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カテゴリ:四国遍路
昨年は四国霊場開創1200年ということで、お遍路さんも
増えたようです。 それに関連しているのかどうか判りませんが こういう日記を書くと結構反発がありますね(*^_^*) 四国遍路は開創84年? 再び四国遍路は開創84年? 真言僧の看板を掲げている側の人間としては、お遍路さんに 興味を持っていただくのはうれしい限りですが、 ちょっと複雑な思いがありますね(*^_^*) こんなコメントをいただきました ~~~~~以下引用~~~~~ 再び四国遍路は開創84年? ザクロの実 さん 『同行三人さんのコメント』 ところで、蒸し返すようですが、四国には何の産業も何の商業も無いような浅はかな知識でお大師様を儲けのネタにしたり、四国遍路で一儲けをたくらむ輩が一斉に遍路文化を語るようになり、誤った考え方でよからぬ方向へと人々の考え方を変えていこうとしているようですね。 別子銅山で巨万の富を得た住友家のほかに有名な三菱の 「岩崎 彌太郎」がいますが、ゼロ戦を作った企業としても有名な財閥も四国出身だったのですね。 日本の近代化を進めた財閥のうちの2つの大財閥が四国にゆかりがあるとは、四国の経済衰退云々する以前に日本の現在の繁栄に至る基盤は四国が作ったともいえるのではないでしょうか? お大師様を食い物にせずに、ほかのことで一生懸命経済活動をしてほしいものですね。 『三人文殊の返信』 私もそう思います。 四国遍路を食い物にしようとする輩が現れるのは致し方ありませんが、四国札所の住職の側もそれに同調する動きを見せている勢力があるのは情けない限りです。(;一_一) 大体、四国には「四国霊場以外観光資源がない」などとよく言えたものです。 『ザクロの実さんのコメント』 同調の動きでなく、 あなたがおっしゃる食い物にする輩を 逆に利用してやろうと考えているのだと思います。 札所のすべての御住職がそうとは言いませんが、 利用されるだけで終わるほどバカではありませんし、 経営者として意外としたたかです。 実際に規模の大きいお寺を維持管理して行くには 今までのやり方では忽ち立ち行かなくなる時がやってきますから。 それは実際に長い歴史を持つ札所の御住職になってみないと 責任や苦労などは分からないのかもしれません。 あなた様が札所寺院の御住職ならば納得いきますが、 札所寺院の苦労も知らず、 表面しか知らない中で情けないとはよく言えたものです。 加えて、 岩崎弥太郎や財閥との縁などがあると書いておられますが、 間違いなくそれは事実でありますが、同時に過去の栄光で、 今現在の状況を直視しなければならないのではないでしょうか。 ※読みやすいように一部変えさせていただきました。 ~~~~~~以上引用~~~~~ この「ザクロの実」さんという方はどういう方なんでしょう? 仏教ではザクロは、お釈迦様が鬼子母神に人間の子を食べる 代わりに食べるように勧めたという逸話があるので、 正しい仏教を広めようとしている方なのかとも思います。 また、札所寺院を擁護している立場からも、そういう立場にある方 かもしれないと思います。 それならば、別に構わないのですが、もし、 「札所寺院の立場を理解していると自認している先達・信者の方」 だとしたら一言申し上げたいところがあります。 ご指摘の通り、私は札所の住職ではありません。 だから、札所寺院の住職の苦労は判りません。 そんなものは理解する必要もないと思いますし、 配慮する必要もないと思います。 そもそも札所の役割は何なのか? 四国霊場が弘法大師によって1200年前に開創されたというのは あくまで伝説ですし、弘法大師が作られたこと自体が事実で はないでしょう。 しかし、弘法大師を信仰する人たちによって四国霊場が作られ そして守られてきたのは、紛れもない真実です。 四国の札所の多くは何度も荒廃していますが、弘法大師を 信仰する人たちによって復興されてきたのも事実です。 つまり、四国霊場は弘法大師信仰のシンボル的な存在という 事は理解していただきたいのです。 私は四国霊場は弘法大師を信仰する方だけがお参りして くれたらいいと考えていますし、それで十分に四国の札所は 維持管理ができると思います。 それをわざわざ四国の観光の目玉として四国霊場を売り込み 信仰心が無い人を札所に呼び込むことに 何のメリットがあるのでしょう? まして、四国霊場を観光化することによって儲けようと 考えている輩を利用してなんのメリットがあるのでしょう? 確かに収入は増えるかもしれません。しかし、無計画に 人を集めようとする行為は支出の増大を招きかねず、 経営的に見てもメリットがある手法とは思えません。 弘法大師を信仰して四国を巡拝してくれるお遍路さんを 大切にして、本尊様を守り、その人達だけを 相手にしているのではいけないのか。 この辺りは考えていただきたいところです。 いかがでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。
私が思うに、四国霊場は、霊場周りの元祖的存在なのでないかと。各地に三十三観音霊場がありますが、どれもこれも、寺院の観光収入を増やし経営を豊かにする効果があって、悪いことではないようにも思います。 現在、仏教は葬式仏教と化して、衰退している寺も、私の地元でも多いですが、文化遺産を保持する役割も多分にあり、その仏像や伽藍の保持費用は、たいへん大きいものと察せられます。ですから、信者だけに寄付を持ってこさせるよりも、ひろく一般に拝観料を貰った方がいいと思うのです。 もっとも、お遍路の寺に拝観料があるのかどうか、私は知りませんが、ないならとったほうがいいと思います。 信仰は大切ですし、神代たる仏像も大切にされるべきですが、だからこそ、浮世の沙汰も金しだいのような気がします。 部外者が横様に、下手な口をたたいて申し訳ありません。 (2015年01月21日 05時59分45秒)
Pearswordさん
>おはようございます。 >私が思うに、四国霊場は、霊場周りの元祖的存在なのでないかと。各地に三十三観音霊場がありますが、どれもこれも、寺院の観光収入を増やし経営を豊かにする効果があって、悪いことではないようにも思います。 > 現在、仏教は葬式仏教と化して、衰退している寺も、私の地元でも多いですが、文化遺産を保持する役割も多分にあり、その仏像や伽藍の保持費用は、たいへん大きいものと察せられます。ですから、信者だけに寄付を持ってこさせるよりも、ひろく一般に拝観料を貰った方がいいと思うのです。 > もっとも、お遍路の寺に拝観料があるのかどうか、私は知りませんが、ないならとったほうがいいと思います。 > 信仰は大切ですし、神代たる仏像も大切にされるべきですが、だからこそ、浮世の沙汰も金しだいのような気がします。 > 部外者が横様に、下手な口をたたいて申し訳ありません。 ----- いえいえ、ご意見歓迎です。 ただ、拝観については以前にも書いたかと思うのですが、寺院にとって常時拝観を認めるのはあまりメリットがありません。 拝観の為に備品、人員の確保が必要なのでそれに費用が掛かります。それに加えて、境内を宗教心が無い人にも満足して貰えるよう整備しなければなりません。 また、拝観によって寺院の建物が傷みます。 さらに、寺院は博物館や美術館のように、新しい拝観物を次々に提供することが難しいので、自然にあふれた四季の景色を楽しむようなお寺で無い限り、何度も足を運んでもらうことは難しいでしょう。 よほど拝観が多いお寺でも無い限り、それらをすべて賄うことができないので、末寺等から寄付を仰いで運営しているのが現状では無いでしょうか。 なお、四国霊場では拝観料を取れるようなお寺は多くありません(*^_^*) (2015年01月21日 20時57分44秒)
三井、三菱、住友は、誰もが御存知の通り現在に活躍する大財閥企業です。過去の栄光ではありません。日本国中恩恵をいただいています。コンビニのATMで、四国の辺鄙な田舎でもお金の出し入れが自由になり、ある意味都会よりも便利になりました。
四国札所寺院の住職にあらざれば、一切語るなかれの言論封殺行為で自己の信仰の正当性を主張するヤカラがいますが、人権差別ですね。やめましょう。 札所寺院御住職さまがたにも、商行為に走る者やイベント開催のみに躍起になっている方もおいでになるようです。そういう方には、まわりから優しく助言する必要があります。お大師さまの信仰と、その伝統は過去の栄光ではなく現在もまだ、生きている信仰なのです。伝統にこそ学んで行くべきであって、まだ学びもしないものらが自分たちの都合で好き勝手に変えていくものではありません。まず変えてやろうと企むものたちがいることに危機感を覚えます。 お大師さまを見世物にしたり、食い物にする必要はありません。饅頭やクッキーにする必要もありません。南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛。 (2015年01月22日 09時32分50秒)
四国遍路は信仰している人のみが巡拝を許されるものなのですか?
観光で訪れるのもいいのではないでしょうか。 観光だけで終わってもいいでしょうし、 観光から信仰に変わることもあると思います。 何より門戸は広い方がいいのではないでしょうか。 四国遍路は誰が良くて誰がいけないなどと言う権利はないと思います。 加えて 素晴らしい土地であり、財閥の基礎となっているにも関わらず 過疎化と高齢化が全国に比べて進んでいるのはなぜですか? 魅力的で経済活動が他の地域に比べて盛んであるならばそのようなことにはならないのでしょうか。 様々な政策を実行していく中で、 まず特効薬として既存の観光資源に目をつけることは ある意味当然のことだと思います。 最後に 言論の自由をおっしゃる方がいらっしゃいましたが、 おっしゃることには責任を持つことで自由を主張できるのであろうと思います。 具体的にどこのご寺院が商売に躍起になっているのですか。 根拠があり事実であるならばお答えいただけるはずです。 もしお答えいただけないのであれば、 そういうお寺があるなど軽々しく書き込むべきではないと思います。 (2015年01月22日 22時14分15秒)
同行三人さん
>四国札所寺院の住職にあらざれば、一切語るなかれの言論封殺行為で自己の信仰の正当性を主張するヤカラがいますが、人権差別ですね。やめましょう。 別に人種差別とは思いませんが、そういう考え方をする人がいるようですね(*^_^*) 私など、「ひがみでこのような事を書いている」と思われていますしね(*^_^*) >札所寺院御住職さまがたにも、商行為に走る者やイベント開催のみに躍起になっている方もおいでになるようです。そういう方には、まわりから優しく助言する必要があります。お大師さまの信仰と、その伝統は過去の栄光ではなく現在もまだ、生きている信仰なのです。伝統にこそ学んで行くべきであって、まだ学びもしないものらが自分たちの都合で好き勝手に変えていくものではありません。まず変えてやろうと企むものたちがいることに危機感を覚えます。 ----- さすがに同行三人様ですね。 私などは「優しく助言する」ことなどは難しく、つい、喧嘩腰になりかねません。 修行が足りないということでしょう(;一_一) (2015年01月23日 10時07分29秒)
お遍路初心者です。さん
>四国遍路は信仰している人のみが巡拝を許されるものなのですか? >観光で訪れるのもいいのではないでしょうか。 >観光だけで終わってもいいでしょうし、 >観光から信仰に変わることもあると思います。 >何より門戸は広い方がいいのではないでしょうか。 >四国遍路は誰が良くて誰がいけないなどと言う権利はないと思います。 この話は私は何度も書いているのですが、四国遍路が「真言宗」「弘法大師」という一つの教えをベースにしている以上、「真言宗」「弘法大師」の信仰者の側から「「四国遍路はこうあるべきだ」という主張はあってしかるべきで、それが「権利が無い」などと言われることはありませんし「明らかに間違い」です。 よく誤解されていることですが、真言宗にも「四国遍路」に批判的な方は少なくなりません。 四国の真言寺院住職でも四国遍路を経験している方は大きく見積もっても3割以下だと思いますし、四国に住んでいる一般の方も四国遍路に批判的な方も少なくないのも事実です。 現在でもイスラム教をめぐって、世界的に問題になっていますが、宗教をめぐっては、トラブルが起きやすい事も理解して欲しいですし、お遍路であれば、そういう人がいることはもちろん、そういう方に配慮した形でお参りをして欲しいですし、それを無視してほしくないですね。 >様々な政策を実行していく中で、 >まず特効薬として既存の観光資源に目をつけることは >ある意味当然のことだと思います。 当然かどうかは疑問に感じますね。 確かに過疎化している事実から見れば、これまでの経済対策が有効でなかったと言えますが、可能性のあるなしとは別ですね。 これも私は何度も書いていますが、観光などは水物で、景気によって左右される観光よりも、第一次産業を中心とした地に足がついた経済対策が有効な事は明らかです。 実際「四国遍路」が思い込みだけで大した経済効果が無い事は事実で、推進派も明確な経済効果の資料を出せていません。 >具体的にどこのご寺院が商売に躍起になっているのですか。 >根拠があり事実であるならばお答えいただけるはずです。 お遍路初心者の方はご存知無いと思いますが、私が最初に四国遍路をお参りした当時は、「病気の人が最後の望みを掛けて弘法大師におすがりする」ような雰囲気があり、四国の方もお遍路さんには優しかったし、四国霊場の方もお遍路さんに親身になってお接される方が少なくありませんでした。 あれから20年「歩き遍路はまず身体作りから」と健康であることが遍路の条件のようになってしまいましたが、それと共に四国霊場も変わってしまいました。 そういう時代を知っている身としては、現在の四国遍路のあり方には違和感を感じざるを得ません。その原因は私は信仰心の欠如だと思います。かつては、四国を何度も経験した先輩遍路が初めての遍路の心得を教えていましたし、それを聞く素地がありました。 優れた霊場であれば人を惹きつけます、あえて、人を呼び込む努力は必要でしょうか? それが必要な霊場なら、努力をやめてしまったら人は集まりません。しかし、私は四国霊場はそういうものではないと考えています。 「観光から信仰に変わることもある」と書かれましたが、あなたは信仰を持てたんですか? あなたが観光目的で四国遍路に来られて、信仰心を持って真言密教の教えを説きたいと考えられて真言僧になられたのなら、私もあなたの考えを認めます。 ちなみに、観光目的でないお遍路さんからでも真言僧へ進む方はほとんどありません。 いかがでしょうか。 (2015年01月23日 11時19分53秒)
何だかんだいいながら、歴史も溢れる四国(東北も)に
足を踏み入れていないのは交通の便が悪いのか、単に その程度の興味しかないのか。でも四国はお遍路以外に 坂本龍馬も生まれたし、うどんもあるし、道後温泉も 四万十川も、高知県は森林率日本一だし、現存天守も 多いし、昨今は暑さ日本一にも選ばれたので、別に お遍路以外にも観光資源もありそう テレビで一昨日の夜、愛媛は俳句に力を入れているので 小学生の時から俳句をしていたという女子タレントが 1番評価されてましたし、何かと奥深い地域ですね (2015年01月24日 10時43分48秒)
こんばんは。
私は四国遍路したことありません(^^;) 歩くのが苦手なので、したいと思ったこともありません(汗) 観光、夢穂さんの通り、最近では、朝ドラや大河などの舞台になったので、宍道湖や四万十川や道後温泉など、いろいろ知られるようになったではないでしょうか? でも、私も瀬戸大橋の辺りしか行った事がありません(汗) 観光、交通が不便なのが一番の難点な気がします(^^;) P☆ (2015年01月26日 18時17分53秒)
夢穂さん
>何だかんだいいながら、歴史も溢れる四国(東北も)に >足を踏み入れていないのは交通の便が悪いのか、単に >その程度の興味しかないのか。でも四国はお遍路以外に >坂本龍馬も生まれたし、うどんもあるし、道後温泉も >四万十川も、高知県は森林率日本一だし、現存天守も >多いし、昨今は暑さ日本一にも選ばれたので、別に >お遍路以外にも観光資源もありそう > >テレビで一昨日の夜、愛媛は俳句に力を入れているので >小学生の時から俳句をしていたという女子タレントが >1番評価されてましたし、何かと奥深い地域ですね ----- 奥深いかどうか判りませんが、交通の便が悪いという見解には驚きますね。 四国の人間は交通はかなり便利になったと考えており、それが逆にウイークポイントになっています。(*^_^*) (2015年01月27日 09時39分52秒)
ショコラ425さん
お身体のお悪い中わざわざ書き込みいただき恐縮です。 >こんばんは。 >私は四国遍路したことありません(^^;) >歩くのが苦手なので、したいと思ったこともありません(汗) > >観光、夢穂さんの通り、最近では、朝ドラや大河などの舞台になったので、宍道湖や四万十川や道後温泉など、いろいろ知られるようになったではないでしょうか? >でも、私も瀬戸大橋の辺りしか行った事がありません(汗) >観光、交通が不便なのが一番の難点な気がします(^^;) >P☆ > ----- やはり交通の便ですか。 本土に住まわれていると感覚が違うようですね(*^_^*) 最近ですと、滋賀県辺りからも日帰りのお遍路ツアーがあるくらいなので、交通の便が良くなり宿泊客が減っているくらいです(*^_^* (2015年01月27日 09時46分20秒)
交通の便はかなり良くなり、田舎は余計に苦境に陥っていると思います。
本来、四国で生まれ育った人たちが、日帰りで四国内の観光地に 赴いていたのに、橋のせいで大阪まで日帰りで遊びに行ったり そのまま向こうに住み着いたり 交通の発達は過疎化を一層助長するものです (2015年02月02日 00時49分44秒)
慶次2000さん
>交通の発達は過疎化を一層助長するものです ----- 私もそう思います。 以前、「四国は本四海峡橋を切りおとしたら発展する」と指摘したら冗談だと思われました(*^_^*) (2015年02月02日 16時52分45秒) |