追憶

堀北真希主演のドラマが始まりました。漫画がベースの料理対決ものだということですが、原作の漫画は私は読んだことがありません。
　原作は堀北真希のイメージとはちがい、もっと生意気でうるさく威勢のいい女の子かもしれませんね。そういうキャラの人が演じたら、ほんとうにマンガになってしまって私は見ないでしょう。
そういうのなら、アニメのままやったほうがマシでしょう。
　生きがいいながらも、落ち着いて悩んで解決していく、という真希ちゃんのスタイルに期待しています。まだちょっと鉄板がイタに付いてないような感じもしますが、いつも一所懸命の彼女なので回を追うごとに鉄板少女っぽくなっていくのでは。
　ただ気になったのは、料理のポイントとなるテクニックや工夫に関する部分がこのドラマの核になるはずだ、と思っていたのですが、そのことがあまり描かれてなかったので、思ったより見ごたえがなかったという印象になってしまいました。「美味しんぼ」とか、NHKの朝ドラでちょっと前にあった「ほんまもん」とかでも、料理そのものが核になって視聴者を納得させていたではないですか。
　今回で言うと、お好み焼き「ブタ玉」につける父親秘伝の”たれ”の説明や、アカネが勝負にしたダシ汁に対する工夫、オリジナリティの説明が全くなかったのは残念でした。
　今後は、料理に対する描写を丁寧にしてほしいと思います。
でもまあ、娯楽ということで、期待しています。