お茶の木に、実がなっていました。1つの実の中に1粒から5粒くらいの種子が入っています。一番多いのは3粒のようです。
地図記号で、茶畑を表現するのに、、3つの小さな丸(点)を山の形に並べて示します。
静岡の地形図にはたくさん茶畑の地図記号を見ることができます。
また、茶の実紋と家紋にもなっています。それも40種類以上の茶の実紋が生み出されているようです。
最近は、茶に実がなる前に茶にするので、実の存在感は薄いようです。
イヌビワ(犬枇杷)です。たくさんの実がなっていました。
「イヌビワ」は「イヌの(=小さい、つまらない)ビワ」といった意味なのでしょうが、実はビワのなかまではなく、イチジクの仲間です。
緑から、赤く美しい状態(写真)を経て、黒く熟した実のようになります。
実のようなというのは、じつは実のように見えているものは「花嚢(かのう)」といい、「花をつける袋状のもの」といった意味で、この内側にたくさんの花が咲いているのです。 イヌビワの花序には、他の多くのイチジク属植物と同様に、イチジクコバチ科の蜂(イヌビワコバチ)が寄生します。
いくつか割ってみたのですが、出てきませんでした。
ハナズオウ(花蘇芳)に、たくさんの平べったい豆果がなっていました。
花は紅色から赤紫(白花品種もある)で、長さ1cmほどの蝶形花です。
開花後、長さ数cmの豆果をつけます。今はまだ緑色ですが、秋から冬にかけて黒褐色に熟します。花蘇芳の名は、花がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているためです。