朝日新聞の土曜日に、beという別紙があって、そこにSONGというかつてヒットした歌にまつわるエピソードをまとめた、特集があります。
これ知った歌が多くて、いつも楽しみに読んでいます。
その中に、『池上線』が載りました。
この歌、私は知りませんでした。
聞いたことがあるかな、程度でした。
池上線は、東京都品川区の五反田駅と大田区の蒲田駅とを結ぶ東京急行電鉄が運営する鉄道路線です。
昭和51(1976)年に(作曲・唄:西島三重子 作詞:佐藤順英)が大ヒットし、この池上線の名が日本全国に広がったという歌です。
(引用してはいけないのでしょうが)この歌詞を読んで、なんだか、とても懐かしい思いがしました。
♪古い電車のドアのそば
二人は黙って立っていた
話す言葉をさがしながら
すきま風に震えて
いくつ駅を過ぎたのか
忘れてあなたに 聞いたのに
じっと私を見つめながら
ごめんねなんて言ったわ
それで、どんな曲なのだろうと思ったのですが、新聞では曲は出てきません。
それでこの歌詞だけが記憶に残ったのですが、この朝日新聞のSONGを取材して、1時間番組にして、BS朝日で放送しています。
これも偶然、番組表をみていたら、『池上線』が出ていました。
それで、歌をしっかり聴き、池上線の駅を見、この曲がいかいしてヒットしたかを知り、
いよいよ好きになりました。
♪終電時刻を確かめて
あなたは私と 駅を出た
角のフルーツショップだけが
灯りともす夜更けに
商店街を通り抜け
踏切渡った時だわね
待っていますと
つぶやいたら 突然抱いてくれたわ
金曜日、その池上で私の大先生とお会いすることになり、五反田駅から池上駅まで電車に乗りました。そして池上駅で降り、ああここなのだ、と思いました。
フルーツショップと商店街は、歩きませんでしたが、前のマンションから、池上駅を撮りました。