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2018年06月05日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『愛と友情の誕生パーティー婚約を賭けた食事会』
内容
音(杉咲花)は、天馬(中川大志)に桃乃園への転入延期を申し入れる。
相応しくなってから、転入したいと。

一方、晴(平野紫耀)は、“C5”の面々を前にして、
メグリン(飯豊まりえ)を“彼女(仮)”として認めはじめる。
が、晴の本当の姿が表面化してしまったことで、
英徳の生徒の晴および“C5”への風当たりは強くなり、
ついに、事件が発生するまでに。
そんな、晴を、音は手助けをする。英徳を好きになるまでは、辞めないと。
すると晴も、メグリンのことを音に伝え、
二人は、友達として向き合い、お互いに素敵なカップルになろうと。。。。

そんななか、音と天馬は、映画デートをすることに。
するとそこにメグリンと晴がやってくる。
メグリンが英徳の食堂で誕生パーティーをするという招待状だった。
メグリンに押され、結局、ダブルデートになってしまう。

が。誕生パーティー当日に、音と天馬は来ることが出来なくなり。。。。

敬称略



脚本は、吉田恵里香さん

演出は、岡本伸吾さん



悪くないのになぁ。。。。基本的にメリハリが無いんだよね。

いや、正確には、上手く出来ていない。。。だろうか。


流れの中で話しを紡ぐこと自体は、間違いではない。

でもなぁ。。。切るところを、シッカリと切った印象にしないから、

ダラダラ描いているように感じてしまうのだ。


そこなんだよね。今作が振り切れていない部分。

話しは間違っていない。俳優も悪くは無い。演出もそれほど悪いわけじゃ無い。

でも、切れ目無く描きすぎていることで、

実質的に、何を描いてもインパクトが薄まり、

何かを描いても、印象に残らない状態に陥っている。


例えば。35分過ぎのCMのタイミングなんて。

どこかで、区切ろうとして、ここになったのだろうけど。

結果的に、1つの話を分割しているカタチになっているので、

その前後のエピも含め、印象に残らなくなっている。

間違いなく重要な“やりとり”のハズなのに。


これは、その直前のCMでも、同じことが言える。

切って、話しを引っ張るなら、

インパクトのある、サプライズを感じさせなきゃ意味が無い。

でも、直前に、内容を明示しているので、

引っ張るようなネタじゃ無いだろ。。。という印象になっている。


切るなら切るで、確実に切って良い部分と、

切ったらダメになる部分とが存在する。


いままでも、感じていたのだが。

今作って、後者の切り方が多いよね。

で、話の腰を折ってしまっている



ちなみに、個人的に、1番印象に残っているのは。

演技がキレキレの愛莉。。。今田美桜さん。

むしろ、浮いているレベルなのだが。

演出が、もっとも、演出をつけやすいキャラだと感じているのかもね。

主人公よりも特徴的だし(笑)

そう。実は、これこそが、今作の問題点の本質だと思っています。


間違いなく面白いのに、物足りなさを感じるという。。。

もっと、メリハリがあればなぁ。。。。いろいろな意味で。

このアタリは、“続編”の宿命と言うべきか。


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最終更新日  2018年06月05日 23時06分40秒
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