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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
ようやく、天海(小栗旬)たちによる移民計画が進み始めた。 だがその矢先、東山総理(仲村トオル)の滞在するホテルが爆破テロに遭う。 世良(國村隼)も一緒にいたと言うことだった。 その後、里城(石橋蓮司)が、東山の仕事を引き継ぎ。。。 敬称略 脚本、橋本裕志さん 演出、平野俊一さん、土井裕泰さん 先ず初めに書いておくが。 ここ数年の様々な感想の中では、かなり厳しい感想です。 先日の“番宣”からすると。 今回の“第9話”は、“第9話+第10話”だったようだ。 まぁ、“大人の事情”があるのだろう。 そこはいいや。 正直、前回、終わっていれば、 それなりに“カタチ”になっていたと思っているので。 今回見ていて思ったのは、ただひとつ。 完全に、“蛇足”ってことだ。 ハッキリ言えば、テロなんて、どうだっていいし。 そのうえ。。。なんて、ほんと、どうだって良い話だ。 完全に、“本筋”から外れているのは、言うまでも無い。 原作が。。。。既出の映像作品が。。。。も分かりますが。 どこで、どのように締めるかは、スタッフの腕の見せ所。 どれだけ、イイワケを並べ立てたところで、 好意的に見ても。。。“蛇足”でしかないです。 そもそも。今作は、初期設定から間違っていたのだ。 本当に、主人公の生き様。。。人としての“何か”を表現したいならば。 不必要な設定や、流れは、絶対にあってはならないことなのである。 例えば、主人公と妻子。。。家族である。 そこをシッカリ表現していれば、“意味”は生まれるかもしれないが。 今作が描いたのは、そんなことではなかった。 不必要な設定、展開を持ち込んでしまった。 そのうえ、“女性記者”との妙な描写も多くて。 どれだけ好意的に見ても。。。ダブル不倫に見えてしまっていたのだ。 もう、その時点で、 主人公が何を言ったところで、倫理観に疑問が生まれるわけで。 説得力の無い展開になってしまっていたのである。 これは、完全に、不要な設定と展開だ。 そのうえ、致命傷だったのは、第2章になった後半戦だ。 確かに、現場から離れたという展開にはなっていたが。 それと、主人公の“思い”とは、別の話で。 かなり雑に描いてしまっていた。 頭が痛かったのは。 現場復帰後の主人公たちの描写。 主人公を目立たせて、活躍させるのが“ドラマ”なのは、理解するが。 主人公が動きすぎてしまったため、 主人公の周り全てが“傍観者”に近い描写になってしまった。 その“傍観者”も、主人公の“仲間”なので。 一部だけを見れば、活躍と捉えることが出来ても。 残念ながら、“組織”としての動きは、怠慢の一言。 当然、リーダー格の主人公の“能力”に疑問が生まれるのは、言うまでも無い。 今回だって、見舞いの場面。 “そんなことしている場合じゃ無いんじゃ?”という疑問しか無かった。 俳優は揃えているし。 こういう作品は、昨今では、あまり作られなくなっているし。 ある意味、視聴者視線で見れば、 “目新しい作品”“先が気になる作品”だったのは、認めます。 きっと、そういう“狙い”もあったでしょうしね。 だからといって。 今作が、良質な作品かどうかで言えば。。。。。違うと断言できます。 描こうとしていることは、理解しますけどね。 もっと、不必要なことを描かず。不必要な展開をせず。 もっともっと“普通”に描いて欲しかったです。 ってか、、、、今作のような作品こそ。 主人公をひとりに絞るんじゃ無く。 2、3人がメインになる群像劇にすれば、良かったと思いますよ。 並行して、いろいろな“コト”を描くだけで。 不自然さが消えるだろうから。 にしても、イマサラながら、“ホームドラマ”に時間を割いていたね(笑) 初めから、妻子と母。みんなと同居設定にすれば良かっただろうに。 最後に、今回のエピソードを見ていて、一番感じたことを。 なぜ、今回の序盤で、沈没をさせなかったの? テロだ、感染症だ。。。っていうのより、 もう少し、納得感が出たような気がしますよ。 だって、“本題”は、そっちだろうに。 。。。。引き延ばし。。。ヘタすぎ。 引き延ばしのアイデアとしては、下の下。 ってか。今回の後半の展開だけを見ると。 沈没、関係ないよね?(苦笑) 2時間。。。つらかったです。 前回ラストの椎名の映像と、今回終盤30分。。。直結できるよね? TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7056.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月12日 23時40分10秒
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