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カテゴリ:ドラマ系の感想
『理由』
内容 藍沢耕作(山下智久)は、父・誠次(リリー・フランキー)から、 母の死の真相を知った。 そのころ白石(新垣結衣)は、父・博文(中原丈雄)に会うため実家へ帰る準備。 そして藤川は、ひと月前に娘・由真を亡くした女性・時田早苗が、 毎日のように病院にやってくることに苦慮していた。 そんななか、ドクターヘリ要請が入る 同じ高校の生徒が、バラバラの場所でアナフィラキシーショック!! 藍沢、三井(りょう)冴島(比嘉愛未)が、現場へと飛ぶのだが、 同時に、多数の患者が次々に病院に運ばれ。。。。明らかに異常事態。 一方、野上明彦(松田賢二)と妹・直美(吉田羊)から、 緋山(戸田恵梨香)が医療過誤で訴えられようとしていた。 春日部事務長(田窪一世)を交え、関係者が集まった説明会で 明彦たちの羽田弁護士から糾弾され、謝罪する緋山。 すると、橘(椎名桔平)田所(児玉清)から、緋山は問われる。 同意書を取らない理由があったのでは??と。 “死ぬのを認識していたのに、 死なせる同意書にサイン 平気でサインさせる医者は狂っていると思います。” 同じ頃、高校生を治療する藍沢達。 話し合いを終えた、橘、田所らも加わり、処置がされていく。。。 敬称略 今回は、大雑把に見て、お話2つ。 医者とは?? そんな命題が突きつけられる、緋山と白石。 “自分や家族を後回しにして他人を心配する それが医者だ” これが全てだろう。 緋山もまた、自分の信念で考え、動いた。 その一方で、白石も、仕事の中から考える。 自分のすべきことを。。。 そして、もう一つ。。。。命。 冴島、藤川の関係を描きながら、そこに、、娘の死に苦しむ女性。 “亡くなった人は、すぐに忘れるなんて言ったの間違いだった。 ごめん。 引きずって良いんだよ、当たり前だよ。 そりゃ、時間かかるさ。無理に忘れる必要なんてない その間、俺に出来ることがあればフォローするから これもまた、、、藤川の台詞が全てだろう。 そんな命に向き合って生きる医師たち。 で、大雑把に括っていたというところですね。 自分たちが今すべきこと。。。そんなところか。 お話としては、 4人、、いや、5人の主人公をバランス良く描き かなり面白いお話に仕上がっているのであるが、 恋バナ、、、 と言う事が絡んでいることもあり、 個人的なことであると言うことで、描くことに問題はないのだが、、、 正直。。。ここに来て、、、“命”と言われても、 逆に、 フェローになってから、ナニを学んできたんだ? と、少し思ってしまったのも事実だ。 実を言うと。これは、、医師は何のために仕事をするのか? というのも同じだ。 正確に書けば、 フェロー卒業間際で、いまさら、、、、 そういう印象である。 確かに、物語としては、かなり練られているし、 面白いことは、面白いんだよね。 でも、面白さを感じてしまっているからこそ、 同じような命題を日常的に取り上げているのに、、、いまさら、なぜ? と感じているのも事実なのだ。 だから、見ている印象は、同じような雰囲気に感じてしまう。 既視感が漂っていると言う事につながっていく。 面白いのに、このモヤモヤ感。 今回の医療的なことも、、、若干中途半端だし。。。。 う~~~ん。。。 きっと、イベントが日常的すぎるんだな。 ベタなお話になりすぎないようにと言う配慮も見えるし。 いっそ、気取らず、ベタベタで描いてしまえば 素直に楽しめたのかも知れません。 最後にちょっとメモ。役名ですね 春日部道夫(病院の事務長) 相馬誠二(病院の弁護士 羽田秀雄(野上サイドの弁護士) これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月01日 22時05分32秒
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