「篤太夫、パリへ」
内容
慶応三年。慶喜(草彅剛)の弟・昭武(板垣李光人)に随行し、
篤太夫(吉沢亮)もパリへと向かっていた。
船の中で、様々な異国の文化に接しながら、
55日後、一行は、ようやくパリに到着した。
早速、万国博覧会会場へと向かった一行。
見たことも無い最先端の技術に、驚愕する。
そんななか、日本の展示場所を訪ねた篤太夫たちは、
その近くに薩摩の旗を見かける。使節団は、薩摩の使節に猛抗議する。
出発前に注意しろと言われていた“モンブラン”という男と、
五代(ディーン・フジオカ)が動いていたためと判明するが。。。。。
その後、昭武は、ナポレオン三世に謁見し。。。
そのころ、日本では、慶喜が。。。。
敬称略
作、大森美香さん
演出、田中健二さん
合成。。。に関しては、
個人的に、“見える”ので、無視しておきます。
それでも、かなり上手くやっていたと思います。
まぁ、ごく一部、違和感はあったというか。。。セットの不備か。
いや、気づかなかった。。。。いや。。。わざと。。。。
そこも無視しておきます。
でも、よくやっていたと思います。
物語自体も、“時代”をハッキリと描いているし。
幕府が無くなる“前日譚”のひとつとして、
面白みがあって、良かったと思います。
いわゆる。。。洋行のことを、ドラマで描くのって、
普通なら、ただのイベントにしか過ぎないため、
そこまでして、描く必要性は無いのだが。
今作の場合は、違う。
このイベントこそが、主人公にとって重要な“コト”
それが、未来に繋がっていくのだから、
この丁寧さは、必要で。。。そして重要なモノでしょう。
篤太夫が、異質であることを見せているのも、かなり良いところだし。
どうなるかと思った新章“パリ編”であるが、面白かったと思います。
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最終更新日
2021年07月11日 18時43分19秒
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