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カテゴリ:ドラマ系の感想
「そして誰もいなくなった~追悼・渡瀬恒彦さん最後の出演作品~孤島の豪華ホテルに招かれた男女10人!次々殺され犯人が消えた…密室殺人トリック!?」
内容 東京から南へ300キロ。通称・兵隊島で10人の他殺体が発見された。 現場へと向かう警視庁捜査一課の刑事。 相国寺竜也(沢村一樹)と多々良伴平(荒川良々) 島にある“自然の島ホテル”オーナー七尾審に呼び寄せられたという10人。 死体発見の6日前。 浜田茂兵衞(でんでん)が操る船には、元水泳選手の白峰涼(仲間由紀恵) 新進ミステリー作家の五明卓(向井理) 元国会議員・門殿宣明(津川雅彦)元女優・星空綾子(大地真央)が乗船。 島に到着すると、ホテルの執事・翠川信夫(橋爪功)つね美(藤真利子)夫妻が ホテルへと案内してくれた。オーナーの七尾審は、現在不在。 ホテルについて早々。“決まり”であると携帯電話などを取り上げられる一同。 綾子は1号室。涼は6号室。五明は8号室。そして門殿は5号室へ案内される。 午後になり、建築家の橋元陽二(國村隼) 東京中央救急センタ外科部長・神波江利香(余貴美子) 元傭兵の軍事評論家・ケン石動(柳葉敏郎) 東京地裁の元判事の磐村兵庫(渡瀬恒彦)らが到着する。 夕食時、自己紹介をする8人。。。そして執事の翠川夫妻。 翠川によると、オーナー七尾審には会っていないと言うこと。 代理人の伊井弁吾の指示を受けやってきたと言うことだった。 10人ともに、オーナーに会っていないことに違和感を抱く一同。 そんなとき、妙な声が流れはじめる。 16年前、江利香は、患者の町田しげ。。を。 8年前、綾子は、お手伝いの春日七七子を。 11年前、元刑事・久間部賢吉は、強盗殺人犯・黒丸丈二を。 5年前、涼は、教え子の菱井草太を 13年前、石動は、兵士5人を。 15年前、門殿は、妻の愛人・長谷部継介を。 5年前、元ボクサー五明は、サラリーマン西村純矢を 10年前、翠川夫妻は、雇い主の小早川暁子を 7年前、磐村は、被告人、武藤昇三を。。。。殺したと。 「諸君に、罪状の申し開きが出来るか?」 困惑し、動揺する一同は、それぞれ疑心暗鬼に。 早速、橋元が問い正され、橋元は探偵の久間部賢吉だと告白。 依頼で7人の監視を請け負ったという。 すると、磐村は、11年前に強盗殺人犯の武藤に、死刑判決を下したと。 そして7年前に執行されたと言うことだった。 次に、江利香が、事件の弁護士・新城岳志と知り合いだったと続ける。 被告人のことは知らないと。 涼は、病弱の草太が亡くなったのは、事故だったと。 門殿は、秘書の長谷部は、テロに巻き込まれたと。 石動は、戦地で敵の罠にはまり、生き残ったのは自分だけだったと。 五明は、亡くなった西村は、やくざに絡まれ、彼女と逃げようとしていたと。 逃げようとしている西村をやくざと勘違いし、助けただけだという。 翠川夫妻は、世話をしていた暁子の容体が急変しただけと。 久間部は、黒丸の法廷で、不利な証言をしただけと。裁いていたのは磐村だった。 無期懲役の判決。1年後、獄中死。 江利香は、救命センターに運ばれた町田しげは、手遅れだったという。 そして綾子は、妊娠していた七七子を責めたが。。。。。 お互いのことを知った10人。 その直後、五明が。。。。。。 敬称略 原作は、言わずと知れた。。。。超傑作。 脚本は、長坂秀佳さん 監督は、和泉聖治さん まあ、原作を知っていれば、 だれが犯人なのか。。。そして。。。。ってのも分かっているのだが。 それでも、良い感じで魅せてきていますね。 若干、 《十津川警部》風。。。《タクシードライバー》いや《おみやさん》 あ。。。《9係》の加納倫太郎の方が良いか。 そういう風に際立ちすぎているのは、気になるが。 設定上、判事なので、仕方あるまい。 とはいえ。 強引だけど、キッチリと日本風にアレンジさているし。 なんとなく“横溝正史”風だけどね(笑) あ、先日の本田望結さんのドラマに酷似ってのは、言わない約束で。 それを言い出すと、 今作の原作自体が、その手の作品のおおもとだからね。 これくらいで、ちょうど良い。。。かな。 気になるのは。。。刑事だけどね。 これ、どうするんだろ。。。。 最後にどうしても、苦言。 これ。。。判事役。。。渡瀬恒彦さんじゃ、ないほうがよかったんじゃ? たしかに、展開上、理解出来なくも無いのだが。 あまりにイメージが強すぎて、どうしても引っ張られてしまう。 それこそ、國村隼さんのほうが、よかったかも。 で、元刑事は別で。 そのほうが、バランスが取れたような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月26日 21時51分29秒
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