと盛り上げた。 2人の性格が、お互いに求めるモノであることが、 これまた、良い感じ切なさへと繋がっている。 当然のように流れる音楽もです。。 特に『残り少ない時間』というのが、緊張感を生んだのは言うまでもない ほんと、良いドラマでした。 『おかあさん お父さんの思い出の中で、ずっとキレイなままでいたかった 好きな人を思って暮らした一生を お母さんは後悔していない 会えなくてもお父さんはずっとお母さんの心の中に住んでたんだもの。 あなたにはおとうさんがいたのよ、ここに。 お母さんとココにいるお父さんと一緒に あんたは大きくなったんだよ 龍子の気持ちがすべてつまっていましたね。 ただ、、、1つ気になってしまったのが、 ラストが感動的すぎて、 常盤貴子さん、山本耕史さん、の過去ドラマがぶっ飛んじゃいましたね。 回想だから、良いかもしれませんが。 一瞬。あれ???って 山本學さん、富司純子さん、この2人、凄すぎました。 イヤ、、、それだけ感動的だったと言うことでしょうね。 もしも、注文があるとすれば。 『眉山』の印象にあまり意味を込めなかったこと。 確かにこれこそが、龍子にとっての孝次郎なのだろうけど。 気のせいか、もう1歩なにかが足りなかった気がします。 なんだろう。。。。。 ま、いいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月04日 23時07分40秒
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