|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
神谷(寺島しのぶ)のアイデアで、ナカシマ精機を逆提訴した佃(三上博史)。 これで、ようやく、訴訟に関してめどがついたと思われたが、 取引先からの取引停止も相次ぎ、資金繰りが苦しいことに変わりは無かった。 そんなおり、帝国重工の財前(渡部篤郎)富山(眞島秀和)が訪れる。 特許の買い取りを提案してきたのだ。。。。20億。。。 佃が提案する使用契約は認めないと言う財前。 会社の経営を考えれば、金は必要。しかし。。。。佃は提案を拒否する。 佃にとっても、どうして良いわからず。 社員たちと議論を続けるが、神谷は使用契約なら年5億になる可能性もあると。 売却すべきなのか?それとも。。。 しかし、売却で無ければならない理由が、帝国重工にはあるようだが。。。 後日、佃は、改めて売却拒否の意向を財前に伝える。 「特許を自社で持ちたいからと言うのは大企業の思い上がりです!」 すると財前は、 “全て自社技術という方針”を曲げてでもと使用契約を提案してくるのだった。 すべては、ロケット打ち上げを優先させるため。 佃たちにとって、上手く行き始めた矢先、 神谷の前にイワサキ(螢雪次朗)が現れる。 すべては大川弁護士(小木茂光)の策略。 動揺する神谷は、裁判にまで、その動揺を持ち込んでしまう。 そんななか元妻・沙耶(水野真紀)から“夢”に近づいていると言われ、 佃は、、、1つの考えにたどり着く。 夢のため、将来のため。。。使用契約を結ぶのではなく 製品を帝国重工に供給すると。 「これは金の問題じゃない、メーカーとしてのプライドの問題だ」 それは、リスクを負うことをも意味した。 もちろん、それは帝国重工にとっても同じ、他社供給はあり得ない話。。。。 敬称略 手作業だとアイデアが生まれる。 すべては、物作りのため。 信頼と技術 佃の思いは、同じ技術者である財前の心を揺さぶる 「良かったよ。バカにしてたけど、やられたよ。 一流の技術と、情熱がある」 話数を考えれば、そろそろ転機だと思っていましたが、 なるほどね。 シッカリと大企業と中小企業を見せて、 そこにある思いなども、描き込んできましたね。 佃。。そして財前。 ほぼ同じ道を歩むふたりだったが、バラバラに。。。 でも思いは変わらない.だから共感できる。 見事な描き方だったと思います。 いつもなら、もう少しセリフなどを書くところなのだが、 想像していた以上に描き込まれ、見入ってしまい、手まで止まってしまいました。 こういうことも、タマにあります。 それだけ、面白かったってことなんですけどね。 正直、、、最初の10分で、アレコレありすぎて かなり詰めこんだ印象を受けていたのです。 この状態で、どうやって“転機”を描くんだ?と思っていたら 一気に、時間を忘れるほどでした。 ホントに素晴らしかったと思います。 細かい部分でも、 つくだ製作所の喧々諤々の議論も、佃の夢、社員の現実も、、良い感じですし。 “もしも”に関しての財前の方針も ビジネスである事も描き、なかなか、良い感じでしたね。 人間関係の描き方も、 無駄だと思っていたキャラを、上手く使い始めて ほんとに、丁寧さを感じます。 いや、それどころか これだけの多くの人数を、上手く利用しきってきましたよね。 そこは、ホントに感心できる部分。 そのうえ最後は新展開!! ここで?という驚きもありますが、 さて、、、これが、ドラマとして、どう繋がっているか? 次回が楽しみである。 それにしても、上手く盛り上げてきましたね。 次の展開も表現し始めていますし。 名作、、、傑作へ突き進んでいるようです。 これまでの感想 第2話 第1話 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/8b059e787b26d3c8c4f22191e883a799 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.04 22:50:26
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|