「山茶花帖」
内容
天保二年十一月。料亭“桃井”の女将とく(秋本奈緒美)は慌てていた。
勘定奉行・井村宗千賀(古川悦史)の急な宴席が入ったのだ。
しかし手配しようにも芸者が急病で足りない。
そこで、奉公人の八重(山下リオ)を芸者として座敷へと向かわせる。
奉行の井村が、部下の田口丈之助(奥村秀人)と盛り上がる中、
結城新一郎(竹財輝之助)だけ、料理に手を付けていなかった。
井村が問い正すと、困窮する百姓がいるのに。。。と。。。。
叔父・桑島儀兵衛(相島一之)が叱りつけるが、
殿を弾劾するモノだと井村の怒りは治まらず。
すると八重が、唯一読んでいた“勧進帳”の一節を口ずさんだことで、
井村は、それを利用し、新一郎を晒し者に。
だが、それにより、井村の怒りは治まっていく。
後日、八重のもとに礼にやって来た新一郎。
八重の機転により、首が繋がったと感謝を伝える新一郎。
すると八重は、自身の境遇を語りはじめる。。。。
そんななか新一郎は、井村の不正を見つけ、桑島に報告するが、
時を待てと。
一方、八重は、新一郎の子を身ごもり。桑島に言われ、故郷へと。
が、途中、たおれた八重を、
宗石繁次郎(清水宏)宗石さえ(榎本由希)が救い。。。
敬称略
脚本は、高橋美幸さん
監督は、永江二朗さん
どうなるかと思ったら。。。そっか。
ここ数年、この枠では時代劇が作り続けられているわけですが。
どうしても、今回のような物語だと、
上手くまとめきれないことが多かったんですよね。
そう。主人公が2人いると、それぞれの物語を描いて、上手く繋げずにいたのだ。
が、今回は、キレイにまとまった。
きっと、他の作品も同様だったとは思うんだけどね。
経験がつくり上げた。。。っていうところかな。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月06日 20時56分27秒
もっと見る