安倍晋三の暴走を止めろ その2-2
この記事は、前記事『安倍晋三の暴走を止めろ その2-1』の直接の後編記事なので、できれば前記事を最後まで読んでから読み進めてほしい。さて、前回の記事では、安倍晋三とアメリカ、北朝鮮、B団、そして統一協会のつながりについて書いた。ここからは、前記事で暴露した関係の非難されるべき点について、少し整理していきたい。少々退屈な内容になるかもしれないが、これははっきりとした目的あってのことなので、許してほしい。さて、その非難されるべき点だが、私は大きく三点挙げることが可能だと思っている。一つ目はもちろん、安倍と癒着している統一協会が、“一般市民から”金銭や平穏で平凡な生活を奪って私服を肥やしているカルト教団であるという事実である。政治屋が、B団を含む圧力団体や利権とつながりを持つことは、現在の権力の構造から言うと致し方のないことではある。しかし、経済面・精神衛生面両方に渡る一般人の幸福追求のために存在していることが建前の政治屋が、裏でいいかげんな事ばかり行っている企業ではなく、明らかに表立って詐欺行為を行って一般人を苦しめているカルト教団とつながっていることは、黙って見過ごすことのできない、途方もない悪徳である。まぁこれは、創価学会とつるんで平気な顔をしている現在の政治屋全てに当てはまる批判だが。(ちなみに私は創価学会が大嫌いである。近々、創価学会関連の記事を書くので、詳しくはそちらでいろいろ批判します)第二に、カルト教団とつながっている安倍が、一方では教育基本法改正問題や靖国問題などでは「保守派」の中心的な人物として振舞っている点だ。「保守」、この政治的用語に関しての私の考え方は複雑で難解なのでこの場では説明を避けるが、一つ言えるのは、カルト教団やカルト国家を側面支援し、日本社会の混乱拡大に一役買っているような人間は、保守を名乗るに値しないということだ。そして安倍は、日本社会にユダヤ・アメリカ型の市場原理主義を導入して、経済的に日本に大混乱に陥れている小泉改悪の一番の擁護者でもある。こんな人間が自らを保守と名乗っているのだ。はっきり言って、この脳みそスカスカの男が自らの政治信条について語るときは、眉に唾をつけて聞いてかからなければならない。こんな人間が「保守」と名乗っていても平気でいられるのは、メディア側の批評能力の低さと、ワードリングに関してそれほどこだわらない日本の文化的土壌が原因だろう。第三の点は、安倍が対北朝鮮強硬派の中心的人物でありながら、裏では北朝鮮とつながっているということだ。表ではさんざん北の脅威をあおるようなアナウンスをしておきながら、その実北朝鮮を本気で追い落とす気はないのである。この不誠実さは到底許せるものではないが、その不誠実な態度によってそのあり方を歪められてしまった好例が、拉致被害者奪還運動である。拉致問題は、すでに安倍などの対北朝鮮強硬派によって、国民の北への憎悪と恐怖心を煽る道具にされてしまっている感が強い。この問題も、国民への北朝鮮への敵愾心を焚きつけ続けておくためには、できるだけ長く未解決状態にしておかねばならないのだろう。被害者家族が被害者奪還のために北朝鮮打倒を叫ぶのはごく自然なことである。しかし、彼らの言葉は安倍ら「不誠実な売国のイージス」のパフォーマンスを増長させるもの以上のものにはなりえていない。金英男氏の記者会見に対する家族会のコメントを見ても、政治運動家の臭いが強く漂うものになってしまっている。同国民の、しかも拉致被害者のご家族に対してこういうことを申し上げるのは非常に恐縮なのだが、彼らの一部は、すでに自分の家族が北朝鮮内で死亡し(あるいは殺害され)ていることを承知の上で、政腐にとって都合のいい政治運動を展開することの見返りに金銭その他何らかの報酬を得ているのではないかという疑いが拭えない。そこまでは言い過ぎの感があるにせよ、地方の「救う会」に暴力団関係者やエセ右翼が多数関係している実態を見るに、この運動が政治利用されておかしな方向に行っているのは間違いない。それは、薬害エイズ運動などの弱者救済運動に左翼団体が寄生し、運動の健全さを喪失させていったことと全く本質は一緒なのだ。(ちなみに、エセ右翼によって政争の具にされていった運動としては、日本会議の靖国擁護運動や、新しい歴史教科書を作る会による一連の運動、鳥取県の竹島奪還運動などがある)こんな売国のイージスに、日本の次の首相をまかせることはいけない。次の総理は、少なくとも小沢の方がマシである。彼は中国政策を重視する路線を取っているし、格差社会化にも一定の配慮を示している。まぁ、彼についても日本人を少々がっかりさせるネタを私は持っているが、安倍よりはマシだという判断で、今のところは小沢を推しておく。安倍が現在も統一協会との間に強いパイプを持っている証拠画像を、最後に挙げておく。『統一協会の合同結婚式に祝電を送った安倍晋三』『霊感商法対策弁護士連絡会、安倍晋三に抗議』ちなみに、このときに同時に祝電を送った政治屋は他にもいた。それは、保岡興治元法務大臣などの大物や、安倍の取り巻きと揶揄されている面々だ。次の首相は安倍だという空気を察知するや、いち早くヨイショに回ったゴマすり政治屋、山本一太や、松下政経塾出身のプリンセス、高市早苗などである。今の心境:安倍よ、そんなにアメリカが好きなら、苗字を「安倍」ではなくて「阿米(アメリカにおもねる(媚を売る))」という字にしたらどうだ?よろしければクリックお願いします↓