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カンボジアのバッタンバン郊外の南西約25km。ここには,ワット・プノン・サンポーという寺が建っている山がある。昨年の8/27の日記の画像増強版である。
水田が広がる広い平地の中に山がいきなりポツンとある。 この山の頂上に寺がある。結構,切り立っている。 ふもとには,小さな食堂や質素な民家が並んでいる。 そこを抜けて登るのだ。そこまで乗ったバイタクの兄ちゃんはガイドも兼ねているので一緒に登った。大学生の22歳だ。名前は,“OK”と名乗っていた。 上りは結構きつい。距離も長そうだ。しかも,このときは天気が良くかなり暑かった。5分ぐらい経っただろうか。OK君が「休もう!」と言いだした。「え?まだちょっとしか歩いてへんやん。」(もちろん,関西弁で言うわけないが)しかし,OK君は息も絶え絶え…「しゃあないなあ~」 今までの経験だと,こういう場合は私がしんどくなって「休もう!」と言うことがある。現地の人は,体が自然と鍛えられて,ふつうに強い。しかし,OK君体力がない。以前の日記でも書いたのだが,その後に,いくつかの山を登ったときはついて来なかった。下りたら,ハンモックで寝ていたり,座っていることが多かった。まあ,登る前に細かい説明はしてくれてはいたので,別に不満はなかったが,話し相手がほしかった… OK君については,昨年の8/29の日記で紹介している。 山には,キリング・ケイブという,ポル・ポト時代に虐殺されて放り込まれた大きな深い洞窟がいくつかあった。上から見たところだ。かなりの高さ(深さ)がある。 これは,多数の遺骨だ。粛清という名の下に大虐殺が行われたのだ。洞窟の上から落とされもしたようだ。約3000人も殺されたようだ。 洞窟内には,遺骨や遺品が多数置いてあった。 一番大きな洞窟内には,寝仏があった。 山の中腹には,こんな仏像も建っている。下の石には,クメール語で多くの名が刻まれていた。 ほかの洞窟にも,仏像があり,奉ってあった。 寝仏は,外にもある。やはり,多くの名前が刻まれていた。 こんな売店があって,簡単なスナックや飲み物,土産物が売ってあった。客より,店の家族の方が多いが… 漢字が書いてあるので,中国系の寺院か?とにかく,仏像があちこちにある。それだけ,ポル・ポトの行為が残忍だったということか? 急な崖のようなところに売店があった。「なんで,こんなとこに!?」と思ったが,ちょうどのどが渇いて手持ちのペットボトルのほかに何か飲みたくなった頃だった。「なるほど!」いいタイミングで店があるのだ。 崖から落ちたら,一貫の終わりだ。 山中の薮をかき分けて進むと,砲台が現れた。街の方を向いている。ロシア製とドイツ製(だったかな?)だそうだ。そのまま放置してあった。ハンドルを回してみると,ちゃんと動いて砲台の角度や向きが変わった。タイヤもパンクしていない。丈夫なのか?見せるために手入れしてあるのか?? それにしては,手前は草木だらけだった。 やっと,着いた!!山頂にある,ワット・プノン・サンポーだ。 山から見下ろした風景。平原に水田が広がる。山があまりないのだ。地平線も見える。 OK君は,あちこちで携帯で動画や静止画を撮りまくっている。私が撮影したり見学している光景も撮っている。そういえば,私が最初会ったときも,携帯で行くところを先にたくさん見せてくれた。私が先に見た画像は,欧米人だったが,私を撮った画像は日本人の客がいたら見せるつもりなのだろうか?あとで聞こうと思いながら忘れてしまった。来るのは欧州人が圧倒的に多いらしく,日本人はあまり案内したことがないらしい。 それにしても,いつも途中から1人で撮りまくっている。かといって,その間,私はヒマではない。私は私でVTRとデジカメで撮影だ。時には携帯のカメラも登場する。たいていの場合,ガイドなどと一緒にいると,どんどん進んで行って急ぐことが多いのだが,ゆっくりとすることができて,私的には,ちょうどよかった。 下りだ。欧米人もいたが,家族などの団体で来ている地元人も多かった。しかし,みんなゴムゾウリか裸足だ! 下りたふもとの売店で一休みだ。登る前にも休んだが… ちゃんと食事をした!奥に見えるうちわは,例の“DANGER MINES(危険地雷)”だ!(4/9の日記参照) やはり,ビアー!! えびせんだ! ポル・ポトの残影はあちこちに残っている。まだしばらくは,消えることはないだろう。 このときは,デジカメで2000枚以上,VTRで16時間弱も撮影した。この時点で過去最高だった。あとで整理するのがたいへんだ。ここにUPするのは,何枚かずつで比較的簡単だが,本サイトには全てを整理してからUPするので,このときからUP作業が全く進んでいない… ↓ はげみになります クリックをお願いします!! よろしくです!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ こちらも! クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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