レベル999のマニアな講義

『緊急帝切』

内容
奈智（藤原紀香）が担当する、
双子の妊婦、長谷部美緒（三倉茉奈）、江川理緒（三倉佳奈）
２人の陣痛が同時に始まる中、前期破水で徳本美和子（西田尚美）がやってくる。
夫・慎一（八嶋智人）娘・優美（吉田里琴）に付き添われて。。。
美和子の無事を確認後、双子の元へ。
すでに理緒が出産していたが、美緒の状態が悪く帝王切開。。。無事出産する。

同じ頃、妊婦のひとり筒池かおり（西牟田恵）の胎児が口唇口蓋裂と判明し、
君島（松下由樹）から
形成外科医・元木（おかやまはじめ）と慎重に説明するよう命じられる奈智。
が、、奈智は、かおりの気持ちを気にせずにストレートに言ってしまったため、
かおりはショックを受け、中絶すると言い出すのだが、
奈智が中絶を断固拒否したため、かおりは強引に退院してしまうのだった。

奈智は、君島から厳重注意を受ける。
“もっと患者の心も大切にして！”

そんなとき、子宮筋腫の患者が運ばれてくる。緊急オペが必要な状態。
他の病院に回せば、命の危険性があったため、すぐにオペを開始を決断する奈智。
と同時に、君島により行われようとしていた
子宮外妊娠の女子高生・山本利香子（石橋杏奈）の卵管切除手術
だが、、、ふたりの患者は、輸血部の残量が少ない血液型！
オペが始まるのだが、運ばれてきた妊婦の命と利香子を救うためには、
利香子の子宮全摘出しか方法がない。。。。。。苦渋の決断をする君島。

ふたりの命は救われたが。。。。。。。


敬称略



細かいことはさておき。イヤ、、書く必要はない。断言できる。

本気で酷評していますので、要注意である！




どーしても、ヒトコト。
前回感じていた究極の疑問、、粗が、今回、急激に出てきた感じだ。

奈智という人物は、
昨日、今日病院に来たわけではない。

なのに、『どういう奴か分かっている』はずなのに、
デリケートだと注意をして、説明をさせようとする君島。

これ、、、完全に君島のミスだよね。

で、、、よく分からないのが、この後だ。
『トラウマ』という単語を取りだしてきて、

まるで、今日、今さっき、トラウマを知ったような物言いをする。

あの～～～～、、、、、明らかに、オカシイです！！

これは、医療技術の問題ではない。
前回、わざわざ人を呼んででも、トラブル回避を行おうとしたのだ。

ということは、、、
奈智にやらせなければ、トラブルは発生しなかった可能性が高い。
回避できるのに出来ることをやらず、トラブル発生を生み出している。

そして『ドラマ』だからと、『トラウマ』という言葉を持ち出してくる。

登場人物達が知らないことが発生して、
トラブルが生まれるならば理解できますが。。。。。

逆でしょ？
トラブルが生まれる可能性が高いにもかかわらず、
ドラマだからと、トラブルを生むシチュエーションを生み出す。

そう！！
あきらかに、事件ありきで、誘発させる状態を生み出しています。


その後も同じような展開である。

患者の容体を見ているような状況を表現せずに、
主人公が倒れるという意味不明状態。そのうえで、事件発生だ。


これ、どうみても、事件ありきで物語作りが行われています。

で、、、昨日来たわけではないのに、
君島は、奈智に語りかける。。。。。。。


これは、、ドラマなのか？？
主人公が、トラウマを抱えたり、主人公が、何かをしたり。活躍したり。。
そういうのが重要じゃありませんよね？？ドラマって！

そういうのは結果論としてついてくるモノである。

人間関係が見えず、今まで経過してきたはずの時間も無視する、
あまりにも不自然な設定とセリフの羅列。。。。困ったモノだ。



これまでの感想
第１話