1265920 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フィギュアスケートを死なせたくない……(ブログ版)

フィギュアスケートを死なせたくない……(ブログ版)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

フリーページ

日記/記事の投稿

サイド自由欄

バックナンバー

2024/05
2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11
2023/10
2023/09
2023/08

カレンダー

2010/05/25
XML
カテゴリ:その他

5月12日スポーツ報知 城田憲子のコラム「フィギュアの世界」
4回転に賭ける~エフゲニー・プルシェンコと、ジャンパーたちの執念(その1)

5月18日スポーツ報知 城田憲子のコラム「フィギュアの世界」
4回転に賭ける~エフゲニー・プルシェンコと、ジャンパーたちの執念(その2) 

からのつづき

5月25日スポーツ報知 城田憲子のコラム「フィギュアの世界」
4回転に賭ける~エフゲニー・プルシェンコと、ジャンパーたちの執念(その3)

五輪や世界選手権で、4回転ジャンプに挑戦した猛者たち-。エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、ステファン・ランビエル(スイス)、そしてブライアン・ジュベール(フランス)。シーズン終了後、彼らを中心としたアイスショー一座が、欧州を中心に世界中を回っているという。その名も、「キングス・オン・アイス」。「4回転を跳ぶ、俺たちこそがキング!」そんな自負を込めてのネーミングだろう。

 この夏には、ショーのメンバーの一部が日本にもやってきて、やはり五輪と世界選手権で4回転に挑んだ日本の高橋大輔らとも共演予定。日本には他にも、小塚崇彦や織田信成といった4回転を成功させているジャンパーがいる。若い世代でも、町田樹、無良崇人、羽生結弦らが練習ではどんどん4回転にトライし、次のシーズンにはジャンパーの仲間入りをしようと狙っている。

 日本版「キングス・オン・アイス」がどんなメンバーでのショーとなるかはわからないし、ショーであるから競技会ほどみんなが果敢に4回転を見せてくれるかは分からない。しかしシーズンオフから、「4回転を跳んでこそキング!」、そんな機運は日本でも世界でも高まっていきそうだ。バンクーバーでは久しぶりに4回転なしの五輪チャンピオンが誕生したというのに、実は男子界、選手たちの間では「やはり4回転!」という空気が日に日に濃くなっている。

 今年3月の世界選手権(イタリア・トリノ)で大輔が、成功はなかったものの4回転フリップに挑戦し、4回転を跳ばないパトリック・チャン(カナダ)のチャンピオンを阻止して見せた。また、カナダのケビン・レイノルズをはじめ、4回転にチャレンジし、成功する若手選手も目立った。

 彼らはジャンプ以外の技術が未熟なため、「跳ばなければ勝てない!」という気持ちで果敢に挑戦してくる。そしてジュベール、ケビン・ヴァン・デル・ペレン(ベルギー)など、高橋同様6・0点満点時代、4回転時代を知っている選手たちもベテランらしい粘りを見せて跳び、ジュベールは五輪で手にできなかったメダルを得ることもできた。若手にしてもベテランにしても、実は男子選手たちの多くが、「やはり男は4回転!」という気持ちを、五輪のあの結果を受けたのちも忘れないでいてくれたのだ。

 彼らには、4回転を跳ばずに勝つことよりも、「4回転を跳んでこそ王者」というプルシェンコの態度に共感するところが大きいのではないかと思う。やはり彼の、スポーツとしてのフィギュアスケートに向かう気持ち、「五輪のチャンピオンたるべきもの、4回転ありき」というスタンスには私も大きく感銘したし、選手の闘志も見る人の心も、大きく動かしたのだろう。バンクーバー五輪イヤーのプルシェンコの奮闘は、決して無駄ではなかったのだ。(続く)


だらだらと三回目まで続けてきましたが、今のところ「4回転万歳」のようですね。

この後、「しかし」……と逆接の言葉が続きそうな予感がします。

 


今のフィギュアの現状を広く知ってもらい、正すべきを正したいと望んでいます。
このブログの趣旨にご賛同いただける方はブログランキングへの投票にご協力をお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ

なお、現在 → http://usagiban.blog130.fc2.com/ に移転作業中です。
そちらにも同じ記事をアップします。コメントはそちらでお願いします。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010/05/25 05:12:43 PM
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.