|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『邪恋』 内容 おちか(波瑠)は、その夜。。。。松太郎(満島真之介)の夢を見てしまう。 気がつくと、女中頭のおしま(宮崎美子)が、 涙を流し寝ているおちかを心配して起こしてくれていた。 内儀・お民(かとうかず子)は、 おちかが、毎夜悪夢にうなされているのは、話集めのせいだと。 伊兵衛(佐野史郎)に辞めるよう諭すが。。。。 休みをもらったおちかは、世話を任されたおしまから、 江戸見物を誘われる。気分転換に。。と。 だが、部屋でゆっくりしたいというおちかは、おしまに話を始める。 松田屋(豊原功補)との話のこと。おたか(小島聖)との話のことを。 そして、もしかしたら。。。と伊兵衛の意図を、なんとなく感じ取ったおちかは、 おしまを相手にして、話を始めるのだった。 実家、川崎宿の旅籠“丸千”での出来事を。 おちかは、 旅籠の主人である父・喜兵衛(春田純一)母・お圭(高泉淳子)、 そして跡継ぎの兄・喜一(石垣佑磨)とともに宿を切り盛りして暮らしていた。 やがて、同じ宿の旅籠“浪乃屋”の良助(松田悟志)との縁談話があがる。 幼いころから仲が良かった、おちか、喜一、良助。 良助からの結婚の申し込みも、当たり前のことだったのだ。 しかし、その良助が殺される事件が起きたという。 話は、10年ほどさかのぼる。 嵐の日、ひとりの行商人・安吉が、“丸千”に駆け込んできたのだ。 近くの崖で、小さな子が松の木に引っ掛かり、落ちかけていると。 話を聞いた喜兵衛が、駆けつけ救い出す。 数日後、おちかたちの看護で、男の子は意識を取り戻す。 ただ、右手だけは不自由だった。 それでも、松太郎と名付けられた男の子は、 おちか、喜一と兄弟のように育っていく。 やがて、家族同然に、松太郎は育ち、 “丸千”での働きぶりも評判を呼ぶほどになっていた。 おちかも、松太郎に想いを寄せ始めるのだが、 そんなとき、良助との縁談話が持ち上がったのだ。 しかし、良助の放蕩ぶりは、“浪乃屋”を傾かせるほどになっていた。 当然のように喜兵衛は、拒絶。 やがて喜兵衛は、松太郎をだしに、浪乃屋へ嫌がらせをするようになっていく。 おちかは、喜兵衛が松太郎を評価していると思っていたのだが、実は。。。。 敬称略 ちょっと、驚いてしまいました。 まさか、このタイミングで、主人公の話を描いてくるとは! 流れ自体は、前々回、前回からの“流れ”がありますので、 全く不自然ではない。 むしろ、自然の流れと言い切っても良いくらい。 とはいえ、 かなり、話が、独特の構成になっていましたね。 いや、目を惹く、見事な構成と言うべきだろうか。 複雑で分かり難いからこそ、 理解しようとして、興味が惹かれる。。。ということかな。 最終的な落としどころも。。。。良かったしね。 伊兵衛の愛情を見た感じ。 「おちか、どうする。お前が3人目だから、今度は4人目だよ」 そして、今回、一番良かったのは、満島真之介さん! あの目。。。姉・満島ひかりさんを思い出してしまった。 ただし、やはり男と女。 今回の話は、満島真之介さんにしか、出来ないかもしれません。 ほんと、良かったです。 最後に。。。。結局、あの男。。。村上淳さん。。。って、いったい。。。。 ちなみに、個人的には、《ベランダー》の印象が強すぎて、 あれ以降、消えないんですけどね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月13日 20時59分26秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|