『野寺坊!夜の闇に響く鐘』
内容
鬼太郎と、ねずみ男が、どこかへ出かけたという
妖怪昆虫オオアシナガオバケクワガタを、探しに行ったという子泣き爺。
怒る、猫娘であったが、、、
そのころ、山で、昆虫採集に大喜びの鬼太郎と、、、金目当てのねずみ男。
その山で、事件が起きていた
無人の古寺から、鐘の音。。。。。
社長の命令にもかかわらず、工事は進まなかった。
が、、、ある日、ついに。古寺を壊しはじめる人間たち。
怒った、野寺坊は、街の子供達を連れ去ってしまうのだった!!
鬼太郎は、野寺坊に謝罪すればいいと言うが、
拒否する開発業者。。。。。
本当は良い妖怪で、人間に『警告』しているだけだったのに。。
人間は、自分たちの都合で
街を、、そして、森を破壊していく。。。。。。
鬼太郎『明らかに人間が悪い
ここがポイントでしょうか
人間と自然。..森、、、森の生物たち。
共存、共生、共棲
それは、妖怪も同じ。
基本的な『ゲゲゲの鬼太郎』のテーマをキッチリ描いたお話でした。
テーマを描きながら、
そこに、恐怖感を描くことも忘れないのが、『らしさ』でしょうし。
鬼太郎『謝ればいい
と、人間を諭したり
その一方で鬼太郎『怒りは分かるが、ヤリスギだ
と言うのも、面白い部分。
鬼太郎の中立性を明確化している。
そして
最終的なオチとして、猫娘。。。。
これですよね。これ。
まぁ、もう少し、子供が好きで有効な妖怪だという野寺坊
このアタリをもう少し描くべきだったかも知れません
そうすれば、『怒り』はもっと強調されたでしょうね。
それに『恐怖感』も、盛り上がったと思います
面白かったから良いけどね。
にしても
『オバケクワガタ』って、、、どんなやつ??
一番気になるのは、コレなんですけど!!
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