フィギュアスケートを死なせたくない……（ブログ版）

Yahoo!USAでニュースを見てみました。

英語は苦手だし、あまりたくさん読んだわけではないけど……何となく、プル様に対して敵意と言うか、悪意と言うか感じるような気が……。

まあ、それも当然ですか。

ライサチェックの『金』に噛み付いているのですから（個人にではなく、採点方法とかフィギュアのあり方に対してだけで、ライサチェックに対しては何もないと言っていますが）。

女子の記事は「キムヨナが圧勝」「他の人間とは次元が違う」みたいな感じでしょうか。

私の見た記事だけで言えば、真央ちゃんのことはたった一行。
「自己ベストを更新した……その後に僅差でロシェットが続いた」くらいですか。

史上初の３Ａを３回決めたことなど、スルーでした。

キムヨナに関しては大きく扱っているのに、銀の真央ちゃんは名前と得点を短く羅列するだけの下位選手と全く同様の扱い。

米の長洲未来選手に対しても同様。
これって変な感じだな……
米の記事なら、長洲未来をもっと大きく取り上げても良さそうなものだけど。

また、ショートを終えた時点での記事では３Ａを決めたことを取り上げていましたが、「女子の３Ａは男子の４回転に匹敵する」「しかし、フリーで完璧に決めてもヨナにはかなわない」
とあったのはみましたけど。


う～ん、まあ、真央ちゃんの快挙を大々的に扱って、プルシェンコの問題をほじくり返されたくないでしょう。

真央ちゃんを褒める＝プルシェンコの問題に触れずにはいられませんから、

まして、キムヨナの得点がおかしいとでも言おうものなら、ライサチェックの金もということになりますからね。

ライサチェックの金を不動のものにするためにも、ここはキムヨナを「美しい」と絶賛するしかないでしょうね。
今のフィギュアは「技術ではなく、美しさが最優先」で、それを美しいものが勝者であると。


真央ちゃんの氷上バレエのような美しさ、優雅さ、指の先まで気を抜かない表現力のすごさは、同じくバレエをやっている人間にしか感じないのかな。
ヨナの動きも少ない、ポジションも汚い、あちらの方がひきつけられるものなのだろうか。
音楽を消して並べて比べてみると、両者の違いは圧倒的なんだけど。