内容
宇海(岩田剛典)は、江口(中村倫也)を降格させ、
新人のハル(浜辺美波)を総料理長に抜擢する。
納得出来ない江口は、時貞(渡辺いっけい)とともに、
佐那(戸田恵梨香)に元に戻して欲しいと伝える。ダメなら辞めると。
どうして良いか分からない佐那。そこに宇海が現れる。
2人の話を聞いた宇海は、企画勝負を提案する。
敬称略
脚本は、土田英生さん
演出は、岩本仁志さん
初回から、基本的に“結果オーライ的”な展開の今作。
その展開自体は、ドラマにある種の面白味はあっても、
本当の意味での面白味は、あるとは言えない。
そう。確かに、ある意味、ドラマチックではあるが。
結局のところ、行き当たりばったりにしか感じないからだ。
必ずしも、“理由”“意味”が必要だとは思いませんが。
それが、毎回となると、意味は違ってくる。
それが主人公のキャラになり。
それで納得している他の登場人物のキャラになるからだ。
おかげで、“いい加減なホテル”という印象が強まる始末。
きっとね。それを主人公のキャラだとか、センスだとか言いたいのだろう。
主人公は、それで良いだろうが。
他の登場人物は、ほんとうにそれで良いんだろうか??
ホテルが良くなっているとは、感じられないのだが。。。。。。
ってか、
そもそも。これだけ個性派ばかりを集めてしまうと。
たとえ、主人公特権で、画面に登場させても、印象に残らないのだ。
完全に埋没してしまっている。
にもかかわらず。
今作の主人公。画面への登場時間が短いという、アリエナイ状態。
そのうえ、主人公の魅力が中途半端。その“力”も中途半端な描写。
物語の“芯”が、これじゃ。。。オモシロ味が生まれるわけが無いのである。
で。どうしろと?
どこを面白いと思えば良いのだ?
例えばの話。初回、前回、そして今回もだけど。
主人公がいなくても、“新・総支配人の佐那”だけで、
成立出来た可能性が高いのである。
それは、初回の序盤で、佐那がアイデアを出して、
いろいろやろうとしていたことが証明している。
むしろ、佐那に“過去”“設定”があれば、十分なのである。
こんな状態で。。。そして中途半端な主人公。
違和感を感じ無い方が、オカシイだろう。
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