|
カテゴリ:独学
アダム・スミスの「道徳感情論」を読んでみた。 学問の延長線上に、社会システムのあり方を論理的に 突き詰めていこうという発想には、共感できる。 最近の僕は、これまで人類がすでに考え、 理論を形作ってきたことを 今更ながら本気で考えている。 利己的な個人の行動がよいと認められる為には、 第三者から見ても共感を得られるものでなければならないし、 第三者である「公平な観察者」が同感でき、 第三者の目で見るということで、 常識(良心)=各人で共通している感覚(正義の感覚)は 形作られるというようなことが書いてあった。 さらに、そういった中で、 内なる道徳を持つフェアプレイの世界である社会が 形成されるとされる記していた。 いかに、共感の連鎖を生みだし、 幸せや希望を循環させられるかが、 今年の僕にとっての一つの課題となりそうだ。 不景気だから、お金を流すことが大切なんだろうけど、 政府は、幸せや希望を循環させることを まず最初にすることだと思う。 そんなことも思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.03 18:07:55
コメント(0) | コメントを書く |