でも、やりようは・・ある。
地に足をつけて、希望を持って。
自分の頭で考える生活設計。
希望を持って・・。
〇メール顧問会員のKさん(50代)
(相談:ライフプランニング)
昨日・・12/18(木)、現状診断終了。
メール添付で送りました。
K家の概要。
家族:5人。
50代会社員の夫、
40代パートの妻、
20代の子×2 10代の子
住まい:一戸建て。
収入:
夫 422万円/年。 (手取り:354万円/年)
妻 100万円/年。 (手取り:100万円/年)
貯蓄:527万円。
負債:住宅ローン 1,800万円(残1,492万円)
H24.10.19~ 27年返済
金利1.2%(3年固定) 66,000円/月
※3年固定の選択はマチガイ。
生命保険料:13.8万円/年 全労済生命共済
10年 死亡保険金:1,000万円
満期金:100万円
※138万円払って100万円もらう保険。
おバカさんです。(失礼!)
死亡保障必要額:
夫婦ともに大きな必要額が算出
されていますが、生活が成り立たない
キャッシュフローを元にした計算であり、
意味が無いので掲載しません。
いつも言っていますが、
健全な家計なら普通に、
夫婦ともに生命保険は不要、
・・という結論が出ます。
今回のKさんの家計は、
残念ながら現状のままでは不健全です。
大きな死亡保障必要額が、
夫婦ともにいつまでも・・
ということになります。
家計が不健全だと、
生命保険でお金をたれ流し、
さらにさらに不健全になります。
生命保険は家計を不健全にします。
(当たり前)
あわてて生命保険に入るのではなく、
まずすることは・・家計の改善です。
メールをいただきました。
武田様佐々木様
現状診断ありがとうございました
ブログを拝見させていただき
たくさんのデータを印刷しました
ざっと見ただけでも
どんと落ち込む資料でした…
※だと、思います。
まず、現状を認識することから、
生活設計が始まります。
年金も免除の期間があり
しっかり老後の年金のことは
考えたこともなかったです
(考えてもわからなかった)
※公的年金を軽く考えては
いけない。
私たちの老後の生活を
支えるのは、なんといっても
公的年金です。
マイホームを購入したのも
ダメだったのかなとも思いました
(それまで借金はなかったので)
※いや、生涯・・賃貸住まいの方が、
このケースでは
もっと悲惨なことになります。
なぜか?
老後の「住居費総額」は、
賃貸住まいの方が圧倒的に
多額になります。
死ぬまで家賃を払うんだから
当たり前です。
家賃月額×12ヶ月×年数
(年数=夫退職時から
妻の平均余命まで)
・・を計算してみましょう。
家賃8万円、30年とすれば・・
8万円×12ヶ月×30年=2,880万円!
このお金が老後の住居費総額。
他の老後の生活費以外に、
この2,880万円が必要になります。
一戸建てマイホームの場合は、
はるかに少なくて済みます。
でも、何とかしなきゃと
色々な思いがこみ上げてきました
何とかするために
質問も相談もしたいのですが
この小冊子をよく読んで
今の現状をまず
理解したいと思います
※どうしてこうなるのか?
まず、理解しましょう。
何も複雑なことはありません。
実にシンプルです。
収入がいくらで支出がいくらか?
それだけのことの繰り返しです。
メインの資料は
キャッシュフロー表です。
これだけで一生の収支が分かります。
それから
お電話させていただき
ご指導をお願いしたいです
どんと落ち込んでますが
何とかしたいです
よろしくお願いします
※シンプルに考えましょう。
いい方法とか、魔法のような方法は、
存在しません。(当たり前)
収入と支出の関係に尽きる。
「老後がご不安でしたら・・」とか、
「これで老後が安心です。」とか、
銀行や保険会社その他に
だまされないように・・。
そんなおいしい方法は無い。
手数料を取られ続けて
お金をたれ流すだけ。
しっかり地に足をつけて考えよう。
シンプルに考えよう。
支出を減らせないか?
収入を増やせないか?
1ヶ月の3万円は50年で・・
3万円×12ヶ月×50年=1,800万円
・・です。
(生命保険で簡単にこれぐらいを
たれ流しているアホウは大勢いる)
支出の減額と収入の増額を
組み合わせて、上記のような算数が
できるようであれば、
家計改善の希望は見えてきます。
さあ! しっかり地に足をつけて、
希望を持って行こう!
地に足をつけて ・・っと。
年末年始の休みは、12/30~1/4 です。
武田家は喪中につき、
来春年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます。
《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。
《 セミナー講師? 》 2時間3万円(+税・交通費)。
銀行・証券・保険・住宅会社等にだまされない生活設計。
消費者側に片寄った内容の講演。 講師をお受けします。
《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や
当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp
一般の顧問会員は常時受付けていますが、
メール顧問会員は普段、受付けを停止しています。