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カテゴリ:ドラマ系の感想
『終幕へ…奇跡が起きる!』
内容 倉持(木村拓哉)たち第一次観測隊が帰国した。樺太犬を極寒の南極に残して。 苦悩しつつ再び南極へ向かうことを考え始めるなか、第三次隊の編成が決まる。 だが政府は、世間の目もあって、第一次、二次隊の参加者を許可しなかった。 白崎(柴田恭兵)は、“現場で生き抜いた人間”の必要性を訴えるが。。。。 そのころ、倉持は“宗谷”の修理現場にいた。 そこに古館(山本学)から、犬が生きている可能性があると連絡が入る。 敬称略 なんとかして。。。という考えからか、、犬、犬、犬、犬。 でも秒単位で、犬を混ぜ込まれてもなぁ。。。 結局、見ていると“犬のため”“ケジメ”という印象よりも 『ただ南極にいきたいだけじゃ?』 という印象にしかなっていない。 これが、今作が描いて来た“犬の描写”故でアリ、 そのうえ中途半端に、南極で夢を語っていたからこそ、 そう言った印象にしかならないのである。 そのうえ、今作には重大な問題がある。 俳優を目立たせたいのは、、無視するとして。 “奇跡”や“可能性”を語っているわりに、 犬が生きていることを、見せすぎるほど見せているのである。 たしかに、死に逝く様は重要かもしれない。 だが『結果』が分かっている上に、“生きていること”を見せられると どれだけ、贔屓目で見ても“奇跡”を感じにくいのである。 だってそうだ。 マジックのタネや種明かしを先に見ていて、その後、マジックを見たところで、 マジシャンの手技に感心はしても、マジック自体に驚くことはないのだ。 《見せないからこそ、奇跡が生まれる》 と言う事が分かっていないようである。 結局、後付けで犬の物語を描こうとするから、 こんな事になってしまっているのだ。 第三次隊が本決まりとなった30分くらいの時点で、 犬を描くのを辞めておけば良かったろうに。 その時点で4匹だから。。。。残るは、、、って、そういうコト考えますよね? “生きてるって、信じてる”とセリフが出ても、 “そんなの言わなくても、生きてる!” って、ツッコミを入れたくなってしまいます。 たとえば、倉持のことも同じ。 主人公だから、、、というコトで行く事は想定できているし。 いままでも、無駄に神出鬼没ぶりを見せてしまっているから、 想定が、、、“確信”に変わってしまっている。 こうなると主人公が、アレコレしていることは、 ただの引き延ばしにしか感じなくなり、 星野、氷室が色々やったところで、友情などを感じることはなく、 倉持に起きたコトは“奇跡”にさえ見えないのだ。 だから、感動さえ覚えない。 実際、そんな主人公が“現代でしかあり得ないセリフ”をつぶやきますからね。 どの部分かは言いませんが、、、脚本の甘さが見える部分である。 日本語がおかしいコトに気づいていないようである。 ってか、、時代考証をしろよな!! すでに、時代考証でもなんでもない部分だけど。 日本語を勉強して欲しかったモノです。 完全に、総括になっていますが。 上手くやれば、2時間で感動できる物語を 無理して連ドラに引き延ばそうとするから、こんな事になってしまったのだ。 ってか、最後にどうでも良いような恋バナを混ぜるなよな!! 結局、犬よりも女じゃ?(苦笑) さて。。。感動?の最終回。。。。になるのか? いや、いつまで犬を見せるつもりなんだ??? TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/75f9d55d70c6eae982ccac9ad6083161 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月11日 22時01分12秒
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