岡山の高校野球日記/ｂｙ土佐丸

[シリーズ・選抜への道（2009年秋）] カテゴリの記事

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  シリーズ選抜への道　編集後記　2（完）

  【西部地区予選・倉敷南-水島工】昨年８月29日から長期で掲載してきた「シリーズ選抜への道（２００９年秋）」。 郷土から関西が３年ぶりのセンバツを決め、県勢10年連続での「春」で岡山県民としては嬉しい限りですね。関西には甲子園で活躍してほしいですが、県大会で敗れた高校もこの冬、さらにレベルアップした姿を春季大会で観たいですね。３年目を迎えたこのカテゴリ「シリーズ選抜への道」。今回は倉敷南の躍進が特に印象に残りました。昨年は倉敷工、一昨年は興譲館が記憶に残ってます。春の大会、倉敷南の「爽やか」な野球をまた観戦したいです。「自分の目で観戦した事を自分の言葉で」。これが私のモットーです。誰かの言葉やモノマネはちゃんと観戦している人には見破られてしまうものです。これからも自分の目で、自分の言葉でを大切にして行きたいですね・・・。センバツでは中国・四国の高校を観戦できれば・・・と思ってます。期間中、沢山のアクセスがあり、また中国大会の時は連日2000を越す訪問数で本当にありがとうございました。-次回からまた「2010年/注目校・注目選手」を連載予定です。次は古豪・岡山南の予定です！-にほんブログ村高校野球ブログ村参加中です。ポチっと応援よろしくお願いします

  2010年01月31日

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  関西が3年ぶり10度目のセンバツ切符！

  春はセンバツから・・・関西が３年ぶり、１０度目のセンバツ！ 過去、好左腕がいる年は２度ベスト4に進出。今年も安定感抜群の左腕・堅田投手を擁す。スライダー、カーブ、スクリューと変幻自在な組み立てが出来る投手で、１年時の宮本投手（日本ハム）より上では？の声もある。控えにも本格派右腕・水原投手が控え、成長著しい。打撃も中国大会４試合で3本塁打と長打力も備わってきた。何より今年の特長は「足」のある選手が多い事と「状況」に応じた打撃が出来る事だろう。負けにくいチームカラーでセンバツでも上位進出に虎視眈々だ！ 中国勢は関西の他に開星（島根１位）、広陵（広島１位）が選ばれた。県の１位校が揃って選出されるのは中国地区では珍しいのでは？中国地区と四国地区の兼ね合いで毎年５校目が難航するが、今年はすんなりと決定したのでは？ただ、単純に地区大会での比較をするには同時期（中国大会・四国大会）に開催のため難しいと個人的に思います。一般枠を削っての21世紀枠・・・21世紀枠を２２世紀まで続けるのか、一般選出で上位に進出しながら漏れた高校が泣く事がないように、また中国地区と四国地区を同じ枠で括るのは無理があるのではと個人的には思います。何はともあれ、センバツで上位を独占し「中国・四国大会」が観れるように期待しています！にほんブログ村高校野球ブログ村に参加しています。ポチっと応援クリックよろしくお願いします

  2010年01月29日

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  10年連続センバツ出場の郷土勢！

  来春のセンバツに関西が出場すれば実に10年連続で県勢からのセンバツだ。各県3校、開催県4校の16校参加方式に変わった平成7年からの間の15年間でセンバツを逃したのは平成11年の秋だけだ。結果的に、この16校でのトーナーメントはとても県勢にはプラスになったと思う。ベスト8で同県が潰しあう・・等の不平はあるが、逆に四国のように「潰しあい」を回避すればベスト4に同県から3校進出する危険性もある。その場合は「地域性」で不利になる事もあるだろう。特に「中国・四国」で括られる枠ならば・・。「実力優先」の選考基準ならば「21世紀枠」は作らないと思うし、一般枠を削ってまでの特別枠にしないだろう。そこに「地域性」「話題性」、もちろん実力が加味されての選抜の選考だと思うし、当然実力での最低基準は中国地区の場合は「決勝進出」が最低条件になってきた。唯一センバツを逃した平成11年秋。その年の夏は岡山理大附が県勢として初の夏の甲子園決勝進出という偉業を達成し、来春も県勢の活躍に期待を寄せた年だった。その大会の県勢の代表は、1位倉敷工、2位商大附、3位岡山城東。倉敷工は個々の能力が高く、商大附は小柄ながら球威ある東元投手を擁し、城東は夏に活躍した3本柱の1人・谷野投手が残り期待されて臨んだ大会だった。倉敷工は初戦で南陽工に敗れ、それでもベスト8に商大附、城東が残りセンバツに「王手」の状態だった。（当時は中国3が固定だった）しかし商大附は尾道商にワンチャンスをものにされ1点差で涙。城東は9回（だったかな？）1－0でリードの展開もアンラッキーな三塁打から同点にされ南陽工に逆転負け。特に城東はセンバツまで手が届いていながらの敗戦だったと思う。この年を落とさなかったら実に県勢のセンバツ連続記録は18年連続なんですよね！それだけにフラフラ～とライト線に落ちた南陽工の三塁打が痛いなぁって思います。しかし、城東は県勢センバツピンチの状態だった平成14年、踏ん張りを見せる。その年は関西・理大附・城東と近年の県高校球界をリードしていた面子での出場だったが関西が国際学院（広島）に不覚を取り、理大附も賀茂（広島）に敗れ、最後の砦となった城東が崇徳（広島）に渋く勝つ。山陽新聞で翌日の城東・山崎監督のコメントが頼もしかったです。「岡山県の代表として、ここで負けるわけには行かなかった」郷土を応援している自分にはとても心強い言葉に聞こえました。結局、城東は西村投手の広陵を決勝で破り、この大会優勝したんですよね。この「シリーズ選抜への道」を始めた年は興譲館が難敵と思われた開星に完勝しセンバツに駒を進めた事も印象深い試合だった。こんな秋季中国大会を観戦するのも楽しみの一つです。 そして今年は関西が大きな「伸びシロ」を携えて春のセンバツに乗り込むはずだ！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援クリック、宜しくお願いします

  2009年12月22日

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  シリーズ選抜への道　編集後記　1

  このブログを開設して3回目の「シリーズ選抜への道」ロングランで掲載し、また沢山のコメントも頂き大変感謝してます。私自身、仕事柄「転勤」がつきまとう状況で、いつも「今年で最後かも・・・」と言う思いでの更新でした。少しずつ、今年の「場面」を振り返ってみようと思います。冷静沈着なエース・関西・堅田投手。唯一感情が爆発したのは岡山大会の一回戦、対興譲館戦だ。1－1のまま延長に突入し13回表に興譲館の失策で勝ち越し。そのまま逃げ切った。興譲館・岡田投手の手元で伸びる速球に大苦戦だった関西打線。懐を思いきって攻めさせた興譲館の1年生・妹尾捕手のリードと勝負所ではベンチから高田監督が自らサインを出すベンチワークは見事だった。東部の関西、西部の興譲館と大会前から前評判が高いチームの対決は見応え十分。8回裏の興譲館のスリーバントスクイズは「らしい」攻めで、流れは興譲館かな・・・と思ったが、1年生左腕はその後訪れる再三のピンチを冷静に切り抜ける・・・。最大のピンチは11回裏、一死満塁のサヨナラの場面。ここを併殺で凌いで勝ちを引き寄せた。関西が「春」を掴む上で、内容の濃い価値ある一戦だったように思えた試合で印象に残っています。この試合、堅田投手のスライダーは今秋みた中でも一番良かったように思えた。 敗れた興譲館は来春の西部地区予選・県大会を目指して出直す。この西部地区は「大激戦」の様相だ。岡山県は秋季県大会で初戦突破すると自動的に春の予選リーグは免除される。倉敷南、玉野光南はそれぞれ秋季県大会で初戦を突破しているので春の県大会からの出場だ。今春センバツ出場の倉敷工、関西と互角以上の試合をした興譲館、今夏甲子園出場の倉敷商、夏の予選で準優勝した玉島商、秋季県大会出場の倉敷、金光、水島工、大型チームのおかやま山陽、一冬越すと力をつける総社南、1年生大会で評判が良かった玉野、好左腕が残る玉野商、基本に忠実な高梁・・・ざっと名前を挙げただけでこれだけの高校がある。関西のセンバツでの活躍とともにハイレベルな来春の西部地区予選リーグも楽しみだ！ にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援クリックお願いたします

  2009年12月11日

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  来春のセンバツも中国勢の活躍に期待

   今年のセンバツは中国勢の活躍が光った。倉敷工・南陽工・開星・・・。大会前の専門誌では名前すら挙がらなかったが、見事な戦いだったと思う。開幕試合に登場した倉敷工。「甲子園に出れば何かが起きる・・・」そんな伝統を受け継いだような壮絶な試合だった。金光大阪21012000300110倉 敷 工100301013002x11幻のサヨナラシーン。不利な判定にも腐らず、最後に文句ない勝利を収めた倉敷工は中国王者の意地を見せつけた。続く中京大中京にも食い下がり、古豪復活を感じた大会だった。季節柄、今年を振り返るような日記になってますが・・・。今年のセンバツのように郷土・中国勢の来春の活躍を楽しみにしています。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援お願いします

  2009年12月03日

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  21世紀枠に県内からは倉敷南！

   岡山県の21世紀枠推薦校が決まった。詳細県大会で中国大会準優勝の関西を中盤まで苦しめた「倉敷南」。その戦いは私自身も強く印象に残るチームだった。中盤までこのスコア・・・。私は倉敷市営から移動して3回裏からの観戦だったが、前日、佐藤投手をギリギリまで温存しこの試合に先発させ勝負を懸けた倉敷南。思惑通りの試合展開で中盤まで進む。関西・先発の水原投手に喰らい付き、遂に登板予定のない堅田投手を引っ張りだした打線も活発だった。関西打線の「圧」にスタミナ消耗が激しかったと思われる佐藤投手。中盤は足を攣るのを抑える仕種があった。それでも最後までマウンドを守った姿は気持ちが伝わった。関西相手にペースを握った序盤～中盤は「勢い」と接戦を凌いできた「チーム力」を感じた。いいチームだ！県大会、初戦の岡山城東戦は佐藤投手を9回まで温存。今年の城東は往年の渋とさを感じるチームだっただけに、思い切った采配に驚いた。チーム全体の勢いを感じた試合だった。9回、1死2塁のピンチに登板し、後続を抑える・・・。4－3で接戦を制したナイスゲームだった。ズバリ采配が的中し、勢いをつけて関西戦に臨んだ。地区予選の代表決定戦。おかやま山陽との試合は3－2で制す。8回、無死1.2塁の場面でエース・佐藤投手が登板。西部地区屈指の強打者・花谷選手を併殺に仕留め、後続も抑え完全リリーフ。激戦ゾーンを勝ち残った。予選リーグでの水島工戦で初めて観戦して、驚いた投手が佐藤投手だった。球威十分でカーブの曲がりも大きい。腕の出所がわかりずらいフォームも、打者が振り遅れる一因だろう。関西の打者が中盤まで差し込まれていた事からも彼が好投手だという事が伺われる。さすが中学軟式の名門・里庄中出身だと思った。水島工戦は終盤のピンチを再三の好守で凌ぎ、2－1で勝利。負ければ予選敗退のピンチだっただけに、大きな1勝だった。 関西の中国大会での活躍が、県内で敗れた高校の励みになれば・・・延長の死闘を演じた興譲館、関西を中盤まで苦しめた倉敷南・・・。来春の岡山の野球も楽しみが多い。中国大会の閉会式の言葉で「勝った学校は敗れた学校の思いを胸に、上の大会でも頑張ってほしい」と大会役員の方が閉会の言葉を述べた。そんな思いを胸にセンバツでも郷土、また中国地区の代表として関西の活躍を楽しみにしている。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みに更新してます

  2009年11月28日

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  中国大会アルバム・7・開星編

  今年の6月、山陰大会を観戦した時、今秋の中国大会は山陰勢も強いだろうなと感じた。夏の甲子園では立正大淞南がベスト8進出。今大会は開星が山陰勢としては昭和40年の邇摩以来の44年ぶりの中国大会優勝。主戦の白根投手を含めベンチ入りに9人の1年生入り、今秋以降も中国地区の上位に顔を出しそうな勢いだ。旧チームでは「精神的支柱」、橋本選手がチームをまとめていたが、今チームは糸原選手が攻守にその役目を果たしている。センバツでも注目される選手だろう。 開星・4番、出射選手。初戦の熊毛南戦、豪快なHRはスタンドが沸いた。後ろの熊毛南・笠原監督の憮然とした表情が印象的だ。打撃は旧チームの橋本選手を越えてるが、インサイドワークやリード面で課題も多い。中国大会ではサインに白根投手が首を振る場面が多かった。山陰大会での白根投手は橋本選手のサインに首を振る事なく、テンポ良く投球していた。バッテリーの呼吸があえば自ずと機動力を使った攻めに対応できるはずだ 神宮では巧者・今治西に逆転負け。中国大会で対戦したチームに同系のチームがなく、貴重な経験をしただろう。中国勢はおそらく、センバツでも候補の一角に挙がると思う。開星は新チーム後の戦績で抜群の勝率を誇り4割に迫る高打率。関西は多分、出場校中トップになるだろうと思われるエースの防御率。1年生が多い両校だけに楽しみも大きい。来春、センバツで勝ち進み、両校の再戦も見たいものだ・・・にほんブログ村高校野球ブログ村に参加しています。ポチっと応援クリックが励みになってます

  2009年11月23日

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  1年生大会・関西が優秀校

   今日は晴天の中、おかやま山陽ー関西と理大附ー玉野光南の優秀校決定戦が岡山県営球場で行われた。関西10－1おかやま山陽山陽の先発は前回と同じく左腕の「1」番。関西は渡辺（雄）選手が先発。関西は右翼に小倉選手が入って、ほぼベストの布陣かな。3回に堅田投手が左中間に2点タイムリーで先制した関西は、それ以後毎回のように小刻みに得点し10得点。7回にはライトポール直撃のHRを放った堅田選手。投げては先発・渡辺投手が丁寧な投球で3回・無失点。時折シンカーのような球を投げていたと思う。4回から登板の水原投手は制球に苦しみながらも、失策による1失点の8奪三振。個人的に注目していた山陽の「8」番の選手は今日も最後に登板。点を取られはしたが、時折関西の打者が振り負ける「速球」は磨けば光る素材と感じた。投手向きの体つきで、非常にリーチが長い。何より、マウンド上での表情が良い選手だ。（非公式戦のため、撮影してませんが）球種は大きなカーブと速球でタイミングを狂わすパターンだが、フォークを覚えれば奪三振も増えそう。 現関西の礎を築いた1人の服部氏（元・関西監督）が球場に顔を出していた。教え子が率いるチームの活躍を頼もしそうに笑顔で観戦していた姿が印象に残りました。 理大附ー玉野光南は午後から私用ができたため1回の攻防しか観戦できませんでした。初回・光南の1～3番までの三連打は見事でした。中軸は大柄で迫力ありました。先発は19番・水野投手かな？石塚選手は12番で中堅を守ってました。 1年生大会は「初戦」が一番難しいと聞きます。何もかも手探り状態での試合ですし。そんな中、勝ち進む事にチームとして機能していく姿も楽しみの一つです。 これで私の今年の野球観戦は終わりかな・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックお願いします

  2009年11月21日

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  中国大会アルバム・6・関西編

  地区予選から追いかけた「シリーズ選抜への道」シリーズもあと少しで最終回。今日は関西高校編。今年の関西は「優等生」型の選手が多いように思えた。黙って結果を出す・・・。悪く言えば「おとなしい」、良く言えば「大人のチーム」・・・。そんな中、4年前の匂いを残す選手が船守選手と水原選手だった。闘志を剥き出しに相手に向かって行く姿は4年前の関西ー広陵戦の上田選手（現・ヤクルト）を思い出した。船守選手は平成16年の松本選手を彷彿させる打撃だった。試合後は船守選手の周りに笑顔が溢れる。決勝では5番を打ったが、彼が9番を打てるような打線が組めれば、関西打線は切れ目がない・・・。冷静な堅田投手と対照的な水原投手。県大会ではフォームが固まってない感じで球威・制球にバラつきがあったが、中国大会ではダイナミックなフォームから威力ある球が低めに決まっていた。雨で順延になった試合では、開星の各打者が面喰ったような表情が印象に残った。右打者の外角低めに「ズドン」と決まる速球は威力十分。同じコースに打者の手元で変化するスライダーは腕の振りが同じだけに思わず打者も手が出る球だ。堅田選手は平成13年の宮本選手（現・日本ハム）の姿が被る。冷静沈着な投球に打撃センスの良さ。彼は中国大会の各試合、最後の打者を仕留めても1度も「ガッツポーズ」をしてなかった。何事もなかったようにマウンドを降りて整列する姿に「大物」感が漂う。印象深い年代の選手を思い浮かべた今年の関西。勝負強い植田選手、渡辺（謙）選手や1.2塁間に狙いすましたような打撃をする渡辺（雄）選手、俊足の小倉選手、福井選手、磯本選手、、ミートの上手い西田選手・・・派手さはないが総合力の高い可能性を感じるチームだった。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチッと応援クリックお願いします

  2009年11月17日

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  神宮大会、１年生大会・・・

  明治神宮大会も始まり、中国地区代表・開星は明日、今治西と対戦。昨日の試合をTVで観たが、今治西の粘りは脅威的でした・・・。多分、こんなチームは「公式戦」に強いタイプ（本番に強い）の高校だろうなぁって思います。開星・白根投手と粘りのある今治西打線は面白そうです。今治西・日野投手が本調子ではないのが気がかりですが・・・。 岡山県では１年生大会が大詰めです。今日は総合グランドで２試合観戦しました。メモ帳とか何にも持たずに観戦したので微妙に違う数字があるかも知れませんが・・・。 山陽9－4笠岡商両チーム、元気いっぱいでした。山陽は２年生がスタンドから後輩の応援。上級生が下級生の為に声を張り上げての声援は、岡山県では山陽だけのような気がします。山陽は秋季大会の予選も引退した３年生が応援団に交じっていたし、そういう光景は毎年見ます。いい伝統だと思いました。笠岡商のサイドハンドの「1」番の投手は、打たれましたが中々「味」のある投球術でした。こんな投手がいる年は「大物喰い」する笠岡商。これからが楽しみです。山陽では「8」番の選手が目に止まりました。最後に中堅からマウンドに登り、「快速球」を投げてました。まだまだ荒削りで修正点も多いですが、180ｃｍ越す長身と抜群の身体能力を備える選手でした。二塁打を放った時の１塁から２塁へ駆け抜けるスピードは凄い運動能力を感じました。脚力があるんだと思いますし楽しみな選手です。チーム全体としては、エンドランや盗塁、バントと仕掛けるよりもそのまま打たせた方が得点力も上がるチームだと思いました。 関西7－0金光学園（7回コールド）関西の先発は中国大会で好投し、この１年生大会無失点（だと思います）の背番号22・水原投手。関西は中国大会でベンチ入りしていた選手は20番台なんですね。堅田選手は23番、渡辺選手は21番、福井選手は24番だったかな？・・・。先発した水原投手は初回にいきなり三者三振。２番打者に投じた4球目？か5球目の外角低めの速球は素晴らしい球だった。決めに行ったベストボールだったが際どく外れた。あのコースが決まると同じコースから外に逃げる高速スラも面白いように空振りが取れるし、投球の幅が広がる。スライダーと速球の腕の振りが変わらない好投手だと思います。四球は1つで奪った三振は7回で11個、許した安打は3本・・・だと思います。速球の威力は岡山東商・星野投手と遜色なかったように感じました。気が強い右の本格派に冷静な左腕・堅田投手・・・県内では異彩を放ってます。堅田選手は、また下半身がどっしりしてきました。とても1年生の体には見えませんでした・・。金光は「1」の投手はタイミングがとりずらい直球で踏ん張るも守りのミスが痛かったように思いました。（でも1年生大会にしては動きは悪くなかったと思います）関西は2年連続優秀校にあと1つ。「野球を楽しんでいる」おかやま山陽と21日に対戦だ。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援クリックお願いします

  2009年11月15日

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  中国大会アルバム・5・郷土勢の活躍

   今年の中国大会は郷土勢の活躍が光った。3校がそれぞれ初戦突破しベスト8に進出。関西のエース・堅田投手。174ｃｍ・72ｋ（1年）スライダーの切れ、球威とも県大会の状態には及ばないながらも抜群の安定感だった。豊富な経験値で決定打を許さないのはさすがだった。決勝戦で先発した水原投手。178ｃｍ・75ｋ。（1年）強気な性格が投球にも現れ、気持ちの強さを感じた。雨の中での登板時は（順延）、強打・開星に全く気後れせずに堂々とした投球は気持ち良かった。1年生だけに楽しみな投手だ。ダイナミックな投球フォームから威力十分な速球と低めに決まる変化球が冴えた11月1日の試合。（5回途中・雨天ノーゲーム）初回には糸原選手、岩田選手を連続三振。2回は出射選手、江本選手の中軸を連続三振。5回まで毎回の7奪三振を記録。右打者の外角低めに決まる体重が乗った速球は、グィともう一段伸びがある素晴らしい球だった。理大附の後藤投手。169ｃｍ・61ｋ（2年）独特な投球フォームから緩い変化球を有効に使い、制球力で勝負する。初戦の緊急登板も制球が安定しているので思いきってリレーが出来たような継投に思えた。関西戦は先発し、崩れそうで崩れない粘投だった。初戦はブルペンから「凄い球」を投げていた岡山東商・星野投手。179ｃｍ・78ｋ（2年）出雲商打線を全く寄せ付けない好投。開星戦は相手選手が気持ちを前面に出してきた中での対決も、序盤で流れを渡して後手後手に廻る試合内容。県大会から無欲で勝ちあがった岡山東商だったが、甲子園が見え始めた所でいつもの戦いが出来ず、コールドで姿を消した。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチッと応援クリックが励みになっています

  2009年11月12日

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  中国大会アルバム・4

  広島県の1位校、広陵は秘めた実力を持ったチームだった。開星、白根投手が回を追う事に疲労感に溢れるのが手に取るように分かったし、その伝統を感じる攻めは今大会突出していたように思えた。一冬越したら楽しみなチームだなと思う。3回に一挙5点を奪われた広陵はじわりじわりと開星を追い詰める・・・「王者」の足音を感じながらの戦いは精神面の真価が問われる・・・。それを跳ね除けた所に今年の開星の強さを感じた試合だった。制球にバラつきがあるものの、大物感があった有原投手。一冬越せば楽しみな投手になりそうだ。最終回の猛迫も及ばず惜敗。チーム全体の「雰囲気」は大会随一に感じた。来春のセンバツでも見たいチームの一つだ。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになってます

  2009年11月11日

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  中国大会アルバム・3

  山口、鳥取勢が初戦で姿を消した今大会。鳥取勢は観戦できませんでしたが、山口では防府が印象に残りました。溌剌とした動きに攻守交替時の全力疾走・・・。10番を付けた岡村投手。安定した制球を武器に理大附打線を３安打1四球に抑える。この試合を観戦していた（球場では会えませんでしたが）山陰地区の指導者に試合後、岡村投手の印象を伺った所、「右打者にも左打者にも打ち捕るパターンを持っている」との事でした。少し勉強になりました。新庄と雨中の熱戦を制した智翠館・利根投手。新庄の打線も印象に残ってます。雨の中、徹底して転がす意識を置いた打撃で相手ミスを誘ってました。利根投手は中盤以降、再三走者を貯めるものの粘投で新庄打線を振りきる。次戦の関西戦後、「まだまだ精神面が弱い・・・」とコメントを残してますが、この試合を見た限りは強いハートを持った投手だと感じました。 にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援お願いします

  2009年11月10日

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  中国大会アルバム・2

  県大会を４点ゲームで制してきた今年の理大附。例年より小粒ながらも粘りの野球で平成13年以来のベスト8進出。石橋投手も本調子ではなかったが要所を抑え、初戦は好投。ベンチで出迎える「豪腕」薮田投手の表情も明るい。初戦での先制点。ベンチのマネージャーも思わず立ちあがった・・・。  にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリック宜しくお願いします

  2009年11月09日

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  中国大会アルバム・1

  10月24日から行われた第113回秋季中国地区高等学校野球大会。大会期間中のハイライトとか振り返りながら不定期で更新して行きます。上の写真は「どらやきドラマチックパーク米子市民球場」晴れた日には大山が見えます。中国大会に足を運んで、いつも楽しみなのが島根勢の応援。学校全体が男女とも仲良く、一体感がある所が好きです。応援も個性的なんです。攻守交代時の時、太鼓の音に合わせて「オー〇〇～（選手の名前）、オー〇〇（次の選手の名前）」・・・と一通り音頭取ったあとに、「オー開星～！！」で締めるのが岡山にはない感じの応援です。最近は山口勢も使ってますね。開星では江本選手の時に流れる「江本～ボンバイエ！！江本～ボンバイエ！！」がとても耳に残ってます。準決勝の試合前。隣のサブグランドでの光景。１回戦から吹奏楽部が来てましたが、まだ下級生中心で慣れない面があったみたいで。初戦は野球のルールを部員に聞いていた生徒も居ました。勝ち進むに事に演奏も慣れてきて、少し音の響きをチェックしてる感じです。自分達で課題を見つけて、どれぐらいの大きさで演奏しているかとか・・・多分、音量に不満があったのでしょう。上級生らしき生徒が離れた位置から音量チェックしてました。グランドで戦う選手と同様、スタンドの生徒も一生懸命。自分達が通ってる高校が好きなんだなぁ・・・そんな想いを強く感じました。少し髪が伸びかかった生徒・・・夏に引退した3年生かな？いろいろな想いや思いを乗せて、開星が中国大会を制覇した・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになってます

  2009年11月07日

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  開星ー関西、決勝戦ハイライト！

  開星が戦前の下馬評通りの強さで優勝した今年の中国大会。試合内容は昨日の試合終了後に更新したが、違う視点で振り返ってみた。開星のノックは今大会、とても楽しませて貰いました。私は広陵・中井監督のノックも好きでしたが、今大会は中井監督、ノックしてませんでした。その代わりに野々村監督のノックがユニークで良かったです。一通りのノックが終わり、ナインと監督が「声」で「やりあい」ます。「どこに打ってほしんや！」「元気ないと止めるぞ！」と監督が声を上げると・・・ナインが「ここに打って来い！」「こっちに来い！」と全員が声で応戦！しばらくこのやりとりが続きます・・・アナウンスで「開星高校、ノックの制限時間が終わりました！」の放送後、最後の一球のノックが元気がある選手の所に飛ぶ。飛んで来た選手はプレッシャーだろうけど、最後にきちんと締めるとチームが良い雰囲気で試合に臨める。野々村監督、ノック上手いです。一塁頭上のハーフライナーとか・・・あまりあの打球を打つ監督は見ないですし。それから、キャッチャーフライを「スカッシュ」した日曜日の決勝。（雨で順延でしたが）グランドの選手もスタンドの部員も一斉に「おいおい～！」とブーイング。監督は苦笑い。少し場が和みました。これ、緊張をほぐす為にわざとやっていたら凄いなぁ・・・。 そして試合開始。先頭・糸原選手が初球をライト場外にHR。いきなりの先制パンチにベンチは盛り上がる。２打席目には左前へ３打席目には中前へ・・・右に左に手がつけられない。バットの振りきった位置と軸足がきれいに斜め一直線にラインが引ける天才的な打撃フォームだ。この大会、開星の応援の「健斗・健斗・イトハラケント～！」が耳に焼きついてます。今大会、ベンチでの気合が凄かった野々村監督。試合中は常に先頭に立ってナインに叱咤激励。昔ながらの気質を持ったその姿に、少し応援したくなる人だった。最近はこんな指導者が少なくなったように感じる。関西・江浦監督も負けじと気持ちを出す。２回の満塁のピンチを併殺で凌ぐと水沢選手にこのガッツポーズ！こんな試合は見ていて楽しい。試合前も軽いキャッチボール程度しかしてなかった堅田投手は４回２死、ライトから緊急登板。注目の糸原選手との対決は死球と左飛。山陰勢としては昭和40年の邇摩以来、実に44年ぶりの優勝。（私は生まれてません・・・）大会期間中、「新チームの段階では過去最強」の声が聞こえた今年の開星。山口２位、岡山２位をコールドで退け、広島１位、岡山１位を接戦で凌いだ「完全優勝」だった。夏の悔しさを持続し、チーム力に変えたナインと監督、関係者に脱帽だろう。試合終了後、江浦監督に手を振った野々村監督。練習試合等でお互い親交がある間柄だ。この後の閉会式後は開星・村本氏が関西ベンチに歩み寄り言葉を交わす。謙虚な姿勢に、勝利しても驕った気持ちなどなかった所に好感を覚えた。山陽勢・山口勢の優勝校の名が刻まれた深紅の優勝旗。今年は約半世紀の時を越え、山陰に渡る・・・。センバツでも中国勢の活躍が楽しみだ。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援が励みになってます

  2009年11月04日

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  開星が優勝！

   秋の中国大会最終日は晴天の中行われ、開星の初優勝で幕を降ろした。開星4－3関西開星は初回、糸原選手が先頭打者本塁打を放ち先制。初球、甘く入った所を振り抜いた見事な一発だった。関西もその裏、四球の渡辺選手を犠打で送り、植田選手が左前打後の1.3塁で三ゴロの間に同点。今大会、全て初回に得点だ。関西の先発は水原投手。2度目の対戦となった開星は各打者が振れていた。4回までに6安打を打たれ2失点。4回、糸原選手に左前に運ばれ2点目を許した所で関西はエース・堅田選手にスイッチ。２死2.3塁のピンチで岩田選手の当たりは三塁手が一塁に悪送球し2者生還。この回3点を奪い4－1と開星がリードを広げる。関西もその裏、4番渡邊選手の右前打で1点返す。5回は山口選手が右中間に抜ける当たりを外野手がもたつく間に一気にホームを駆け抜け1点差。3回途中から登板の堅田投手は5回3/1を投げ被安打2、奪三振9の内容。試合前から投球練習すらせず、いきなりの登板でこの出来はさすがだった。回が進む事に球威は増し、7回に中軸から2三振を奪った所は中国路ＮＯ1左腕の片鱗をみせつけられた。一方、開星の白根投手も6回以降1安打に抑える好投。9回を投げ8安打10奪三振。恐るべきは6回以降に6つの三振を奪った点だ。後半になるほど球威と変化球の切れも冴えた。結局白根投手の好投で開星が優勝。 1年生投手の投げ合いは随所に見応えがあり、今後の中国路でも注目される対決になるだろう。優勝した開星は夏の初戦敗退からチームが生まれ変わったように感じた。野々村監督はグランド外ではとても静かな口調で話される人だが、ベンチでの気迫は今大会、誰よりも（選手達よりも）熱かった。ベンチ最前列で身を乗り出し、消極的なプレーには容赦ない激が飛ぶ。大会4本塁打の糸原選手も気持ちで向かって行き、選手全員にこの大会を勝つという意思統一が徹底されていた。見事な初優勝だった。関西は怪我人が多い中、高い総合力で準優勝。今日も磯本選手を遊撃手に西田選手を遊撃から二塁に、9番の船守選手を5番にと大幅にオーダーを変更しての試合だったが守備に不安が残った。しかし、決勝まで要所で美技もでて堅田投手を助けた場面も幾度かあった。「課題はあるが楽しみも多い」と言い残した指揮官は来春を見据えていた・・・。歓喜の初優勝に喜ぶ開星ナインを横目にベンチで悔し涙を流す選手もいた関西。その気持ちがあれば、センバツでも楽しみだと思った。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチッと応援クリックが励みになってます

  2009年11月03日

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  準決勝ハイライト！開星ー広陵

   優勝候補同士の対戦は終盤までもつれた試合だった。開星・白根投手は走者を出しながらも要所を締めた投球。後半肩で息する姿に「名門・広陵」の圧を感じていたのが伺われた。最後の打者を二ゴロで仕留め試合終了。安堵の表情を浮かべる開星・白根投手とナイン。準決勝第二試合が開始。緊張感いっぱいの中、センバツの最終関門の戦いが始まる。広陵の先発・有原投手。186ｃｍの長身から角度のある球を投げ降ろす。足で白根投手を崩す作戦もさる事ながら、打者の立つ位置なども「名門」だけに工夫していた。左打者は一塁走者が捕手の死角になる位置に立ったり、ベース寄りに立って白根投手の得意なスライダーを封じたりといろいろ仕掛けてきます・・・。心理的プレッシャーを１年生投手にかけてきた。５回、失策を絡め開星が先制！白根選手がしぶとく右前打。２者生還しこの回５点。後がない広陵は最終回、粘りを見せるが・・・あと一歩届かず。ほぼセンバツを決めた開星ナインの試合後の表情。苦しい試合だっただけに喜びも爆発。広陵のあらゆるプレッシャーの中で３失点完投の白根投手は貴重な経験をしただろう。全国レベルを肌で感じ、さらなる進化を遂げそうだ。一人一役全員主役・・・広陵の垂れ幕は甲子園で見る事ができるか・・。一冬越せば可能性を秘めた力を感じるチームだけに、選考が気になる所だ。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックお願いします

  2009年11月02日

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  準決勝ハイライト！関西ー智翠館

  今日も中国大会決勝は雨で順延。明日は祝日だし、何とか天気も回復してほしいです。開星・白根投手は中1日、関西・堅田投手は中2日と休養も挟めて文字通り秋の中国路NO1を決める対決になりそうな予感・・・。関西ー智翠館戦。関西は初回、磯本選手・福井選手の連続安打で1.3塁として、４番・植田選手が右飛に犠牲フライを打ち上げ先制！３回は「恐怖の９番打者」船守選手が左中間に二塁打。この試合も２本の二塁打を放ち、1つの四球を選ぶ。唯一凡退の中飛も芯で捕らえた鋭い当たりだった。船守選手を三塁に置き磯本選手が左前打で２点目。利根投手は左打者に外角いっぱいに決まるスライダー、右打者には内角を突く速球が決まり、調子はさほど悪くなかったが磯本選手・船守選手には見極められ痛打されていた。６回のピンチを凌ぎベンチに帰る堅田投手。頭脳的な配球が光った。智翠館は中盤まで利根投手の好投で試合を作るも打線が奮わず敗退。0－2から我慢比べの試合展開でどちらが先に点を取るか？どちらの投手が先に崩れるか注目したが、６回・ピンチを凌いだ堅田投手、その裏四球で崩れた利根投手とこの回の攻防が明暗を分けた。敗れはしたが智翠館も新庄戦では中盤、集中打を放ち再三のピンチも利根投手の力投で勝利。島根勢のメンタル的なレベルアップを感じた試合だった。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになります 

  2009年11月02日

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  中国大会決勝は雨で順延。四国は今治西が優勝！

  中国大会最終日は５回裏・関西の攻撃中に雨音が激しくなり中断。結局、雨は止まず明日の１３時に順延になった。明日も雨の予報だがどうだろうか。予備日は２日しかない感じなので明日か明後日には、少々の雨なら決行するかな・・・。関西の収穫は県大会で調子を落としていた水原投手の力投だ。県大会では上体だけで速球を投じ、変化球は手投げに近い感じだったが、今日は全身を使ったダイナミックな投球フォームから威力十分な速球と切れのある変化球が決まっていた。強打の開星打線から５回を投げ7奪三振を奪う好投。中国大会までにしっかり立て直してきた所はさすがだ。４回に３安打を集められ１点を失い、さらに走者を背負った所で糸原選手を遊ゴロに打ち取ったのは大きかった。打たれた安打5本は全て単打だったし、1～5番まで奪三振を記録。雰囲気のある打者が並ぶ開星打線に対し、逃げずに真っ向勝負していた姿は１年生とは思えない風格が漂っていた。開星の先発は前日熱投した白根投手。（予想外でした・・・昨日は後半バテバテだったし）今日は制球に気をつけた投球で４回で５安打を許すも要所を抑えゴロの山を築く。力を入れて投げたのは５回裏だけかな？試合成立を急いでか速球の威力が全然違ったし。関西打線ではこの日も９番・船守選手が３回に左前安打を放ち手がつけられない状態だ。個人的には明日も雨で順延になって、明後日に両エースが万全の状態で秋の中国NO1の戦いを見たいものだ。  四国では今治西が持ち前の「粘り」を見せ優勝！今年も接戦を渋く勝ち抜いている。新チームの投打の柱、今治西・日野選手。今年のセンバツでは途中出場ながら、身のこなしが柔らかい好選手だったと記憶している。秋からは主戦として頑張っている。センバツでは体が一回り違う光星学院に喰らいつき、サヨナラ勝ち。思う存分チームカラーを発揮した試合だった。来春が楽しみだ・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが更新の励みになります

  2009年11月01日

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  岡山勢は10年連続センバツ当確！島根は開星も2年連続へ！

   中国大会は準決勝2試合があり、関西（岡山1位）と開星（島根1位）がそれぞれ決勝へ進んだ。 関西5－0石見智翠館関西が3試合連続・初回に得点しペースを握った。初回、磯本選手の右中間2塁打でチャンスを掴み、4番.植田選手が走者3塁から犠牲フライを打ちあげ1点先制。3回には「恐怖の9番打者」・船守選手が左中間に二塁打しバントで進塁後、磯本選手のレフト前で追加点。先発・堅田投手は序盤は直球で押し、中盤はカーブと沈む変化球で智翠打線を抑える。スライダーの割合が今日は少なく、バッテリーは相手データーの裏をつく配球をしていたように思った。智翠館の先発・利根投手も130K台中盤の速球と同じ腕の振りから投じるスライダーを投げ分け5回終了時までは5安打・2失点と好投。嫌な流れで5回のグランド整備だったが6回表、智翠館は失策と安打でチャンスを作るも5番別所選手は「いい当たり」のセカンドゴロ。その裏・関西は3四球と安打2本を絡め2点追加。8回には船守選手のこの日2本目の二塁打から相手失策の間に追加点、勝負を決めた。しかし、船守選手当たっているなぁ。。この日も3打数2安打。アウトになったセンターの打球も芯で捕らえていたし・・・。智翠館はエース・利根投手が内角を思い切って突いてくる速球とスライダー・小さく変化する球など好投したが打線の援護がなく完封負け。関西は4大会連続で決勝へ進出し、県勢10年連続センバツ出場の節目を飾った。  開星5－3広陵開星が3回に挙げた5点を何とか守り切り決勝へ進出した。開星・白根投手に対し、足で揺さぶる広陵。この攻撃が白根投手のスタミナを著しく消耗させ、最後は気持ちだけの投球だった。試合は3回、内野安打と失策、野選、四球などでチャンスを広げた開星が出射選手、白根選手の2点タイムリーで一挙5点を奪い、試合を優位に進める。広陵は5回、蔵枡選手のタイムリーで2点返す。中盤は安打を放つも２死からと得点に結びつかず、回は最終回。安打、死球、失策などで満塁とチャンスを掴み代打・豊田選手がライトに弾き返し１点。この後、代打・植田選手を三振に取り、今日当たりのない１番・塚本選手を打ち取り試合終了。次の２番打者・福田選手は右に左に今日５安打と当たっていただけに、彼まで打順が廻ればどう転んでもおかしくなかったと思う。最後は肩で息する白根投手、公式戦では初めての接戦を経験し疲労感いっぱいの中に試合後は会心の笑顔を見せていた。 中国地区は関西（岡山１位）と開星（島根１位）の決勝だ。両チーム、実は前回米子で行われた平成１６年秋に準決勝で対戦しているはずだ。両エースの先発は疲労度が激しいので微妙だが、両校は「センバツまで負けれない」気持ちを持って戦っているので２番手以降の投手陣でも白熱した決勝になりそうだ・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援頂けれれば励みになります 

  2009年10月31日

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  1回戦ハイライト・その4・開星打線が3HRで圧倒！

   夏の予選、よもやの初戦敗退した開星。選手、監督もかなりショックを受けたと聞く。その悔しさを糧に「向かって行く」気迫を感じる今季の開星。初戦からエンジン全開だった。熊毛南の先発・豊田投手。緩急をうまく使い序盤は開星打線を打ちとっていた。中盤やや制球が甘くなり、カウントを取りに行く球を痛打された。旧チームから主力の糸原選手。夏の悔しさを知るだけに、この大会にかける思いは強い。4回にはライトスタンドに一発！この日は5打数２安打３打点。攻守の要は次の岡山東商戦でも大活躍だった。４番・出射選手が満塁HRで試合を決めた。甘く入ると豪快に振り抜く。歓喜のベース一周。凄い当たりにスタンドは唖然・・・。熊毛南は６回・８番の安元選手が不用意に投げた白根投手の速球を振り抜きHR。１点を返すが・・・。14安打の猛攻を見せた開星が８回コールドで初戦を勝ち上がった。 明日は広島1位校の広陵との試合だ。白根投手対広陵打線も気になるが、広陵投手陣と開星打線も見所ありそうだ。気持ちを前面に出す今年の開星ナイン。夏の悔しさをこの大会にぶつけている印象があるだけに明日が注目だ。 郷土代表・関西は島根２位校・智翠館と対戦。智翠館は島根1位校がベスト4まで残っているだけに「負けられない」一戦で挑んでくるだろう。左腕・利根選手は小柄ながら気合を込めた投球をしてくる。やや相手守備陣に不安があるだけに「足」を意識させた攻撃で活路を開きたい。打力は低いと思われた智翠館打線だが、新庄・波多野投手を攻略しただけに「勢い」も怖い所だ。1～3番はバットがよく振れている。 にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっとクリックが励みになってます

  2009年10月30日

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  1回戦ハイライト・その3・岡山東商ー出雲商

   大会初日の西伯カントリーパーク、岡山東商ー出雲商の模様。岡山東商は試合前に気合の円陣！スタンドの選手も参加するかけ声に気合を感じた。出雲商のエース、岩成選手。130K台前半～中盤の速球に低めを意識した変化球を武器に序盤はペースを握る。出雲商は初回から岡山東商先発・人見投手の高めの直球を狙い、神田選手のタイムリーで先制。2死からの攻撃で安打→盗塁の後のタイムリーで効率良い得点だった。2回にも岸選手がライト前の後、ボークで二進し岩成選手のタイムリーとペースを握る。3回に1点返し、4回には森下選手のタイムリーで同点。この後、相手失策が絡みこの回逆転に成功。岡山東商は7回に藤原選手の右中間を破るランニング本塁打が飛び出し追加点。4－2とした。この後もスクイズなどで加点、6－2と突き放し試合を決めた。 6回から登板の星野投手が全く危なげなく4イニング8奪三振を奪う力投。「勝利の方程式」が県大会から出来ているなと感じた。流れを変えるには、速球を気持ち良く投げ込んでくる星野投手のようなタイプが適任だろう。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっとクリックが励みになってます

  2009年10月30日

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  1回戦ハイライト・その2・恐怖の9番打者！

  1回戦の関西ー柳井学園戦。関西打線が先発全員の18安打を放ち6回コールド・12－2で快勝！県大会から当たっている「恐怖の9番打者」船守選手。この試合も3打数3安打3打点。平成16年に準優勝した時、4番を打っていた松本選手（現法政大）を思い出すスイングだった。三塁打を放ちベンチに雄叫び！2試合で5打数4安打4打点。準決勝でも彼の打撃が鍵を握る・・・。柳井学園は左腕の飯干投手が先発。3回まで2－2と流れが柳井学園に・・・しかし関西打線の勢いを止めれなかった。船守選手から快足・小倉選手に繋がる打線は脅威だ。小倉選手は左投手にも逆方向に転がし内野安打が稼げる選手だけに、理大戦での怪我の状態が気になる所だ・・・。柳井学園戦を観戦していた智翠館の選手も、関西の1.2番を見て「速いなぁ～」って驚いていたなぁ。。 準決勝も「恐怖の9番打者」の活躍が必須だろう。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになります 

  2009年10月28日

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  1回戦ハイライト・その1・理大附ー防府

  1回戦のハイライトとか暫く、掲載します。今日は理大附ー防府の試合。防府の先発・岡村投手。177ｃｍ、60ｋで背番号は10番。低めに制球された直曲球のコンビネーションが素晴らしく、自分の打ち取るパターンを持っている投手だと思った。下半身の使い方も安定しているので制球から崩れる投手ではないだろう。5回・理大附は4番・石橋選手の犠牲フライで先制。この大会、大当たりの柴田選手が生還。勝利の瞬間の理大附バッテリー。8回、石橋投手が四球を出した所で急遽登板の後藤投手が後続を抑えた。防府の控え捕手・小田選手。試合中、人一倍大きな声と動作でナインを盛り上げていた姿が印象に残った。防府の父母さんと話す機会があり、「彼は元気ですね！」と言うと「たっちゃん、このチームのムードメーカーなんですよ～！」との事。他のナインもきびきびした印象で締まった内容の試合だった。試合は無失策の守備と4つの犠打を決めた理大附が相手打線を1安打に封じ2－0で勝利した。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになります

  2009年10月27日

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  島根勢が2校ベスト4進出！

  雨が降ったり、止んだりの米子市民球場。何とか無事に4試合行われました。 石見智翠館002 210 000 = 5新庄　　　 　100 101 000 = 3（石）戸根－別所（新）波多野、大井－木村凌新庄・波多野投手を中盤攻略した智翠館が利根投手の力投で再三のピンチを凌ぎベスト4進出。新庄は転がす打撃が徹底できたチームで2番手で登板した大井投手も落ちる球を武器に好投。最後まで利根投手から決定打を奪えなかったのが惜しまれる。最後の打者を打ち取り気迫のガッツポーズ・利根投手。関西打線も手を焼くタイプの投手かも知れない。  岡山東商 001 000 0 = 1開　星　　 121 104 X = 9　（7回コールド）（岡）星野、人見－小林（開）白根－出射　　　　　　（本塁打）糸原2 岡山東商は先発に速球派・星野投手で勝負に出たが、初回・2回とワイルドピッチで点を奪われる。3回に失策で1点返すが、開星打線よく振れてました・・・。星野投手と人見投手からそれぞれ本塁打した中国路屈指の強打者・糸原選手はこの大会3本目。2試合で計5本の本塁打を量産し、安打のほとんどが長打になる開星打線。大会前のチーム打率が3割9分5厘の打棒を存分にみせつけている今大会。投げては1年生・白根投手が雨の中、MAX142ｋを記録。また、夏の敗戦を糧に「向かってくる」気合を感じました。岡山東商・投手陣を粉砕した打力と好投手・白根選手にナインの気迫・・・強い勝ち方でベスト4進出だ！大崩しないのは春の山陰大会から実証済みだったが、さらに球威も増した白根投手。まだ1年生と言うのが恐ろしい・・。中国地区は1年生の好投手が多く、来年も楽しみだ・・・。来年は島根開催か。。レフトに2発。2本目は場外に消える打球もさる事ながら、切れない運び方に驚いた。個人的には関西・堅田投手との対決が見たい。初回はワイルドピッチで先制！ベンチの気合が凄かった。ナイン一丸で向かってくる開星ベンチ。 崇徳 100 100 00 = 2広陵 000 014 04x= 9　（8回コールド）（崇）大下、西村、大下－堀川（広）有原－新谷広島対決は広陵が逆転勝ち。ベスト4が出揃った。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになってます

  2009年10月26日

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  関西が岡山対決制し、ベスト4へ！

  本日、準々決勝4試合がありベスト4が出揃った。 関西5－1理大附関西は初回、小倉選手がヒットで出塁の後、磯本選手が送り1死2塁で3番・福井選手がライト頭上を越す本塁打で先制。その裏の守りでは渡辺選手の三塁ファールフライをうまいスライディングキャッチで好捕。守りのリズムを作る。3回にはその渡辺選手のレフトへのタイムリーで3点目。先発・堅田投手は3回までに6つの三振を奪う力投。初回はいきなり理大附・柴田選手にライト線に二塁打されたが後続を三振2つとサードフライに打ち取り波に乗った。理大附の反撃は5回だ。清水選手がピッチャー強襲のヒットで出塁、松本選手もライト前と続きパスボールの間に1点返す。さらに走者を1人残した場面でセンターへの大飛球・・・完全に抜けた～と思われた当たりはセンター磯本選手がダイビングキャッチ。このプレーが今日一番大きかったように思った。6回には大当たりの船守選手のタイムリーで追加点。8回には投手・堅田選手のライトスタンドに放つHRで4点差として勝負を決めた。敗れた理大附は鋭い当たりを放つ場面もあったが、関西の好守に阻まれ流れを掴めなかった。また初戦で見せた「手堅い」攻めから一転、強行策を取ってきた攻撃には堅田投手対策を練ってきたように感じた。今日も二桁奪三振を記録した関西・堅田投手。調子は県大会の方がよさそうな感じだがそれでも貫禄ある投球で今日も完投。理大附の先発は石橋投手ではなく、後藤投手。緩い球を有効に使い、ピンチを切り抜けていたが・・。初回・福井選手が2点HR。先制パンチだ。ベンチも盛り上がる！8回には投手の堅田選手もHR。試合を決めた。5回は磯本選手が超ファインプレー。「守り」で流れを呼びこむ試合展開に過去と違う関西の強さを感じた。最後の打者を仕留め、マウンドを降りる姿も冷静な堅田投手。最終回、セカンド福井選手とライト小倉選手が打球を捕球する際、交錯し担架で運ばれるシーンがあり心配な面もあるが、地力を発揮してのベスト4進出。出場した年はここ3大会連続で決勝進出している関西。連続4度目の「当確」まであと1つだ！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになってます

  2009年10月26日

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  明日の見所

   明日は米子市民球場で準々決勝4試合があり、ベスト4が出揃う。県勢関連の試合は・・・。第二試合・理大附ー関西 屈辱のコールド負けから再度、関西との挑戦権までこぎつけた理大附の執念に波乱の要素を含むカードとなった。連投になりそうな両投手。県大会では連投の方が調子が良かった石橋投手の出来が勝敗を左右しそうだ。関西打線は上位・下位ともよくボ－ルが見えていて、足があるだけに不用意な四球は避けたい所だ。関西は初戦の序盤、やや守備陣に硬さが見られただけにしっかり守って「リズム」を作りたい。夏から3度目の対決は大会を左右しそうな試合になりそうだ。 第三試合・岡山東商ー開星（島根） 4年前と同じ因縁のカード。今回は両チーム、チームカラーが異なり楽しみな対戦になった。岡山東商は継投での勝ちパターンを確立できつつあり、今回もタイミングがポイントになりそう。開星の各打者が人見投手の低めの変化球を見極めてくれば苦しい展開になりそうだが、初戦を見た限りはやや緩急を使った投球に苦しんでいた。ゆっくりと投球間隔の間を取り、丹念に低めに集める投球を人見投手がして、投球間隔の間が短く、どんどん140ｋ台の速球と切れのあるスライダ－を投げ込む星野投手との「両極端」な投手の継投で開星打線を封じたいところだ。前回対戦時は開星投手陣の乱調と秋山投手の気合の投球で快勝した岡山東商。しかし、今年の開星は制球力抜群の白根投手が相手だ。サイドから糸をひくように低めに制球された140ｋ台の速球とスライダ－。自滅はあまり考えられないだけに、バントなどで白根投手を揺さぶる事なども必要だろう。点に結びつかなくても「動揺」を誘う攻めを見たいものだ。個人的感想だが、今年の岡山東商はスタンドとグランドの選手が一体になって全員で戦っている印象が強い。それは試合前の円陣の時にスタンドの部員もネット最前列で参加している姿に象徴されているように思う。その姿は昨年の「倉工」の姿と被る。古豪と優勝候補の対決は見所が沢山ありそうな試合だ。 第一試合・新庄（広島）-石見智翠館（島根）第四試合・祟徳（広島）-広陵（広島）ベスト8には岡山3校、広島3校、島根2校が残り、山口・鳥取勢は初戦で姿を消した・・・。にほんブログ村ブログランキング参加中です。ポチっと応援が励みになります宿泊中なので画像はありません。。

  2009年10月25日

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  岡山勢がベスト8に三校進出！

  今日はどらドラパ～ク米子市民球場で県勢2校が出場した。理大附2-0防府理大附が少ないチャンスを生かし接戦を制した。先発.石橋投手は時折制球を乱す事もあったが7回まで無失点。8回、先頭に四球を与えた所で二番手の後藤投手にスイッチ。後藤投手は低めの制球がよく、後続を打ち取る。打線は4回、柴田選手のライト前の後、バントで二進、ボークで三進のあと、石橋選手の犠牲フライで先制。5回には後藤選手の左中間二塁打のあと、バント、パスボールで追加点。石橋投手は5回に二死から田中選手にレフトオーバーの二塁打のあと2四球でピンチを作るが後続を落ち着いて打ち取った。チャンスにバントで確実に送り、少ないチャンスをモノにした勝利だった。敗れた防府はきびきびとしたプレーが印象に残った。全力疾走や大きな声で一丸で戦う姿勢が最後まで好ゲームになった要因だろう。また、岡村投手は低めに集めた直曲球の制球がすばらしく、下半身の使い方ができた投球フォームで安定していただけに、打線の援護がなかったのが悔やまれた。関西12-2柳井学園（6回コ－ルド）打線爆発の関西が中盤突き放し快勝した。初回に小倉選手の二塁打からチャンスを作り2点先制。しかし、山口勢最後の砦・柳井学園もすぐ関西内野陣の失策と好走塁を絡め同点。そのあと、関西はいい当たりが野手の正面をついたり、好守に阻まれたりと「嫌な」流れになる・・。しかし、ここから崩れないのが今年の関西。4回に2点入れた後の5回は県大会から調子が上向き・船守選手の三塁打で2点奪い、さらに小倉選手、磯本選手、福井選手ら4連打で畳かけ勝負を決めた。先発・堅田投手は珍しく制球に苦しむ場面があったが緩急を使い2回の2失点に抑える。岡山県勢が3校、ベスト8に進出だ！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっとクリックが励みになります 

  2009年10月25日

• 岡山東商は逆転で勝ち名乗り！

  継投のﾀｲﾐﾝｸﾞに注目して観戦した第2試合｡岡山東商6ｰ2出雲商岡山東商の先発は人見投手｡立ち上がり､直球が高く入り連打を浴びる｡原選手､ﾗｲﾄ前のあと盗塁､神田選手のｾﾝﾀｰ前で先制を許す｡2回には岸選手､ﾗｲﾄ前､ﾎﾞｰｸで二進後､相手投手の岩成選手にもﾀｲﾑﾘｰを浴び2点差｡ここまで既に5本の安打を許す｡岡山東商は3回に1点返し､4回に森下選手のﾀｲﾑﾘｰに失策を絡め逆転｡人見投手も安打を許しながらも奪三振も5と掴めにくい状態｡6回から登板した星野投手が球場の空気を変えた｡気合い十分な速球でﾋﾟﾝﾁらしいﾋﾟﾝﾁを与えず､4ｲﾆﾝｸﾞ無失点8つ？の三振を奪う力投｡岡山東商も最高の形でﾍﾞｽﾄ8進出だ！

  2009年10月24日

• 中国大会開幕！

  昨晩から車で米子入り。泊まりなので更新になります。開星11ー1熊毛南(8回コールド）開星打線が3本の本塁打など大量11点を奪い快勝。投げては1年生・白根投手が毎回の二桁奪三振(記憶が曖昧ですが…多分）と投打に圧倒。新チーム結成時の戦力では「過去最高」との声も聞こえた開星。しかし野々村監督は快勝の試合運びながら中盤6ー1から2.3点相手に奪われていたら危ない展開だったと試合を冷静に振り返っていた。まずは候補の一角、開星が好発進だ！

  2009年10月24日

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  最終関門！中国大会組み合わせ決まる

   来春のセンバツ出場に影響する最終関門の中国大会。組み合わせ抽選が今日、マスカットスタジアムで行われた。組み合わせは提携サイトの高校野球ーinfo-（広陵、崇徳の初戦は25日・西伯カントリーPに訂正） 県勢の対戦相手は・・・。10月24日【西伯カントリーパーク野球場】13：30試合開始予定岡山東商（岡山2位）ー出雲商（島根3位）10月25日【米子市民球場】10時開始理大附（岡山3位）ー防府（山口1位）12：30試合開始予定関西（岡山1位）－柳井学園（山口3位）  関西はエース堅田投手が安定。勝ち進めば連戦になるがこの時期の連投は苦にならないはず。夏に比べ下半身が安定。体が一回り大きくなった。抜群の制球力と多彩な変化球、球速以上に感じる速球は左腕ではこの地区屈指なはずだ。打撃陣も甘く入れば「長打」を備えるが、特筆すべきは「足」だろう。三塁送球の間に打者も二塁到達する「隙」を見逃さない走塁は例年にない攻撃陣だ。過去の大型チームに比べ「迫力」は劣るが、ボールを捉える技術はセンスを感じる打撃陣を形成。候補の一角に挙げられそうだ。岡山東商の2枚看板・星野投手（上）と人見（下）投手。140ｋ台の速球を武器に制球力もアップした星野投手は大会屈指の本格派。人見投手は低めに決まる変化球が武器。継投のタイミングに注目したい。光南戦で見せた「集中打」を中国大会でも発揮できれば、守りは堅いだけに面白い存在になりそうだ。理大附の投打の大黒柱・石橋選手。長身から落差のある変化球は調子がいい時は打ちにくい。グラブの返しと腰の開きがバランス良く決まる時は、威力のある速球がミットに響く。玉野光南戦では前日の負けから気持ちを入れ替えて「粘り勝ち」。初戦も粘りに粘って「サヨナラ勝ち」。4点以内の勝負に持ち込めば勝機十分。 島根からは「山陰の雄」開星が出場。山陰大会で登板した白根投手が主戦で活躍している。サイド気味から威力ある速球と変化球が制球よく決まっていた。四死球で自滅するタイプではなさそうだし、山陰大会でもこの時期の1年生とは思えない落ち着いた投球に驚いた記憶がある。旧チームの橋本捕手のリードで大きく伸びた投手のように感じる。同じく山陰大会、18番で急遽ベンチ登録された森投手。経験不足の面が目立ったが、2試合先発を任された所に期待の大きさが伺われた。この両1年生は打撃も力強く、糸原選手や本田選手ら旧チームの主軸が残る打撃陣とともに注目だ。中国大会、上位の「常連」だけに楽しみなチームだ。 広島の広陵は鳥取の八頭と対戦。中井監督の試合前の独特なノックやスタンドで応援する部員の統制がある風景は「伝統」をひしひしと感じるだけに、いつも楽しみに観戦している。八頭も旧チームからのエース・上川投手が県大会は不調だったみたいだが、山陰大会では下級生を多く使い経験を積んだ選手も多い。楽しみな対戦になった。 中国地区の枠は2.5。決勝まで進出が最低ラインになるだけに県勢の活躍を期待して「センバツ」まで夢を繋げたいと思う。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援クリックが励みになってます 

  2009年10月16日

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  大会を振り返って

  4年ぶりに優勝した関西は4年前とは違うチームカラーが光った。本塁打は0ながら各打者が状況に応じた打撃が目についた。見逃せないのはその「足」だろう。走者一塁の場面でライト前に放ち、三塁送球の間に打者も二塁に到達している「隙」を突く走塁や、浅い当たりでも躊躇なく二塁べースから駆け込んでくる姿は相手守備陣には想像以上の重圧に感じた攻めだと思った。投手陣も堅田投手の安定感に逞しさを感じた。現日本ハム、宮本投手の1年秋の時点と比較しても上だったように思う。宮本投手は1年秋に倉敷工戦で炎上してたし、強力な打撃陣に支えられていたように思った。（逆に中国大会初戦では打線沈黙の中、再三の好牽制でピンチを凌ぐ巧さもあったが・・）堅田投手の真骨頂は初戦の興譲館戦の11回裏。満塁の場面で「ベストボール」を投げれる強心臓だ。普通の1年生なら四球、死球などを警戒し腕が振れない。あそこで、あんな球を投げれる所に「修羅場」を潜ってきた経験が伺えられえた。関西の各打者は逆方向に速く鋭い当たりを連発していた。例年にない「足」と「巧打」で相手守備陣に重圧をかける・・・ 初戦で対戦した興譲館も素晴らしいチームだった。関西の「足」に対し、自慢の守備陣が防御していた。捕手の妹尾選手はまだ1年ながら堂々としたプレーで岡田投手を好リード。打者の懐を攻める強気なリードは素晴らしかった。最後に関西の「足」を意識した失策で敗れたが西部地区で今季一番の戦力だったように思った。好捕手のいるチームは強くなる。彼の姿に開星・橋本選手の姿がだぶる・・・。関西は初戦、凌いで凌いでの勝利。堅田投手の投球が光った試合だった。古豪復活・・・岡山東商・岡山南の戦いも注目してみた。岡山南は初戦を朝野投手の完封で勝利し続く光南戦も0－4からの劣勢から追いつく粘りを見せたが最後に登板した光南・石塚投手からあと一本が出ず敗退。投打の柱・朝野選手を軸に中軸は大柄な選手が多く打撃はありそうなチームだった。チーム一丸で来季以降の「古豪復活」を目指すはずだ。21世紀枠の岡山推薦には多分、倉敷南か岡山南が推薦されそうな気がするが・・・どうだろう。この光南ー岡山南戦の試合は沢山のスカウトが集結してたのも印象に残った。玉野光南は例年に比べ「長打」が打てる打者が並び、4試合で3本塁打。投手も長身の3枚が並び「雰囲気」があるチームだった。サイド気味から気合を込めて投げる山崎投手は一冬越せば140ｋ台の「荒れ球」を操る攻略が難しい投手になるかも知れないし、石塚投手が本調子なら春以降も期待できるチームになりそうだった。予選敗退組では山陽、芳泉の試合が印象に残った。山陽打線は大型な選手が多く、特に1番の木下選手と5番の花谷選手は強打者だった。花谷選手は1年夏の倉敷工戦、終盤代打で登場し、いきなり左中間（だったかな？レフトオーバーだったかな）に大きな当たりを打ったのを憶えている。投手陣の整備ができれば山陽も春～夏にかけて力をつけてきそうだ。予選から引退した3年生が後輩の応援をしている姿は「毎年」良い光景だなぁと思う。水島工戦で後半再三ピンチを招きながら踏ん張った倉敷南は、ここから脅威の快進撃が始まった。夏のメンバーが半数残る玉島商に勝利し、山陽に「好継投」で県大会へ。県大会でも、岡山東商、明誠学院を予選で破った城東に大黒柱・佐藤投手をギリギリまで温存すると言う思い切った采配が当たり逃げ切る。優勝した関西には終盤までリードを奪う大健闘。ダイナミックな投球フォームから威力十分な速球と大きなカーブを投げ込んでくる佐藤投手に思い切りよく振ってくる各打者と観戦していて気持ちのいいチームだった。佐藤投手は関西戦、低めの速球が際どく外れたのが後半のスタミナに響いたのが惜しかった。しかし全員で強豪に挑む光景は高校野球の原点がそこにはあったように思えた。この夏観戦した芳泉もそんなチームだったなぁ・・・。 激戦が予想される中国大会。今年は広島から広陵が出てくる。島根は山陰大会で好投した1年生・白根投手や中国路屈指の強打者・糸原選手、大柄な本田選手、白根投手同様期待されていたのが伺われた1年生の本格派・森投手ら充実した戦力の開星も夏の敗戦を糧に出場だ。最近、力をつけた山陰勢も侮れない顔ぶれが揃った。山口は個人的に観戦したかった南陽工・岩本投手だったが予選敗退。山口勢はどんなチームか分からないけど、毎年岡山勢と好勝負をする。 タイプの違う2投手と固い守りに集中打の岡山東商、初戦の倉敷戦で勝利し粘り強さを身につけた理大附。安定感抜群の左腕に「足」のある攻撃をする関西。県勢3校の戦いに期待したい。センバツでも県勢の姿を甲子園で観戦できれば・・・。 この「シリーズ選抜への道」。舞台は鳥取に移して後日更新する予定です。（その前に抽選会とかの記事も更新しますが）にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっクリックしてくれると励みになってます

  2009年10月06日

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  関西の優勝で岡山大会は幕を閉じる！

  優勝候補の関西が平成17年以来の秋制覇で幕を降ろした。その時と同じカードになった今日の決勝。大型チームの前回優勝時とチームカラーを変えた関西の攻撃が印象に残った・・・。（植田選手が逆らわず弾き返し先制！） 関西5－1岡山東商 関西・渡辺（雄）投手、岡山東商・石坂投手の先発で始まった決勝。1年生ながら野手でも常時先発出場している渡辺投手は今大会初登板とは思えない安定した投球。打線好調な関西は3回、植田選手のタイムリーに渡辺（雄）のタイムリーなどで3点先制。注目すべきは少しでも外野から中継が乱れると打者走者も次の塁に進塁している所だ。今大会、右方向のヒットが多いのも特長だろう。5回は植田選手、渡辺選手が安打で続き船守選手のレフトオーバーで2点追加。試合を決めた。投げては渡辺（雄）投手が5回を零封。6回から登板した水原投手も7回の森下選手の三塁打による1失点に抑え関西が5－1で優勝を飾った。岡山東商は人見投手、星野投手と繋いだが先制・中押しされたのが大きかった。人見投手は低めに決まる変化球、星野投手は速球とそれぞれ特色があり安定した守りと共に中国大会でも4年前の再現を狙う。5回船守選手がレフトオーバーで追加点。 俊足の小倉選手、中軸を打つ福井選手、投打に期待される堅田選手・渡辺（雄）選手・・・1年生が活躍した今年の関西。まだ一冬越してない段階だが非常に楽しみが多いチームだった。各打者が逆らわない打撃が出来ていたし、隙を突く走塁も見事だった。足のある選手が多く、相手野手陣に無言のプレッシャーを与えている印象もあった。東部地区を圧倒的な力で勝ち進み、「接戦」になった時、「若さ」が出るかな？と思ったけど初戦を堅田投手の肝の据わった投球で勝利。勢いに乗る倉敷南に呑み込まれそうになりながら踏ん張った。夏の再戦となった理大附には快勝し、今日は堅田投手を温存しての勝利。一番いい形で中国大会に臨めそうな優勝だったように思った。「足」と「巧打」を備え、制球力抜群で強心臓のエースを持つ今年の関西。一冬越して「パワー」がついた時はどんなチームになっているのだろうか・・・。 岡山県の三校の中国大会での活躍を期待してます。後日、予選リーグから観戦した事を振り返ろうと思ってます。 にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになります

  2009年10月04日

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  理大附が3位通過！中国大会へ

  中国大会最後の切符を懸けた3位決定戦。両校のベンチや応援席から「気持ちで負けるな～！」「守りに入るな！」そんな声が飛び交う熱戦だった。勝負をわけたのは四球から走者を貯めた場面だった・・・。理大附4－3光南理大附・先発の石橋投手は昨日に続き連投。気持ちの切り替えが心配されたが表情を見る限り心配なさそうだった。光南も連投になった石塚投手。試合が動いたのは3回、四球と死球で塁を埋めたあと安部選手の三塁打で光南が2点先取。試合は5回まで進む。理大附の反撃は6回。後藤選手の二塁打と四球で2.3塁とし代打・中清選手のタイムリーで同点。光南は7回2死から四球でチャンスを作り、大山選手の二塁打で再度リードする。粘る理大附はその裏、安打と四球で塁を埋め、4番・石橋選手のレフトオーバーで逆転。そのまま逃げ切った。得点場面に全て四球が絡む試合だったが、ここ一番で粘投した石橋投手の踏ん張りと気持ちを切り替えて臨んだ打撃陣の粘りが最後に光った。理大附は2年ぶりの中国大会出場。コールド負けの屈辱を胸に関西と対戦するまで負けられない意気込みを感じた。先制したのは光南。安部選手のタイムリーで2点先取。7回裏・石橋選手のレフトに大きな一振りで試合は形成逆転。4－3と逆転する。スタンドやベンチからも「気持ちで負けるな！」と声が飛ぶ。緊張感漂う試合だった。光南は2年連続の中国大会はならなかったが攻守に鍛えられた、いいチームだった。惜しまれるのは昨日の「勝ちゲーム」を落とした事かな・・・。粘った理大附は昨日の大敗から良く気持ちを切り替えた戦いだった。モチベーションを「打倒・関西」に切り替えたなら中国大会でも期待できそうだ！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになります

  2009年10月04日

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  快速右腕登場！岡山東商も中国大会へ

  （最後の打者を打ち取りガッツポーズの星野投手）準決勝の2試合目。ここまで勝ち残っている高校は最低あと2つは試合が出来る。（敗戦しても3位決定戦があるので）2試合で1つ勝つ野球も考えて・・・そう思い両チームの投手起用に注目した試合だった。岡山東商8－6玉野光南 準決勝までの戦いを見ると、玉野光南の投打の充実度が際立っていた。特に打線は4番・古河選手を軸に例年より長打力があり、投手陣も長身の投手を揃えている。不安があるとすれば石塚投手の仕上がり具合だけのように思ったが、今日勝てば中国大会まで期間があるので期待できるチーム力と感じていた。岡山東商の先発は先週の学芸館戦で好投した「軟投派」人見投手。ミート力とパンチ力を備える光南打線はボールを見極め、甘い球を叩く。2回の攻撃は2死満塁から失策とタイムリーなどで3点先制！3回は東谷選手の本塁打に大山選手のタイムリーなどで5点目。ここで岡山東商は先発・人見投手を諦め、速球派・星野投手に。この交代はびっくりしました。負けても明日があるので星野投手は今日は出番なしかな？と思ってましたし、よもやこの展開で星野投手を使うとは思いませんでしたから。しかし、この投手交代が岡山東商に流れを呼ぶ。光南打線がバットの空を切る。各打者が差し込まれる。今現在、県内では最速だろうと思われたその快速右腕が本領発揮だ。5回に岡山東商は谷脇選手、乙倉選手、森下選手のタイムリーで3点返す。ここで光南は先発・山崎投手を諦め、石塚投手に。5回の反撃は凌いだが6回、今度は石塚投手が岡山東商打線に捕まる。小林選手の安打の後、失策などで2,3塁として秋山選手の値千金のタイムリーで遂に同点！完全に流れを掴んだ岡山東商は7回、打撃もいい星野選手のタイムリーで逆転。満塁とした後、藤原選手のタイムリーや押し出しなどでこの回3点追加。石塚投手をマウンドから降ろす。光南は9回、1点返すが後続を打ち取られ敗退。序盤の展開と中盤～後半の展開が全く違い、1人の投手でここまで試合の流れが変わるのものなのか・・・と思ったこの試合。5点差でも「勝ち」にこだわった岡山東商の継投は見事だった。逆に光南は序盤、楽勝ペースもよもやの敗退。石塚投手を継ぎ込んでの敗戦は痛いが、救いは最後に登板した水野投手の好投と最終回に見せた粘りだ。投打のバランスは県内屈指なだけに、明日の試合にどう立て直してくるかが焦点になりそうだ。岡山3位校、4位校は過去中国大会でも活躍してるジンクスがあるだけに戦力充実な光南の明日の戦いにも注目だ。 サイド気味から気合十分な球を投げる、山崎投手。130ｋ台中盤～後半の｢荒れ球」は打者には嫌な投手だろう。序盤は光南打線が爆発！一方的な展開に・・・学芸館戦で好投した人見投手。光南打線にはボール球を見極められ、甘く入った所を痛打された。当たっている光南打線は3試合連続のチーム本塁打。この試合も東谷選手が豪快にスタンドインだ！目測で140ｋ台中盤は出ていたように感じた星野投手。以前はやや制球に難があったが、走者なしでもセットの投球で制球も安定してきた。逆にセットの投球であの球威（特に低めの速球）は凄いと思った。中国大会でも今日のような厳しい場面での登板もありそうだ。敗戦濃厚の試合展開だったが息を吹き返した岡山東商。想像を越えた試合展開で中国大会進出だ！前回出場時は関西とアベック出場のセンバツ。そして今年もその関西と優勝をかけて明日対決だ。ここ数年、勝てなかった壁・関西。古豪・岡山東商の久しぶりの「県制覇」に注目が集まる・・・。 にほんブログ村高校野球ブログランキング参加中です。ポチっと応援が更新の励みになります

  2009年10月03日

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  投打がっちり！関西、中国大会進出。

  初戦、準々決勝と苦戦した関西打線が爆発し強豪対決を制した！関西11－0理大附（5回コールド）関西は初回からエンジン全開だった。1回、小倉選手の安打を足がかりに失策などを絡めて塁を埋め渡辺選手、堅田選手のタイムリーなどで計4点。理大附・先発の石橋投手の立ち上がりを捕らえた攻撃は見事だった。2回には磯本選手のタイムリーで5点目、序盤で勝負を決めた。先発・堅田投手は全く危なげなく5回・1安打。スライダーだけではなく多彩な球種を投げる余裕さえ感じられた内容だった。結局、4回途中で石橋投手を諦めた理大附の3人の投手から11安打で11得点を奪い中国大会に進出だ！興譲館戦、倉敷南戦と打線が苦しみながら勝利したのは大きな収穫だったように感じた。堅田投手に例年よりスピード感溢れる攻撃をする今年の関西。優勝候補の重圧の中、きっちり勝ち残る所は数字以上に底力がある証拠。混戦が予想される中国大会でも候補の一角に挙がるだろうが今日のような試合ができれば「センバツへの道」も見通しは明るい・・・。一、二戦と好投した石橋投手だったが今日は初回に関西打線に捕まる。足がある関西はセカンドからホームに躊躇なく駆け込む。ここまで本塁打は0ながら、その走力は脅威だ。凄まじい安定感を誇る関西・堅田投手。1年生とは思えない投球術と度胸は末恐ろしい投手だ。また打撃センスもあり、投打に期待の1年生だ。今度は中国路の頂点を狙う・・・。 敗れた理大附は明日3位決定戦へ。後に残る負け方ではないだけに気持ちの切り替えもスムーズに行くはず。「総力戦」で中国大会進出の切符を取りに行くはずだ！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになります

  2009年10月03日

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  関西も薄氷の勝利でベスト4に！

     点差だけ見ると大勝だった。しかし内容は中盤まで完全に倉敷南ペース。5回ぐらいから球場全体の雰囲気が違う・・・。ざわざわ・・・かな？少し異様な空気が流れだした。優勝候補の関西が西部地区リーグをぎりぎり突破した公立普通科にリードを奪われる展開。 関西11－4倉敷南 市営から車を飛ばしマスカットへ。2回裏ぐらいに到着。倉敷南の先発は誰？コールドになってないかな？そんな事を考えながら車を運転してましたが、球場に入りスコアを見ると1－0で倉敷南がリードしている。先発は左腕・佐藤投手だ！すっかり「救援投手」に廻ったと思っていたが、ここで先発で使ってきたのは勝負に出たかな？って思いました。予選から観戦している佐藤投手、3回ぐらいから既に体が重そうな感じだった。いつもの躍動感がなかった。毎週のように緊張感ある試合が続き、疲労のピークかな？と思った。それでも要所は抑える。彼の投球フォームは腕の出所が見えにくいから、速球は振り遅れる特徴がある。でも関西打線の「圧」にスタミナの消耗が激しいだろなぁ・・・と思いながら観戦してました。1－0で迎えた4回、関西は小倉選手のセーフティバントを足がかりに足を使ってチャンスを広げ犠牲フライで同点。しかし「神がかり」的な倉敷南、点を奪われたらすぐ取り返す。5回は石原選手のヒットにバントを絡め、関西の失策を呼び勝ち越し。さらに三木選手のタイムリーが飛び出し2点差。結局、関西は先発した水原投手を諦め6回から「連投」になった堅田投手をマウンドに上げる。6回、関西は植田選手、渡辺選手らのヒットでチャンスを作り、押し出しと併殺崩れの間に同点。一塁にヘッドスライディングする姿に関西を慌てさせた所を感じた場面だった。しかし、またもや倉敷南ｊは同点の直後の7回に村上選手のヒットからバント、死球などでチャンスを広げ、関西の失策で勝ち越し・・・。7回表終了で4－3で倉敷南がリードの展開だ。7回裏、マウンドの佐藤投手は体力の限界に近い状態で気力だけで投げている印象。この試合、低めの速球も際どく外れてアップアップ状態だ。結局この回、打者一巡の猛攻を見せた関西が一挙8点を奪いコールド勝ち。点差だけでは計れない、薄氷の勝利だった。 点を取られたらすぐ点を奪う・・・。そんな全員野球が今大会、印象に残った倉敷南。関西相手に終始リードを奪う展開は誰が予想しただろうか・・・。序盤から関西打線の「圧」にスタミナ消耗気味だった佐藤投手。中身の濃いこの数週間だったろう。終盤は足を気にし始めた。攣るのを抑えるために爪先を伸ばしたりしてたし・・・それでも気持ちで投げる所は「エース」だった！ 試合終了後はがっくり・・・この後、マスカットの外で各ナイン無言で座ってミーティングを待っていた。その姿は悔しさでいっぱいだった。エースの佐藤投手は一点を見つめたまま放心状態だった。父母さんらはまだスタンド内だ。その前を吹奏楽の応援団が通る。「今日はありがとう！」そう応援団に声を掛ける父母の声。吹奏楽の人達も明るく挨拶する。ある父母さんの人が「皆さん、今日は選手が家に帰ったらよくやったと声をかけて下さい！」そんな声が響いていた。そんな光景が心地良かった・・・。 勝った関西はベスト4進出！曲者が揃う西部地区でも異彩を放つ2校と対戦できたのは今後に向けて大きいだろう。そして次は夏の再戦・理大附との対決だ。 今日のその他の結果理大附4－1作陽岡山東商1－0学芸館（5回終了で私用のため球場を後にしました）にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月27日

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  光南打線好調！ベスト4へ

   （3回・玉野光南は4番の古河選手がライトへ2点HRで先制）  玉野光南10－4岡山南 打線好調な玉野光南打線が追いすがる岡山南を振り切り打撃戦を制した。3回に4番・古河選手のHRで2点先制した光南は4回にもラッキーなイレギュラーヒットが続き2点追加。4－0と試合を優位に進める。岡山南も粘りをその裏みせる。2連打で1点返し、スクイズを外されながら代走の小野選手が好走塁で2点目。さらに川上選手・朝野選手が続きこの回計4点で同点に！流れは岡山南に・・・だが次の回に登板した左腕・影山投手がストライクが入らず3つの四死球で満塁とされた後、古賀選手にセンター前に運ばれ6－4と突き放される。その裏の岡山南も朝野選手のヒットなどでチャンスを作るも3人目・石塚投手に後続を抑えられ無得点。石塚投手は本調子ではないながらも威力ある速球と低めに落ちる？球で9回まで岡山南打線を0に抑える好投。岡山南は3番手の北山投手がサイドから制球よくコーナーに投げ分けて好投したが8回に2死から四球を2つ出しそこから光南打線にタイムリー3連打を許したのが痛かった。2死だっただけに尚更四球が痛いと思った。両チーム、二桁安打を放つ打撃戦だったが光南では4番の古河選手の打撃が素晴らしく独特の打撃フォームから放つ長打力は見逃せない。下位にも4安打の古賀選手が入り、各打者よく振れている。岡山南は3安打の朝野選手が気合十分で勝ちたい気持ちがスタンドまで届いた。玉野光南は2年連続の中国大会に王手だ！最終代表戦まで戦いながらチーム力を整えた投打は今一番充実したチームかも知れない・・・。先発の岡山南・朝野投手。マウンド慣れしてるせいか貫禄があった。また気持ちが入った投球だったのでもう少し長いイニングで見たかった。2試合連続のHRを放った光南・古河選手。雰囲気ある選手が投打に並ぶチームだ。粘る岡山南打線は4点差を一時は追いつく粘りを見せる。2番・川上選手が3点目のタイムリー！3番・朝野選手が4点目のタイムリーで流れは岡山南に傾きかけたが・・・。光南投手陣はそれぞれ180ｃｍ台の大型投手を揃える。今日は捕まったが「1」番の山崎投手はサイド気味から気合を込めて投球する。開星・白根投手を少し思いだした。 水野投手→山崎投手→最後はロングリリーフの石塚投手。体がやや重そうで本調子ではなかったように思えたが岡山南打線を0に封じる。 夏の思い出今夏、岡山南は作陽に敗戦したが私は先発した岡山南・岡田投手の姿を鮮烈に憶えている。一球一球「気合」を込めて投球する様は「この試合で壊れてもいい」みたいな悲壮感さえ感じた。パンフを見て、まだ2年生だと言う事を知り、また驚いたもんだ。最後の試合の3年生が投じる姿に感じてましたから・・・。140ｋ越す球はない。でも彼の投球スタイルの速球を中心に打たれても打たれても、心を折られる事なく投げ続ける姿はきっと他の選手にも届いているんじゃないのかな？と思い、今秋の大会を楽しみにしていた。ボクシングでダウンしてもダウンしても何度も立ち上がる姿・・・少しそんな光景と被りました。もちろん野球の観戦の仕方は人それぞれですが、私達自身・社会に出て何回もKOされそうな場面があるしそれでも男なら乗り越えないといけない時もあります。そんな日常の自分の姿を思い浮かべられる空気が好きで私は球場に足を運んでます。岡田投手、今日はベンチに居なかったように思えました。きっと夏の疲労がまだ残っているのでしょう。観戦していた私が「壊れるよ・・・」と思ったぐらい「全力投球」でしたから。  この後、私はマスカットに移動。倉敷南ー関西に夏の思い出が被りました。後ほど更新します・・・。にほんブログ村 高校野球ブログランキングに参加中です。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月27日

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  ベスト8出揃う！

  （理大附のサヨナラの場面） 岡山大会は今日1回戦8試合が行われ、ベスト8が出揃った！【1回戦】作陽6－0金光学園理大附4－3倉敷倉敷南4－3城東関西2－1興譲館学芸館5－4倉敷工岡山東商7－1水島工岡山南3－0共生光南9－1商大附 明日の日程マスカット球場作陽ー理大附倉敷南ー関西学芸館ー岡山東商倉敷市営岡山南ー光南 中国大会の椅子は3つ。明日勝つのが第一条件になるだけに、熱戦に期待だ！古豪の2校（岡山南・岡山東商）に昨秋覇者・作陽、甲子園常連の関西・理大附、久しぶりのセンバツを狙う学芸館、ここに来て安定感増す光南、一戦事にまとまって来た倉敷南など楽しみな顔ぶれが揃った！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援してくれている人に感謝です

  2009年09月26日

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  まだまだ続く・・・倉敷南の快進撃！

   水島工・玉島商・山陽・・・そして今日の城東戦。この数週間で対戦した高校は底力ある所ばかりだ！いずれも接戦を戦い、勝利を収めた倉敷南の快進撃はどこまで続くのだろうか・・・。 倉敷南4－3岡山城東初回に四球や野選、死球などを含めワンヒットで3点先制した倉敷南。この3点が大きかった。倉敷南の先発は私もびっくり、左腕の佐藤投手ではなく逸見投手。城東の試合を予選で見る限り、左打者に好打者が多く、正直「大丈夫かな～」と思いました。二回に二塁打などで2点返されるが3点目は好中継で本塁憤死。どこで佐藤投手を出すかなとずっと試合展開を読んでました。しかし、逸見投手も手元で予想以上の伸びがある直球を決め、バックの好守もあり7回まで3－2の展開。そろそろ・・・城東は後半強い！7回、1死・2,3塁・・・継投は？でも続投でした。投手強襲のヒットで3－3の同点。でも投手は代えない倉敷南ベンチ。ベンチ前は慌しく佐藤投手が準備をしている。神がかり的だったのは同点に追いつかれてすぐ勝ち越し点を奪った所。8回に4番の笹木選手がライト線に二塁打。バントヒットで1.3塁のあと、犠牲フライで4－3と勝ち越す！さあ9回、城東は予選リーグでも最終回に逆転で勝ち進んでいる！いよいよ佐藤投手か・・・でもまだ逸見投手続投です。城東は9回、四球などで1死に2塁のチャンスを掴む。ここで、佐藤投手登板！左腕から威力ある速球と強気な攻めで2死3塁まで詰め寄られながら打者2人を抑えた。これで山陽戦から一人の走者も出してないパーフェクトリリーフだ！一戦事に強くなっている倉敷南。次は優勝候補の関西に挑む！試合を作った逸見投手。コーナーに直球を決めていた。2回、3点目の点を防いだ倉敷南。バックの好守も光った。ピンチにエース登板！全く動じず速球を投げ込む姿は貫禄があった。「夏の大会？」と思わす倉敷南応援団。興譲館、倉敷南のサポーターは素晴らしかったと思った今日の試合。神がかり的・・・ベンチの采配がすべて上手く転ぶ・・・。同点の後にすぐ勝ち越しだ！最後の打者を仕留めガッツポーズの佐藤投手。関西打線との対決が楽しみだ！ 理大附戦（途中観戦）と今日の結果＆明日の予定は後ほど更新します。 にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加中です。ポチっと応援が励みなります

  2009年09月26日

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  昨夏の再現！死闘延長13回・関西が競り勝つ！

  昨年夏の大会を思い出した試合だった・・・。内容も同じような展開だったし。「らしさ」と「らしくない」所が同居した興譲館。優勝候補同士の対決は1年生・堅田投手の力投で関西が勝ち名乗りだ！ 関西2－1興譲館（延長13回）試合を支配していたのは興譲館だった。立ち上がりから絶好調な岡田投手は序盤は「強打・巧打」の関西打線に隙を与えない投球。とにかく、低めも高めも打者の手元で伸びがあった。関西の打者が振り負けている光景はそうない。しかし、試合を作ったのは関西の1年生左腕・堅田投手。左打者の外角に鋭く決まるスライダー、速球、カーブ、時折スクリュー系の球を制球よく決め奪三振の山を築く。試合が動いたのは4回だ。関西はこの試合当たっていた小倉選手が右中間に二塁打し犠打で進塁。1死3塁から内野ゴロの間に快速・小倉選手が本塁へ！しかし興譲館内野陣が落ち着いたプレーで本塁憤死。先制点を奪えず。興譲館の「らしさ」が伺えた守備が光り、6回の興譲館の攻撃は先頭の川上選手が投手と一塁手の間に転がす「絶妙」なセーフティバント。｢らしい」攻めだったが、その後、エンドラン失敗で走者が二塁憤死。岡田選手がその後二塁打を放っただけに惜しい走者だった。関西は8回に小倉選手のタイムリーで遂に先取点。しかし興譲館もその裏1死後、三宅選手がライト線に二塁打。そして三盗が成功。川上選手がスリーバントスクイズで執念の同点だ。試合はこのまま延長へ。2年前と展開は逆だが「死闘」になった。延長に入り、やや変化球の切れがなくなってきた堅田投手。岡田投手は相変わらず威力十分な速球を投げ込んでいる。裏の攻撃の興譲館優位かな・・・そんな気がしたが、やはり「並」の1年生ではなかった関西・堅田投手。要所は力がある球をコーナーに決めていた。最大のピンチは11回裏。1死満塁。代打を起用してきた興譲館。この場面は「犠牲フライ」か「スクイズ」の二者選択だったろう。代打を送ってきたのは打者の振りを見て「犠牲フライ」を狙ったのかな？と思ったけど、追い込まれて「スクイズ」だった。これが小フライになり併殺。昨年は同じような場面で関西・荒木選手が決めていた試合を思いだした。難しい選択だったと思うが初打席で堅田投手の変化球に目がついていくのは厳しいかな？と思った。関西は13回、船守選手のレフトオーバー二塁打とバントが失策を呼び、「決勝点」。再三のピンチにベストボールを投げる堅田投手の投球が光った勝利だった。1年生左腕はクレバーな投球だ。右足でリズムをとるような感じで左打者の追い込んでから決まる「ボール」になるスライダーは分かっていても手が出る切れだった。興譲館・岡田投手もベストピッチ。最後は失策で決勝点を奪われたが、ダイナミックな投球フォームから繰り出す速球は手元で伸びがあった。また、捕手のリードにもほとんど首を振らずに投げ込んでいた。捕手の妹尾選手は関西の左打者に懐を再三要求していた所も見逃せない・・・。4回は好守で本塁憤死。関西、先制ならず！8回に「らしい」攻めの攻撃で同点に！スリーバントスクイズが決まり、そのまま延長に・・・。サヨナラか・・・11回裏、内富選手がスクイズ！わずかにライン切れファールに。結局、満塁策をとった関西が併殺でピンチを凌いだ。 優勝候補の対決は内容が濃い素晴らしい試合だった。「らしい」攻撃が完成された時、興譲館は2年前のチームを超えるような気がした・・・。選手個々の能力は今年の方が上だった。しかし、2年前は予選の倉敷戦、中国大会の開星戦と個々の能力では劣る中、快勝してた・・・。そこら辺りを追求すると素晴らしいチームになるだろう。春以降に期待したいチームだ。 この後マスカットに移動。今日も倉敷南がやりました・・・。後ほど更新します！ にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになります

  2009年09月26日

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  いきなり優勝候補の対決！組み合わせ決まる

  来春のセンバツに繋がる最終予選・中国大会進出を懸けた秋季高校野球岡山大会の組み合わせが昨日決まった。Aブロック作陽ー金光学園（26日マスカット・午前９時）理大附ー倉敷（同・午前11・30分）Bブロック城東ー倉敷南（同・午後２時）関西ー興譲館（26日県営・午前９時）Cブロック学芸館ー倉敷工（26日市営・午前９時）岡山東商ー水島工（同・午前11・30分）Dブロック岡山南ー共生（26日エイコン・午前９時）商大附ー光南（同・午前11・30分） 上位３チームに中国大会の切符が手に入る。 展望・・・大会を占う関西ー興譲館の試合に注目が集まる。昨夏の死闘の再現なるか？当時スタンドで観戦していた両校の選手が主力となりあの試合で何を感じたかも気になる所だ。いろいろ見所がありそうだが私は関西の「足」と興譲館の１年生捕手・妹尾選手の対決が楽しみだ。予選リーグを主砲抜きで勝ちあがった興譲館と強打・巧打を兼ね備える関西との試合は1回戦屈指の好カード。城東ー倉敷南も楽しみな対戦になった。共に「粘り」を発揮して予選リーグを突破。城東の左の強打者に倉敷南の左腕がどんな投球をするかも楽しみだ。岡山東商ー水島工も興味深い。球の速さは県内屈指の本格派・星野投手を擁す岡山東商と抜群の安定感を誇る水島工守備陣。萱監督は相手の弱い所を徹底的に攻めてくるだけに、やや制球難が顔を出す星野投手の投球に注目だ。古豪復活を狙う岡山南は共生との対戦だ。両校、夏に悔しい負けを経験したメンバーが残るだけに好勝負の予感。光南は石塚投手が予選回避し県大会へ照準を合わせてきた。商大附は旧チームの選手がほとんど入れ変わる中、県大会出場。 混戦模様の今大会、各試合好ゲームになりそうな予感だ・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月24日

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  県大会出場校・出揃う！

  （予選から水島工ー倉敷南戦の熱戦） 私が愛媛に行っている間に県大会の出場校も出揃ったみたいだ。 【東部】理大附・学芸館・岡山城東・関西・岡山南・岡山東商・商大附【西部】水島工・倉敷工・倉敷・興譲館・金光学園・倉敷南・玉野光南【北部】作陽・共生 東部地区はいつもの常連が力の差をみせつけ県大会に駒を進める中、ここ最近元気がなかった岡山城東が「粘り強い」打線と好守で面白い存在に。旧チームからの投手陣が残る関西や理大附、学芸館に古豪の岡山東商や岡山南など「実力校」が揃う。競った展開で力を発揮できるか注目だ。西部は「実力伯仲」の中、今夏優勝・倉敷商、準優勝・玉島商が予選敗退。ディフェンス面が安定している水島工、チーム力をつけた倉敷南の戦いが印象に残った。県大会での戦いにも注目したい。尻上がりに調子を上げた興譲館は投打にまとまり候補の一角に挙がりそうだ。試合前のボール回しから注目してほしい興譲館、水島工。気合十分な左腕投手とチーム一丸で喰らいつく倉敷南の「チーム力」など観戦のポイントにして見るつもりですが偏った観戦をせず「岡山の高校野球」を応援して行くつもりです・・・・。（最近は中国地区全体を応援してきてる感じですが・・・）私立勢に城東、水島工、倉敷南など下馬評に挙がらなかった高校、岡山南、岡山東商の古豪の復活は・・・楽しみが多い大会になりそうです。島根では大会前から下馬評が高かった「2強」の開星・智翠館が順当にベスト4に進出。今日観戦予定だった山口（天気が微妙だったので止めましたが・・・）では南陽工が早くも敗退。そして岡山の組み合わせ抽選はいよいよ明日だ！ 予選レポのこぼれ話・・・水島工ー倉敷南戦の試合後、ベンチ裏で泣いていた選手が居た水島工。グランド整備が終わる頃、フェンス越しにマウンドを見つめる萱監督の姿。何を思っていたのだろうか・・・。もしかしたグランド整備をしている控え部員の事を見ていただけかも知れないし、自信を持って臨んだこの試合の事を考えていたのかも知れない。後がなくなり勝つしかなくなった玉島商戦を考えていたのかも知れない・・・。しかしこの敗戦が大きな糧になり、このゾーンでは一歩リードしていると思った玉島商との激闘を制したのは事実だろう。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月22日

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  玉野が最終代表決定戦へ！

  秋晴れの本日！各地区では子供の運動会とかしているようです・・・（会社の人の話談）絶好の運動会日和でしたね。そんな中、私は「野球観戦」です。 玉野9－3玉野商厳しい日程の中、投手陣にもあまり無理をさせられない両校。玉野商は夏に好投した左腕投手ではなく「6」を着けた右のオーソドックスな投手。玉野は「18」の同じく右の本格派。2.3回に失策で各1点を貰った玉野だが5回に玉野商に反撃される。走者を2人置いてタイムリー三塁打で同点。さらに安打で逆転！5回終了で2－3の劣勢だ。しかしグランド整備中に気合を入れ直した玉野は6回に怒涛 の攻めを見せる。1死一塁からタイムリー2本、スクイズ、重盗、さらに相手失策につけ込み一挙6点。5回まで玉野商の投手もカーブと内角に沈むシンカー？気味の球でピンチを凌いできたがこの回で降板。7回にも追加点を奪った玉野が3人の右投手の継投でエース番号を背負った左腕を温存して県大会進出を懸けて玉野光南戦に挑む！新チーム後はかなりの数の練習試合をこなしてきたと聞く玉野。この連休もぎっしり試合を組んでいるみたいだし、東部の強豪とも試合をするみたいだ。実戦の中で培った確かなチーム力を感じるだけに次戦の光南戦も楽しみな試合になりそうだ。玉野商は夏の大会で好投した好左腕を最後まで使えず敗退。強行日程で連投が続いたし、将来性のある投手なので仕方ない所か・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキング参加中です。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月19日

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  執念！倉敷南が県大会へ進出！

  県大会を目指した戦いもいよいいよ大詰め！今日は北部か県南か迷ったのですが、何となく好ゲームの匂いがした県南の中山球場へ足を運びました。 倉敷南3－2山陽既に両チームの試合は観戦しているのですが、同じチームを続けて見るのも面白いです。チームの成長度が感じられますから・・・。倉敷南の先発は左腕の佐藤投手ではなく、「10」番の（すみません！名前わかりません）変則右腕。これだけ日程が詰まると連投は厳しいです。佐藤投手をどこで投入するか・・・それが試合前の見所でした。初回の山陽は四球の後、二盗・三盗（捕手が悪送球）で先制！その裏の倉敷南も先頭がヒットで出塁後、安打、バント、セカンドイレギュラー安打で同点。3回の倉敷南は相手守備の失策を足がかりに「8」番の選手のタイムリーで逆転。5回にも安打と死球を絡め失策で3点目。先発した投手はやや腕の位置が斜めながら球威もそこそこあり、低めを意識した投球。山陽の強打線に逃げずに勝負していた。山陽も「10」番の左腕が安定していて、早い流れで回は中盤に。6回に1点を返した山陽は尚も塁上に走者を残していたが倉敷南の気迫あるプレーに阻まれる。7回のチャンスを潰した倉敷南は8回、この試合最大のピンチを迎える・・・。先頭が四球で出塁後、4番打者もレフトに安打し無死1.2塁。打席には西部地区では屈指の右打者・花谷選手だ。ここで倉敷南が動く。レフトに守っていた佐藤選手がマウンドへ。疲労感いっぱいの投球練習だったがプレイがかかると「生きた」球が懐を攻める。山陽も普通なら「バント」の場面だが、一番信頼ある打者だったのでそのまま打たした感じかな？当たりは悪くなかったが野手の正面を突き併殺。次打者も打ち取り、この回無失点。最終回も3人で仕留めた佐藤投手が救援し一人の走者も出さない投球で倉敷南が逃げ切った。これで倉敷南は県大会出場！水島工や玉島商らと凄まじい試合を経験をし、「格上」とみられてた山陽にも勝利。小柄な選手ばかりだが気持ちが前面に出てたプレーは見ていて清々しかった。夏の芳泉のような「公立普通科」の躍進だった。最大のピンチに登板した佐藤投手。気持ちの強さが前面にでる好左腕だ！腕の位置がわかりにくい投球フォームはかなり打ちにくいはず。私が見た西部の右打者で一番の強打者と感じた花谷選手。今日も長打を放つなど活躍したが、佐藤投手の前に併殺。見所ある場面だった。素直にバットが出る好選手で、如水館・有山選手を思いだした・・・。花谷選手を併殺に仕留めガッツポーズの佐藤投手。球場に居た他校の関係者と少し話してたけど彼の事は知っていたみたいで、かなり褒めていたなぁ。チームメイトもベンチ前で「やっぱあいつ凄いわ・・・」って言葉を漏らしていたし・・・。でも今日は先発し「試合を作った」投手やナイン全員の勝ちたい気持ちの勝利だったように感じました。スタンドの熱い応援も含めて・・・（山陽応援団も凄かったし、地区予選とは思えない熱気でした！）勝利の瞬間はフレームに収まらないくらい「ジャンプ」の佐藤投手。パーフェクトリリーフだった！左投手に対し「センター中心」の打撃が徹底できていた倉敷南。ファイト溢れるプレーと小柄ながら気持ちが強い佐藤投手・・・好チームに変貌した！今日も決定的な失策はしなかったし、「執念」の県大会出場だ！大型チームの山陽はよもやの予選敗退・・・。潜在能力が高い選手が多く、一冬越したら楽しみなチームだ。 私、カメラに使う電池を「充電したまま」状態で球場にきてしまい、トイカメラで補おうと思ってましたが後半に「痺れる場面がある・・」そんな展開だったので5回のグランド整備時に急いでコンビニに市販の電池を買ってきました。結果的にそんな場面が記録に残せて良かったです。第一試合の玉野ー玉野商は後ほど・・・（画像はトイカメラですが）にほんブログ村高校野球ブログランキング参加中です。ポチっと応援が励みになってます

  2009年09月19日

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  目指せセンバツ！大混戦の西部地区リーグ戦

  来春のセンバツに繋がる予選が既に始まっている。西部地区は5つのゾーンの内、3つが同一で並ぶ「大混戦」。その為、平日の今週は順位決定戦や代表進出戦らの試合が行われています。さすがにこの時期は休みが取れないので、新聞紙上などで結果だけ知っている感じですね！結果だけでは内容がわからないのでコメントはできませんが、新チーム結成間もないこの時期に「公式戦」を多く経験できる事は大きいです。また接戦を凌いで勝ち抜くと「チーム力」が著しく伸びます。練習試合より「公式戦」の方が比較にならないほど「経験」に繋がりますし。負けられない各チームのセンバツの第一歩を踏み出す「予選リーグ」。地区予選で観戦した高校が県大会では「別チーム」に変貌している事があり、それがあるから面白いです。今年の中国大会・・・島根・開星の白根投手や今春センバツで活躍した南陽工・岩本投手ら他県でもまた見てみたい投手がいますし、彼らがどれだけ成長したかも楽しみのひとつです。まずは「予選突破」を目指して頑張ってほしいです・・・「明日なき戦い」ですね！そんな中で昨春・センバツ出場の興譲館と今春・センバツ出場の倉敷工は共に全勝で県大会へ進出！興譲館は玉野戦でもっと苦戦するかと思いましたが、尻上がりに調子を上げている感じです。倉敷工も打撃戦が予想された山陽戦を制し、｢2年連続」を狙ってます。東部は強豪が順当に勝ち進み、城東は「最激戦ゾーン」を勝ち抜きました。粘り強いチームカラーで「復活」の兆しがあったように思いました。 少しこぼれ話・・・マスカットの補助球場で観戦していた時にかなり年輩の「お婆ちゃん」が試合を見てました。少し話す機会があり、談話していると球場の近辺の方らしくて、よく観戦に訪れるそうです。「今年の夏は開会式に行けて良かった・・・。」って言いながら大会のパンフを出して見てました。中国六大学もよく観戦しているそうで、｢野球好きなんですね」って話すと「孫が青陵で野球してたんよ」って言ってましたね。「開会式・・・凄く元気に行進している学校、あったでしょ？」と尋ねると「シマシマで青っぽいユニフォームの所は良く憶えている・・・」きっと興譲館の事でしょうね！私と同じ視点で観戦している人が居て嬉しかったです。 一番上の写真・・・今春のセンバツ大会ですが・・。わかります？偶然にも今夏の決勝で対戦した中京大中京と日本文理が並んでますね！にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援がとても励みになってます

  2009年09月17日

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  岡山城東が県大会に王手！

  （９回サヨナラの場面） 秋季リーグ戦もいよいよ大詰め・・・。今日は東部地区の最激戦ゾーンと思われたCゾーンで調子が良い城東の試合を観戦した。  岡山城東7－6芳泉（９回サヨナラ）このゾーンは旧チームの主力が残り、好左腕を擁す明誠学院、古豪・岡山東商ら東部地区では一番実力伯仲のゾーンと思っていたが、ここまで岡山城東が全勝。今日の芳泉戦に勝てば県大会に王手という事で午後から予定があったが一試合目だけ観戦した。芳泉のエースは夏の大会で少しだけ登板した亀池投手。長いリーチを生かして直曲球をコーナーに決める。５回まで城東打線を0に抑える好投。３回に先制された城東は５回裏に２点奪い逆転も粘る芳泉は６回に二死からタイムリー三塁打で同点の2－2。８回は一死満塁からレフト前で１点、一塁線抜ける二塁打で２点、スクイズで３点とこの回、芳泉は４点を奪い試合を決めたかに・・・思えたが、粘る城東はその裏二死満塁からタイムリー三塁打で３点返し5－6と一点差に。９回は四球やヒットなどで満塁後、代打の選手？がサヨナラ２点タイムリーで辛くも勝利。これで城東はこのゾーンを全勝で残り1試合を勝てば県大会出場だ！城東のエースはスライダーの切れが良く序盤は安定していた。９回からは左腕にスイッチし継投が「はまった」勝利だった。  今夏マウンド経験のある亀池投手は中盤まで好投も後半に粘る城東打線に掴まった。バックも好守で盛り上げていただけに四球から走者を貯めたのが痛かった。芳泉打線も良く振れていた。８回に４点を奪った時は勝負ありと感じたが・・・。 激戦ゾーンを全勝で勝ち進む城東はミートがうまく、逆らわない打撃が印象に残った。また中軸は小柄ながら長打力がありチーム全体に粘りを感じる新チームだった。守備陣も再三の好守でエースを助け、後は投手陣の仕上がり次第で「強い城東」が県大会でも見れるかもしれない。芳泉はリーグ戦序盤こそ新チームの若さが出てたような点差の大敗だったが、選手以上に熱い「声」の応援をしていたコーチの熱血ぶりは印象に残った。夏の大会でも外野ノック後に内野に戻り選手達と一緒に声を出していたコーチだった。こんな指導者がいる高校は必ず強くなる・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加中です。ポチっと応援が励みになります

  2009年09月13日

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  好左腕登場！倉敷南、守備力は県下屈指・水島工

  第二試合のノックの風景を外野で観ていたら水島工の選手、特に内野陣の動きが抜群に良い・・・。倉敷南はノビノビ野球ながら、大きな声や気迫が伝わるノックだった。負けるとリーグ敗退が決まるだけにここで終わらせない・・・そんな気持ちが伝わってきた。そしてグランド整備時には両チームの選手が一列に並び「一礼」。興譲館のきびきびした動きはいつも目立つのだが、この両チームも負けないくらいに溌剌としていた。 倉敷南2－1水島工地区予選の各球場はマスカットみたいに外野を封鎖してないからいろんな角度で投手や選手を観戦できて好きです。水島工の投手は独特な足の上げ方や腕の振り、そして制球されたスライダー・・・。ん？昔、玉野光南で甲子園に出場した田中投手と同じような投球フォームだ！決め球も同じような曲がりのスライダーだし。萱監督は当時、光南の監督だったしそこら辺りの指導があったのかな？そして、初回から難しい内野ゴロを軽快なステップで捌く内野陣・・・。かなり鍛えられてます！多分、内野守備は県内屈指でしょう。倉敷南のエースは左腕の佐藤投手かな？。小柄ながら旧チームからエース番号を背負う本格派だ。外野後方に居ると投球フォームがよく分かる。腕が投球時に後ろに伸び、後から出てくる感じの「打ちにくい」タイプ。守備陣はやや失策が目についたけど、声が止まない。ベンチも各守備位置にいる選手も・・・。初回を観て「点が入るのかな？」そんな投手戦の匂いがしました。４回・５回と1点ずつ奪った倉敷南。（５番打者の三塁打などで）この春から就任した若い青年監督の下でノビノビ野球で振り切ってくる。チームカラーを完全に変え、それがいい方向に好転してる感じだ。水島工の投手をそう打てないだろうと思ってましたが最終的には10安打近く放っていると思う。玉島商の投手陣から10点奪った打線は本物だった。逆に玉島商に大量失点したみたいだけど、今日の投球を観るとそんなに打たれるはずはないだろうなぁ・・・と思いました。多分、失策や四球が絡んでの大量失点では？(憶測ですが・・・）走者が居なくてもセットでの投球だったから制球に課題があるんだろうなぁと思いました。試合は2－0のまま、後半へ。水島工の粘りが7～９回まで続く・・・。８回は失策と四球で一死満塁。ライト前で１点返し尚もチャンスは続く。しかし、佐藤投手「渾身」の投球でホームゲッツー！９回もヒットなどで1.3塁ののチャンスもサインミス（スクイズ見送り）で三塁走者がアウトになり後続も四球を出しながらも踏ん張った佐藤投手が会心の投球でこのゾーン、首の皮一枚繋げた・・・。最近は公立普通科の躍進が目立つ。昨秋の古城池・今夏の芳泉・・・。この倉敷南は失策は多かったが「気持ち」が前面に出てて決定的な失策はしなかったのが今日の勝因か？外野後方で見てたがスライダーは良い軌道で決まるなぁ・・と思ってましたが、正面で見ると直球はシュート回転で威力あった。鍛え抜かれた守備陣とともに次の玉島商戦で全てをぶつける。本来の投球ができ、打撃陣も詰めの甘さを解消できれば緊迫した試合になりそうだ。 この角度では分からないが外野から見ると後ろに腕がピーンと伸びている。上背はないがダイナミックな投球フォームから速球を決める佐藤投手。気持ちの強さも持ち合わる。水島工には5.6本の安打しか許してないはずだ。西部地区は実力が混沌としてきた・・・。県大会に出場に執念を感じた倉敷南。失策が多いのが気になるが好左腕と打線も良く振れた好チームだ。残り試合を勝つのが条件ながら水島工ー玉島商の結果次第でゾーン生き残りもまだある展開に！水島工は勝負所の終盤に攻撃のミスがでて敗退も、修正してくれば投手・守備力は安定しているだけに面白い存在だ。試合後、予選リーグながら悔し泣きする選手がいたし、その思いは次の玉島商にぶつけるだろう・・・。にほんブログ村高校野球ブログランキングに参加してます。ポチっと応援お願いします

  2009年09月06日

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  興譲館が２勝目！今夏代表・倉敷商は予選敗退のピンチ・・。

  昨晩、愛媛から帰宅し（まあ日付け変わってましたけど・・・）、今日は予選リーグに行って来ました。かなり疲れが溜まって、家から一番近いのはマスカット補助だったんですが、好カードの興譲館ー倉敷商戦、それを観戦した後はマスカットに大学野球を観戦しに行こうと思ったのですが、二試合目のノックを見て好ゲームの予感・・・そのまま井原運動公園に残りました。後がない倉敷商と白神選手が出場してない興譲館は序盤の攻防が勝敗を分けた・・・。 興譲館6－0倉敷商初回、まずい走塁で嫌な流れの中、走者を１人残し岡田選手のレフトに入るHRで先制した興譲館。２回の攻防が大きかった。二死から失策の走者を出した倉敷商は続く打者がライト線に運び一塁走者がホームへ！興譲館の好中継でホーム手前でタッチアウト。１点入っていれば勢いに乗りそうだっただけに大きなプレーだった。以後、倉敷商打線はヒットは放つも二死からとリズムに乗れず、逆に興譲館は４回に１点、７回にダメ押しになる３点を奪い快勝。特に７回は下位打線でチャンスをモノにし、倉敷商先発・島田投手をKO。投げては岡田投手が威力ある直球を武器に制球も安定し（多分無四球では？）倉敷商の打線を完封。勝った興譲館は初回の走塁ミスやエンドランの時にフライを上げるなどまだ「らしさ」は完全に戻ってないが少しずつチーム力も安定してきた感じだ。これで興譲館はこのゾーン２連勝。逆に倉敷商は２連敗し、玉野が笠岡商に勝てば予選敗退の危機に・・・。興譲館は次戦の玉野との試合に勝てば県大会へ進出する。好ゲームが予想される戦いに注目だ。最後の打者を仕留め、小さくガッツポーズの岡田投手。久しぶりの中国大会を狙う玉野戦での好投に期待だ。 試合中におとなりのどんぐり球場で試合を終えた山陽が観戦。「興譲館の試合を観に来た」と話していたので、やはり他校も一目置く今季の興譲館の戦力と言う事かな？その山陽は本塁打を含む二桁得点で天城にコールド勝ちした模様だ。（11－0？11－1？）西部Bゾーンの戦いも倉工ー山陽と注目の対決だ。 この後更新する、倉敷南ー水島工も見応え十分な内容だった。まるで県大会の戦いのような熱戦に観戦して良かったと思いました。にほんブログ村高校野球ブログ村に参加してます。ポチっと応援おねがいします

  2009年09月06日

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