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2011.01.16
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『父の仇』

内容
天正元年(1573)
兄・信長(豊川悦司)の攻撃で、小谷城を落ち延びた市(鈴木保奈美)と3姉妹。

天正7年(1579)
市と茶々(宮沢りえ)初(水川あさみ)江(上野樹里)は、
市の兄・信包(小林隆)のもとに身を寄せていた。
そんなとき、信長から完成した安土城への招待状が届く。
伯父・信長は“天下人”ということもあり、江は大喜びだったが、
市、茶々、初の3人は、どうも様子がおかしいことに気づく。
そう。。。江はまだ、
信長が父・長政(時任三郎)の仇であるとを知らされてはいなかったからだった。

安土に到着し、安土城の荘厳さに圧倒される市たち。
やがて信長との対面となるが、緊張する市や姉たちとは違い、
何も知らない江だけは、笑顔であった。
しかし秀吉(岸谷五朗)の登場により、場の空気は張り詰めてしまう。
父の切腹という事実を知った江は、母・市からすべてを伝え聞く。

信長が父・長政の仇であることを!


敬称略



まず、書いておきます。

実年齢と俳優がどうとかこうとか。。。
わざわざファンタジーじみた顔見せの演出は、
そこは、あえて横に置いておくとするが、

あの~~~
こう言っちゃなんだけど。

江が事実を知らされた直後に起きる、、、やりとり。
打つなら打つ、殴るなら殴る
当てろとは言わないが、
コントに見えてしまうような寸劇、演出を入れるのは

何があっても、絶対に辞めてほしいものです。

別にね、
リアリティを追求して、あれこれしろとは言わないし、
そう言った寸劇に見える演出をするなとも言いません。

ですが。

ファンタジー部分が多すぎる今作。
もう少し『迫真』と思えるような演出にしないと、

何もかもが嘘くさく見えてしまいます。


そうでなくても、ファンタジーが過ぎるというのに。。。。

わたし、大爆笑してしまって、
シリアス展開のハズなのに、それを、、最後まで引きずってしまいました。


ほんと、、この大爆笑シーンは、最終回まで引きずる自信があります。


今回は、、、、なんだろ。
えっと、、安土にやってきて、
色々なことを知った江。。。そんなところだろう。


細かい事やファンタジーはともかく。

信長というキャラが絡んでくるホームドラマ風時代劇としては、
悪くはないと思うんですけどね。

最後の、、15分くらいは!
信長の再登場アタリからですね。。


ただ、序盤から中盤の『人物紹介』だよね。

ハッキリ言って、長すぎる!!!

これからのためのネタフリも含めているのは理解するが、
こう言っちゃなんだが、『字幕』で誰かが分かるだけで十分のハズ。

なのに、イチイチ。。。。。

いくらなんでも、テンポを悪くしてしまっているのは言うまでもありません。


戦国時代の歴史的エピソードは、腐るほど存在する。
そこから、誰かを選び出して主人公にしドラマにするのは容易なのだ。

が、今回は女性。
いつだったかのドラマと同じで、ホームドラマ風時代劇にするのは、
目をつぶって理解を示すことにしますが、

ホームドラマにとって不必要なシーンは、
主人公たちのキャラさえ見えなくなるし、

戦国時代というドラマに向けられる期待感からも
不必要な部分は、不快感にさえなってしまいます。

それなりのテンポで、魅せてくれないと、
視聴していても、なにひとつ楽しくありません。


次回からは、紹介部分が少なくなるだろうから
ドラマを魅せてくるのだろうが、

前回、今回。。。個人的には、『つかみ』を失敗していると感じました。


ホームドラマ風時代劇を描きたいなら、
それならそれで、『これで良いのだ』と自信を持って描いてほしいものです。

方向性が見えると、視聴者も気持ちが定まるでしょうし。

どんな馬鹿げたことであっても、
シッカリと、やりきってしまうと言うのは重要なことです。

やるならやるで、やりきらないと!


これまでの感想

第一回 






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Last updated  2011.01.16 18:51:29
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