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カテゴリ:ドラマ系の感想
『未来へ』
内容 宗佑は、美知留へ手紙を残し逝った。 それが宗佑にとって『愛』 『生きている限り僕は君を縛ってしまう 君に自由をあげるには、この心臓を止めるしかない 僕は君のすべてになりたかった。 僕は君と1つでいたかった でも君は僕のいない世界に幸せを見つけてしまったんだね だから僕は逝くよ せめて、まだ君のぬくもりがこの手に残っているウチに。 君と1つになれたことをこの体が覚えているウチに。 ごめんね 君の笑顔が大好きだったのに 笑わせてあげられなくて ごめんね 僕が君を幸せに出来なくて さよなら。美知留。幸せにね』 宗佑の気持ちを知った美知留であった。 同じ頃。モトクロス選手権優勝した瑠可は、 記者会見で、ハッキリと答えていた。 『私は選手として、優勝出来たことを誇りに思っています 陰で何を言われようと、この思いは揺るぎません。 今日まで私は家族に支えられ、友人人支えられてきました 女だからでも男だからでもなくひとりの人間として 私を愛し応援してくれました その事を今日、最高に嬉しく誇らしく思っています 他に申し上げるべきコトは何もありません』 それは、瑠可にとって自分を表現した瞬間だった。 翌日 シェアハウスに美知留の母・千夏から電話がかかってくる。 宗佑が死んだことで、ショックを受けるみんな。。。。 一方、美知留は、銚子にいた。 そこは、昔、母と暮らしていた港町 偶然知人と出会い、旅館の仲居として住み込みで働き始めるのだった。 そんなとき、美知留は、宗佑の子を妊娠していることを知る。。。。 そして、エリとオグリンが結婚し、 シェアハウスに瑠可とタケル、2人の生活が始まる。 ある日、タケルは、瑠可に 『美知留ちゃんを迎えに行こう』 2人は、美知留の元へと向かうのだった。。。 ↑今回は、前回のことを教訓として セリフを紛れ込ませるという、 普通のレビューみたい。。。。(苦笑) 私にとっては苦肉の策です。 序盤で高血圧がどうとか言った瞬間に あ、、、出産まで行くんだな。。 きっと、瑠可とタケルも。。。と 想像が付いてしまったのが、 最終回なのに、わたしにとって最も残念な部分。 この瞬間。 あとの出来事は、 1つのことをのぞき、『オマケ』に近いモノとなった。 ということで、箇条書きに。 その1 バイクの転倒事故。 あくまでも自損事故のようで。 かすり傷の2人!! 瑠可『心配しすぎだよ ってか、、 いらんことで、心配させすぎんだんよ!!! でもまぁ バイクが壊れなきゃ『再会』がなかったように見えて、 『文治旅館』に向かっていたのだから、 『絶対』再会出来るわけです!! なのに、バイクだからねぇ。..。。。 タケル君は、林田さんに謝罪してあげてね(^_^)b その2 タケルから瑠可へ、過去の告白。 このあとの流れを考えれば、 ココが、一番のポイントなのだろう。 このドラマにとっても!!!! 瑠可『夫婦って案外こう言うものなのカモね 長年連れ添った夫婦って 男でも女でもなくなって 結局友達になるって言うじゃん 何でも打ち明けられる親友にさ その瞬間、気付いたのだタケルは!! 『打ち明ける→親友→夫婦とおなじ』 このタケルが気付いた瞬間。私も思いました。 『このセリフを入れたかったために、 ココまで引っ張ってきたんだな!!』と だから、告白は、オマケです。 重要なのは、 『打ち明ける→親友→夫婦とおなじ』 と言う図式なのである。 その3 結末 瑠可『帰って、一緒に暮らそう 美知留『帰れないよ。この子は宗佑の子なんだよ わたしを思って、私のせいで死んだんだよ 幸せになんかなれないじゃない 瑠可やタケル君のトコロに帰って慰めてもらうのは違うと思った だけど独りぼっちで凄く寂しくて そんなときオナカに赤ちゃんがいるってわかったの もう1人じゃないんだって思ったら、涙か出るほど嬉しかった 宗佑に許された気がした これから先も生きてて良いんだって。 瑠可『そうだよ これからの人生は誰のモノでもない 全部、美知留のもんだよ 私はあんたの彼があんたにしたことを許せない 死に方も含めて、卑怯だと思う でもオナカの赤ちゃんは美知留の赤ちゃんだよ 誰とどう生きていこうと、美知留の自由だよ でも、私は美知留と生きていきたい。 オナカの赤ちゃんのパパになれなくても 頼れる先輩としてそばにいてあげたい。 タケル『オレも一緒に育てるよ ひとりよりも2人、2人よりも3人の方が良いでしょ? 瑠可『赤ちゃんも入れたら4人だね。 美知留『ありがとう 以上。 みんなが、みんならしく告白して 『楽しい家族計画』である。 先ほどの『夫婦』のこともあり、 この瞬間、不思議な『家族』が誕生した。 ですね(^_^)b その4 オチ 間違っても、、シメではない。 オチである 『瑠美 ルにはタケルのルが。。。 どうしても、生き残りキャラタケルに、 オチと言うことだね。 最終回。ハッピーエンド、ッてことです。 まぁ、サスガに、2人も脱落者出すわけにも行かないので ネタフリを序盤にしておいて、ドキドキ緊張感。 途中事故って、ドキドキ緊張感。 あとは。ハッピーエンド まとまっていると言えば、まとまっている。 明らかに無駄であった、エリ、オグリンも決着つけたし 宗佑と美知留の出会いを入れて、 宗佑のフォローを一応したし。 奇妙な3人組に、1つの命が授かった である。 ただまぁ、 先ほども書きましたが。序盤で読めてしまっているので。 私の中では、あまり緊張感はなく。 『打ち明ける→親友→夫婦とおなじ』 と言う図式を入れたかったのか!!! と、驚いたくらいです。 いっそ、美知留も、、とも思いましたが、 2人は多いですからね。..サスガに。。。 子供の実の親がいないって言うのも、 美知留のこと、宗佑のこと、タケルの育ちを考えれば、 それはないわけです。 ということで、収まるところに収まった印象ですね。 ドラマは納得しても、わたし的には既定路線だったので 何とも言えない感じ。 ドラマ全般を考えて。 DVということで、明らかに『魅せる』という行動に打って出るだけでなく、 それぞれの人物の抱えている『心』が、 かなり難しいモノであり、 どれだけ詳細に描いても、納得出来ない部分があったのも確かだろう。 これは、前回の話に、すべて集約されている。 たとえば、宗佑にとって、自分の消滅が 愛する人の幸せであることに気付いたのである。 その事に関する答え=子供は、 明らかに、美知留、瑠可で違う反応である。 宗佑から命をもらったことによろこぶ美知留 美知留は尊重しても宗佑は許さない瑠可 である。 普通の考えであるならば、完全に瑠可なのである。 しかし、そこにも感情移入しにくいモノとして 瑠可の存在自体を放り込んでいるため、 実は、、5人のOPの中でかろうじて理解出来るのはエリだけという。。 とんでもない状態に持って行った。 その瞬間。それぞれの気持ちを詳細に描いても どこかに納得出来ない部分を生み出すという、 ある種『飢餓感』から来る、『視聴行為』をうながすというテクニック! そこがね。。ドラマの納得出来る部分と納得出来ない部分を 組み合わせたコトの妙と言うべきなのか、汚さと言うべきなのか。。。。 だが、その飢餓感こそが面白さであったのも確かなのだ。 そんな風に考えていけば、 センセーショナルなネタフリの連続であったが、 移入出来るところと移入出来ないところを絶妙に組み合わせたと言えるだろう。 ま、。そこもまた、面白さと、不満のウラオモテなんだけどね。 ただ、1つ言えるのは、こんなにとんでもないネタのドラマであったのを 上手くまとめきったことは、絶賛すべきなのでしょうね。 面白かったのは面白かったです。 いろいろと分析させ、考えさせてくれましたので。 ちなみに。。 瑠可って、海外に行ってとか言う夢があったのに いきなり、3人の生活になるんじゃ? そうなると。。。。、、、、、想像が膨らみますm(__)m その後の方が、、、、楽しみだったりして。 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.19 23:43:34
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