フィギュアスケートを死なせたくない……（ブログ版）

世界選手権女子シングル、浅田真央選手のFSのラジオカナダのフランス語解説です。
http://www.youtube.com/watch?v=HFJTAHfN-OQ&

遅くなりましたが、日本語字幕がついたものがアップされましたので……^^;;

中略

「彼女は表彰台を狙えるか？彼女なら全て可能です。さあ、見てみましょう」

「さあ、トリプルアクセルです」

3A　跳ぶ (GOE 0.60)

「大丈夫です！素晴らしい！！」

「続いて通常、彼女は２回目を跳びますが......」

3A + 2T　跳ぶ (実際にはDGされ、2A+2T判定　GOE -0.48)

「3A!　続いて2T! 素晴らしい!!!!」

「3Aを2回も!　しかもひとつはコンビネーションで」

「他にこのジャンプを跳べる女子スケーターはいません」

「彼女はマキシマム(最高難度)に挑戦しています」

「さあ、続いても難しいジャンプ」

3F + 2Lo　跳ぶ  (GOE 0.20)

「3F!! そして2Lo!!」

「つづいて素晴らしい、フライングシットスピン!!　回転も速く、ポジションも美しい!!」

 (コンビネーションスピンLv4 GOE 0.40)

「ポジションチェンジ時も素晴らしい！」

「なんと素晴らしいアラベスク!!　この柔軟性をご覧下さい!!」

 (スパイラルシークエンスLv4 GOE 1.60)

「なんて極上のスパイラル!　足も高く上がっています。これは加点がつきますね」

「シュプリーム(＝絶妙、崇高、荘厳)」

3Lo　跳ぶ (GOE 0.20)

「トリプルループ!　成功!!」

「祈っている......そして」

3F + 2Lo + 2Lo　跳ぶ (GOE 0.00)

「3F + 2Lo + 2Lo、3連続ジャンプ！！」

「彼女の祈りが伝わるようです」

「さあ、3T!!　成功!」

3T　跳ぶ (GOE 1.00)

「さあ、これから何を魅せてくれるのでしょうか」

「さあ、イーグルからの......」

2A　跳ぶ (GOE 1.40)

「2A!　しっかりコントロールできています!」

「このジャンプはこの選手なら寝ていても跳べるでしょう」

(コンビネーションスピンLv4 GOE 0.50)

「素晴らしいシットの姿勢から、手と共に表現しながら立ち上がる信じられないポジション......」

「さあ、ステップです!!」

「彼女の全ての力を注ぎ込まなければなりません」

「神技のようなステップです。　考えられる最高の技術を目にしています」

「奇跡のようです」

氷の上の異物が映るが、浅田選手、うまく避けて通る。

「お? 氷の上に何かおちていますね」

(ストレートラインステップLv3 GOE 0.90)

「アラベスクからポジションを替えてのスピン」

「さあ、スピンポジジョン!　続いてエッジのコンビネーション!」

「エッジを変えてシットスピン」

「そこから片手ビールマン!!」

(足替えコンビネーションスピンLv4 GOE 0.80)

演技終了。

「なんと見事なパフォーマンス!!!」

「とんでもない!!　まさに芸術!!　これはとてつもない点数が叩き出されるでしょう!!」

「なんと見事なパフォーマンス!!!」←2回目(笑)

「高い順位が期待できるのは間違いないでしょう」

「驚異的な得点が出るのではないでしょうか」

「今までたくさんの表彰台を逃してきましたが、今度は一位になるのではないでしょうか」

「PCS(演技構成点)も並外れているでしょうね」

(PCS 62.48　←キムヨナ選手のPCS 65.04)

「彼女は我々が考えられる最高の演技を、完璧に滑りきったのです」

「彼女はこのプログラムで偉業を成し遂げました」

「彼女にしかできないでしょう」

演技のスロー再生

「さあ、もう一度見てみましょう」

「最初の3Aです」

3A　跳ぶ (GOE 0.60)

「片足着氷しています。完璧ですね。このジャンプが跳べるのは彼女だけです」

3A + 2T　跳ぶ (実際にはDGされ、2A+2T判定　GOE -0.48)

「回転も十分、そして2T、素晴らしい！　メルベイユ(最高の出来)」

「アラベスクのようなスパイラルの素晴らしい柔軟性!!」

「そして、圧倒的な存在感!!」

「続いて3F + 2Lo + 2Lo のコンビネーションですね」

「彼女はルッツを入れていなんですね。彼女は3Aがあるからいらないね」

「現在韓国のキムヨナが190.79でトップですが、彼女は既に133.13点を出して事がありますので勝てるでしょうね」

得点発表

「129.50、彼女のパーソナルベストには4点ほど足りません」

「しかし、トータルでは197.58、7点ほどキムヨナを上回りました」

「嘘だろ......信じられない......。こんなに低いなんて」

「この演技をしてキムヨナを超えられないなんて、どうなっているんだ！？」

大絶賛ですね。

「素晴らしい芸術性と最高の技術を兼ね備えた素晴らしいパフォーマンス」

キムヨナ選手の第二の母国と言われ、「フィギュアクイーン」と呼んでいるカナダですら、この解説……

中国ですら、キムヨナ選手の演技にはあからさまにテンションが下がって、その高得点に不満、そして明らかに上回ると思っていたコストナー選手の低い得点にも納得が行かない様子。

さらに浅田真央選手の「DGされた二回目のトリプルアクセルは良かったのに、点数が低い」とはっきり解説してくれました。

日本に至っては荒川静香さんの解説……「(浅田選手に対して)完璧です」などの声が編集されたという疑惑も。(←これはまだ実際の映像を見比べて検証していないので何ともいえませんが)

浅田真央選手の母国であるはずの日本の報道は一体どうなっているのでしょう？

「できばえが悪かった？」

「ジャンプ以外の全てがダメ？美しく滑ろうと言う心がない？」

「スケートを一から学ぶべき？」

ひどすぎますね……。

この浅田真央選手の素晴らしい芸術性を感じ取れる心があって良かった……心の底からそう思います。

素晴らしい感動をありがとう！！