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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
三浦安雄(ムロツヨシ)45才。食品メーカーの総務部長。 妻・カオリ(鈴木紗理奈)息子・秀太(大江優成)アリ。 なぜか、出社姿は。。。。女装。家を出た後、トランクルームで衣装替え。 その姿は、家族には知られていなかった。 半年前、三浦の部下・土方はる子(伊藤沙莉)は、 あまりの部長の自分勝手さに、振り回され続けていた。 先輩社員の送別会で、はる子は、三浦に女装させて歌をうたわせた。 榊原英二郎(中村育二)本部長や同僚たちにも好評で。。。。。 ある日、同級生の田代一彦(三宅弘城)の一言が、三浦の心を揺さぶる。 “チャレンジするには、時間が無い” 三浦は、趣味のモノを保管しているトランクルームへ。 様々なモノがあったが、ふと。。。。 その後も、女装。。。いや、女性に憧れる気持ちが抑えられなくなっていき。 妻に隠れて、メイクの練習をしたり、女性の観察も始める。 それを、妻に打ち明けることは出来なかったが、 “きっかけ”を作ってくれた、はる子には打ち明けていた。 はる子は、冗談だと思っていたが。。。。。 三浦は、度々、女装をして出歩くようになり、バーにも通うように。 3ヶ月ほど経ったある日、ついに田代に打ち明ける。「女になりたいのかも」と。 だが、田代から「男」だと断言され、声を荒げてしまう三浦。 そこで、メンタルクリニックへ向かい相談することに。 里中院長(平泉成)に話をしたところ、 本気ならば、家族と一緒に来て欲しいと言われる。 診断書を手に、カオリに話をする三浦。 困惑するカオリと一緒に、クリニックへ。 やはり、カオリには、受け入れられず。 三浦は、道具の処分をカオリに命じられてしまうのだった。 だが、どうしても三浦には納得出来ず。女装道具をトランクルームへと駆け込む。 そんななか、三浦の心を揺さぶる母(松金よね子)の言葉。 「うそはいかんよ」 そして、ついに三浦の“その時”が来る。 部下の女性社員たちが虐げられていると知った三浦は本部長にぶち切れてしまう。 「あんた、女なめてんだろ!」 そして三浦は、全社員への一斉メールで、 自分がトランスジェンダーであることを告白の送信をしてしまうのだった。 「明日からは、女性として出社します」 敬称略 脚本は、ふじきみつ彦さん 演出は、新田真三さん 民放では、こういう作品は、あまり放送しないが。 数年前から、NHKって、1,2年に1回、こういう系統の作品を放送している。 まあ、その1つの作品だと言っても良いだろう。 ある種の“色物”と思われがちのムロツヨシさんだが。 シッカリと演じることが出来る“力”があるのが、今作を見れば良く分かる。 微妙に変化していく姿なんて、秀逸。 個人的には、 こういうドラマは、“ドラマ10”で“連ドラ”として、 放送して欲しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月21日 22時14分02秒
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