28番を出てのいち駅前に戻ります。
次の列車まではまだ30分ぐらいありますので、駅前のフジグランに
たこ焼きの看板を見つけたので行ってみました。
8個入りで580円から。
結構高め?
580円の「ツナコーンたこ焼き」を注文してから、
メニューを改めて見ると500円からありました(;一_一)
しまったと思いましたが、気を取り直してよく見ると
プラス100円でドリンク付きになります。
迷わずドリンクを頼みました。
ドリンクはファーストフードのようにカップに入ってくるのかと
思いきや、発砲スチロールの箱を開けて、メーカー名が不明の
怪しげなペットボトルを渡されました。
う~ん。
怪しげなペットボトルが付くだけなら、別にドリンクつきに
しなくてもよかったような気がします!(自分で買えば良かった)
しかし、よく考えると、ファーストフードにしてもカップに
氷を入れてドリンクを注いだだけです。
中身はこちらのペットボトルの方が多いはずですが・・・
なんとなく損したような感じがするのは、手抜きのように
思えるからでしょうか?
食べおわった後、駐車場を挟んで向かいの建物を見ると
「フードなんとか」と書いてあります!
やってしまった(;一_一)
私が歩いてきた背中のほうにフードショップが
まとめられていたのです!
お腹がすいてくると、とりあえず食べる事しか頭にありませんね。
たこ焼きの値段といい、フードショップといい、
もう少し冷静なら見つけられたでしょう。
完全に餓鬼道に転落していました(;一_一)
13:50の列車で後免駅に向います。
約10分で後免駅に着きます。
ごめんなはり線とJRが接続している後免は意外に大きな駅で、
みどりの窓口もありました。
JRで目に付いたのは女性の駅員です。
ここでもほとんどが女性の駅員でした。
給与が男性より安いのでしょうか?
そう、思うのは差別におもわれるのでしょうか?
みどりの窓口で先走るようですが、この先、土佐一宮から
徳島までの切符を買っておきました。
予断ですが実は私が今回旅したルート
徳島ー日和佐ー甲浦=室戸=奈半利ー安芸ー高知
これに関しては乗車券・自由席特急券とバス乗り放題
途中下車何度でも可能なこんな切符があります。
徳島・室戸・高知きっぷ 5500円
私は予定が立ちませんので買えませんが、予定が立つ方なら
一考されてはいかがでしょうか?(*^^)v
地図を見ながら国分寺を目指しますが、
いまひとつ道がよくわかりません。
この後免駅から29番国分寺へのルートもそうですが、
のいちから28番へのルートも私の持っている歩き遍路の
地図にはありません。
列車・バスの本数が少なく、もしそれを逃したら何時間待ち
ということもありますので、列車・バスの時間にも左右されます。
際どい時に、距離と時間を見切ってそれに間に合うような、歩く力。
歩き遍路地図にはない公共交通機関に関する情報、
それを入手する技術が必要になります。
お四国での出来事に関しては、すべてお大師様にお任せするという
広い心になれれば、どんな遍路のスタイルにせよ、
困難はないのですが・・・
体力的にはともかく、歩き遍路より苦労しました!
私にとっては従来経験してきた歩き遍路よりも、公共交通機関を
併用するスタイルの方がよく多くのことを学び、
糧となったことでしょう。
陽射しがだんだん強くなって、アスファルトの照り返しが
強くなっています。
ただ、風がまだ涼しいので救われます。
車に注意しながら車道と歩道の境のない舗装路を
進んでいきます。
ふと、後ろを見ると、青いTシャツに半ズボンの
若者が強い足どりで歩いてきます。
追いつかれると思いましたが、29番へは私の方が早く入りました。
29番国分寺は本堂が由緒ある檜皮ぶきの建物です。
立ち木で覆われた境内は厳かな感じがします。
四国四県の国分寺はすべて札所となっています。
元々、四国遍路は各国の国分寺と一宮を巡る回国行者から
派生したという説がありますが、それの裏づけとなるように
一宮も形をかえて札所として残っています。