もう、内容については、何も言うまい。
ただね。。。キャスティングが。。。。
もちろん、悪いわけじゃ無いけど。
正直、格が違いすぎる。
脇役達に主役が食われてしまっている状態だ。
俳優を揃えすぎているから、こんなことになるのだ。
“金田一耕助”は、多くの俳優が演じている。
過去の作品で、いま現在でも、見る可能性があるとすれば。
“石坂浩二”版と“古谷一行”版であろう。
他の俳優の作品でも言えることだが。
この“格の違い”というのは、印象に大きく影響を与えるわけで。
この2人の作品。。。。俳優を揃えても、弱くないのだ。
そう。格が同じなのである。
バランスが悪い作品は、これが。。。。かなり悪い。
その後に作られた作品で、俳優を揃えて、上手くいった印象があるのは。
“小野寺昭”版か、“稲垣吾郎”版くらいであろう。
だからといって、他の俳優の作品が面白くなかったワケでは無い。
近作では、“長谷川博己”版など、
昔の映像で魅せながら、現代的な演出で魅せた、意外な秀作。
“吉岡秀隆”版は、昔の作品を彷彿とさせながら、上手く魅せた作品。
“池松壮亮”版は、その現代的な演出により傑作と言って良いかもしれない作品。
ちょっとしたバランスと見せ方により、面白く見えるのである。
じゃなきゃ、いっそ“山下智久”版のように、
思い切った作品にすべきだったでしょう。
そう。今作は、気合いを入れすぎて、空回りした感じですね。
いっそのこと、加藤シゲアキさんなんだから。
《金田一少年の事件簿》の正統続編である《金田一37歳の事件簿》を
映像化すれば、良かったんじゃ無いんだろうか???
もしくは。。。明智小五郎シリーズをアレンジした作品《AKECHI》でも、
良かったかもしれません。
にしても、印象の薄い主役だなぁ。
演出の問題もあるだろうけど。
ちょっと、これは。。。。
もうちょっと、主人公を目立たせてあげましょうよ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月24日 23時35分56秒
もっと見る