|
カテゴリ:2007秋クールドラマ
「実に面白い!」
初回こそ話につながりがなく意味がわからなかったが それも回を重ねるごとに繋がってきて このドラマは大きく3つのパーツに分けることが出来る 一つは1~3話づつ固まっているオムニバスのストーリー 次ぎはそれらのオムニバスをつなげている影の黒幕 (後で詳しく触れます) 3つ目は主人公:薫(岡田准一)の過去について 総理大臣との因縁 このドラマは来年1月からも続投が決まっているようで 私の予想では秋クールに今の黒幕が明らかになり 1月からのドラマでは総理大臣の話になるのではないかと思ってます ではその黒幕とはいったい誰なのか ここからが今回のレビューの本題なのですが まず大前提として黒幕はすでに登場していると勝手に思い込みます でないと予想のしようがないですから そう仮定すると怪しい人物が浮かんできます まずは前回前々回と登場している 公安の捜査員。薫と同期のような会話がありましたが。。 それに何も現場のことがわかってないような理事官 そして一番怪しそうな警護課第4係課長 ここで考えなければいけないのは黒幕の動機 なぜその人物は警察の機密情報をテロリストたちに流しているのか お金のため?単なる愉快犯? 私は違うような気がします このドラマの中で何度か出てきている台詞 「この国はテロへの警戒が甘すぎる」 それをいくら現場の緒方(堤真一)たちが上に言っても 上層部は何も行動を移そうとはしない 被害が出てからでないと上は動かない 黒幕の動機はまさにそれではないだろうか テロへの危険を認識させるために 多少の犠牲が出ないと上層部は動かせないと思い わざとテロを起こさせようとした それを裏付けるように前回と今回の犯人たちは 犠牲を必要最小限にとどめようとしているようにも見える 今回のリーダーは結局誰一人傷つけることなくテロを実行し お金を持って逃げようとも思っていなかった 「行動することに意味がある」と言い残して 黒幕もわざとそういう人物を選んで情報を流しているのではないか でもそのワリには相変わらず緘口令(事件を口外しないこと)で 一向に事件は世の中には伝わらない 課長が緒方に言ってました「今回も緘口令だそうだ」 一見自分の定年まで問題を起こしてほしくないような事をいっている彼も 実は内心今のSPのあり方については納得していない節がある 「俺に言われても仕方ない」 などがその現れのようにも感じる こんな風に理論を積み上げていると新たな可能性にたどり着くことがある 今回もこのレビューを書いている最中にもう一人怪しい人物を発見した 課長よりももっとストレートに今の警視庁に不満を持っている人物 でもなぁ彼が黒幕だとしたらあまりにもショッキング!! でもストーリーとしてはかなり面白い展開になるのではなかろうか 皆さんもいろいろ思いを馳せてみてください 次から新章ですね 評価 ☆☆☆☆☆ このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[2007秋クールドラマ] カテゴリの最新記事
|