オーストリア航空でトリノへ行く場合、往路トランジットが以上に長い(これもあってルフトで行きたかったんだがね…)。
順調なフライトも手伝って約5時間のトランジットタイム。市内に出て2時間程度はブラっと出来る時間である。「何しようかな~」などと考えていたら、機中隣にすわった男性が市内を案内してくれるという。聞けば京都大学で独文学の教授をしていたがあまりにクダらないんで辞職、今は投資で暮らして、年の半分以上をウィーンで過ごしているという。インチキくさいオジサンである(苦笑)。独文学科卒という珍しい経歴を持った同じようにインチキくさい私に興味を持ったのだろうか??ま、決まった予定があるわけでもないので案内を頼む。
ウィーン市内はあいにくの雨で、歩き回るっていう状況ではなかったので中心部にあるカフェで時間を過ごすことに。ここで飲んだシナップス入りのコーヒーは旨かったです。このカフェのオススメだそうで…オジサン、奢ってくれて有難う。
雨だし歩きたくもなかったのでカフェで無駄話を小一時間。聞けばドイツ人と同類に扱われるオーストリア人であるが、随分と国民性は違うらしく勤勉実直なドイツ人に対して、オーストリア人は随分といい加減な国民らしい。「そんなモンかね~」と思っていたら後日オーストリア人のいい加減さを思い知ることになる。パスポートの入国スタンプの日付が一ヶ月も前の日付になっていた…ま、3ヶ月の長期滞在とかしないからイイけれど、危うく不法滞在野郎にさせられるとこだったぜ…恐るべし、オーストリア人。カンガルーがいなくても、意外と南国体質なのかもしれない。
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Last updated
2006.02.18 23:03:41
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